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英語脳をつくる!~日本人はいかに効率良く英語を学べるか~

英語学習に関する事いろいろです。日本人がいかにすれば実用英語を身に付けられるか、その最短距離を考察!

英語コラム(13)

2006年01月26日 | コラム
面白いもんですね ~。文法用語が好きな人って、世の中どのくらいいるんだろう。文法と読解ばかりやってる人をたまに (よく・・・かな?) 見かけます。

概して教師系の人に多いんですけど、そういう方たちの口からは、流暢に文法用語がスラスラ~っと出てきます(当たり前か)。「第5文型!」とか「ネクサス構文!」とかよく言ってます。

とても頭の良い人に教えたり、そういう人と議論したりするなら、それで良いんですけど、苦手意識を持っている人にも、となると自分はちょっとゾッとして引いてしまいます。別に文法用語アレルギーといったような持病は持ってないんですが、何だかやたらそういうコトバが多いというか何と言うか・・・。

文法用語って、ひとつの記号なんですよね。それを聞くと、ある文法事項がパッとアタマに浮かんでくる。システマティックに学ぶのには必要だから覚えなさいって。

でも、最初に学び始めるときには、ゴチャゴチャしてよくわからないときがあるのも事実でして、もうちょっと工夫してくれても良いんじゃないって思うのは、結構、重複的な用語が多いからなんですよ、きっと。

上で出した、①・「ネクサス構文」や、②・「第5文型」の他、③・「SVOC」、④・「意味上主語・述語の関係」なんてのがあって、微妙に違いはあっても、どれも大ざっぱには似たような概念を表しているんですね。

実用英語の文法に関する限り、独断と偏見で言わせてもらえば、ズバリ、④だけありゃぁいいんです。③はもしかして必要かも・・・くらいで、①と②は、とりあえず要らんでしょう。こういうちょっとした無駄コトバを減らす努力をするだけで文法に対する偏見はかなり解消されるはずなのに、何故かインテリな識者たちはこのことに気付かんのです。というのは、文法用語を使うと、どこかIQが高くてカッコ良く見えるからです。

でも本当は違います。できるだけ平たいコトバだけで説明して理解させようと努力している人の方が何倍もアタマを使っているのです。文法用語って、どのくらいミニマムに押さえ込むことが可能なんでしょうか。

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