今日の料理(こだわりがないのがこだわり)

フードリテラシーに沿いつつも、なるべく夢のある料理や飲食をジャンル・国境・時代・時間をボーダレスに越えて書いています。

水羊羹ってこうやって作るのか。

2016年09月09日 | スイーツ
あんこが嫌いなんだけれど、でも夏だし、ふと、水羊羹が食べたくなった。

でも、量販店で買うとヤケに缶臭かったり、甘過ぎたりするので、考えた挙句作る事にした。

で、煮てある餡子を探したが、売っていなくて、小豆が売っていた。
(ここからかよ~と思いながらも)
とりあえず、粉寒天も売っていなかったので、棒寒天と共に手に入れ作ってみることにした。
(そんな高くない)

小豆は1度洗ってから、先ず1回かぶるぐらいの水で沸騰直前まで茹でる。

沸騰する直前に水(カップ1ぐらい)を入れ(←「びっくり水」・・・内部まで軟らかくし、皮が縮みづらくなる効果が期待される)、10分ぐらいしたら、茹で溢して、3回ぐらいザルを代えて水で洗い、アク抜きを行い、

又、4~5倍の水を入れ(餡子だけ作る時はかぶるぐらいの水)、弱火で1時間~2時間煮る。


その間に寒天を水洗いして、水につけ、かるく戻しておく。


砂糖を本来は豆と同量らしいが(お菓子って結構、砂糖を入れるんだな~って)、自分はとにもかくにも甘いのが苦手なので、半分以下で計量(最初は薄く、後で調整出来るし)。


豆が指先で潰れ、上面の水分が少なくなってきたら、上記で計った砂糖を2回に分けて入れ(硬くなるから分けて入れる)

好みの硬さまで煮て、更に砂糖と塩で味を調整(冷えると甘さが薄く感じる事も注意!!)、少し煮て

※本来なら寒天を水煮して、餡子を入れて更に薄くなった味の分に砂糖を足すのだが、砂糖をそんなに摂りたくないので、残った汁に寒天を小さく千切って加え煮溶かし、本来ならここで1回濾すのだが、まあいいや。

粒餡子(好みでコシ餡でも、個人的にはコシ餡が好きだが、今回は粒餡にしたかった)を加えて、本来ならここで砂糖を加えるのだが、甘いものが好きではないのでなし(それでもかなり砂糖は入っている)。

型に流し込んで(漏れない缶とか器にした方が良い

荒熱が冷めたら冷蔵庫へ入れて冷やし固め完成。

大量に食べられて嬉しい。

増粘剤や酸化防止剤が入った市販の餡子や、便利な寒天パウダーもあったが、先ず、基本の作り方をなんとなくおさらいをしておくと、食べ物への感謝の念が違うかな?って。

毎年1回は作れれば。








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