時のそとがわ

毎朝の新鮮な風を頭の方にも通し、なるべく悔いのない夜を迎えたいと思い、日々感じる事をまとめています。

おばさん雑記「時のそとがわ」その339

2010-12-01 19:09:29 | Weblog
その339
尖閣や朝鮮半島のこのところの騒動で、(この期を逃してなるものかと←おばさんの解釈)国はまた「自衛隊」を出そうという。 演習や訓練、防衛装備品等への金額は大きい(機密性も高くて都合よさそう。←警察(保安)の武器は否定してません。) 虎視眈々活躍の場を求めるのも当然。          でもおばさんは大体「軍隊=抑止力」に疑問なのだ。 あのアメリカもやられた。(←‘9.11多発テロ’。←わざとやられたかも?だけど…)        あの時はとにかく 悪として殲滅されるべく生まれた国や民族がある訳ではなかろうとおばさんは単純に思ったものだ。世界のあちこちにある不平不満に‘無視’を続けていると、彼らは「俺たちを見てくれ!」とある日爆発の声を挙げて仕返しする。 勿論彼らに今すぐ満足をもたらすことは出来ないが、「希望」ならそんなに時間は掛かるまい。 本来なら(←軍産複合体の都合がなければ)、「弾より希望」を…なのだろう。        (余談…核テロを恐れているアメリカには北朝鮮のウラン濃縮施設(発電の為と北朝鮮の言う)は応えたのでは?  ある日ワシントンまで届くミサイルが出来たぞと飛ばして来るかもしれないけれど、それまで黙って見ているんだろうか…?)

そう、先日まで憂慮していたのは対テロ戦だった。 ところが最近は「国対国」…。 現代におけるこの問題の難しさの一つは愛国心の存在だと思う。 愛国心は深く本能に根ざすもの。「負ける」「屈服する」…など国のプライドにとって耐え難い事。   しかし、その愛国心が往々にして「政治利用」される事には注意して欲しい。つまり、国ではなく‘少数の国家権力者’による国民扇動手段としての「愛国心」には、警告を発したい。
そして、自分の故郷を思うのは「私」、それを乗り超え、世界の市民として行動することが「公」…人類は、そんな新しい時代を切り開いていかねばならないことに もう気づくべきだ。  国益の為に、短期的には折れてみせることも有りなのだと。 
「愛国心」について宋文洲(経済評論家)氏がNHK「学問爆問~中国入門」で言った。  …「国の中にいて愛国心を言う奴にロクな奴はいない。外へ出て行って言う‘愛国心’は本物だ。」(…よく言ってくれた。)  また宋さんは…国籍に関わず人(個性)として考えようと。例えば「多国籍家族」も有り…。   一方で番組では「様々な文化、民族宗教があること 多様性の豊かさを失ってはいけないね」…との考えが共有された。    
しかし‘世界市民’新時代…、今のようなマスコミ状況では、それは永久に不可能だろう。ところが情報分野は既に激動の時代に入った。 例えば例のウィキリークス、日本…警視庁のものとみられるテロ捜査の書類流出…。 情報ダダ漏れの時代、マスメディア(政府と言ってもいい)が、情報(機密の必要の「有る無し」も含め)をブロックする力がなくなった。(←神保哲生談)(ネットだと、間違い情報にはすぐ修正が入るそうだけど。)    勿論、誰にも秘密、踏み込んではいけない部分はあると思う。 今は あるべき情報の形への過渡期、その入り口…なのだろう。     しかしとにかく私達は、国民であると共に「世界市民」として、意識を変えていかざるを得ないのではなかろうか?

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