グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

大学入試センター試験のあり方を考える

2017年01月15日 | 日記
今日の全国紙は昨日の大学入試センター試験問題と正解が11ページに亘って掲載されていた。
本日の掲載分は国語、英語、社会(地理、歴史を含む)だったがなかなか良くできている。
問題は難易適度に取り混ぜられ出題範囲、問題形式も広範、多様である。
解答はマークシート方式だから多少運不運があるかもしれないがあれだけの量だから実力が結構点数に反映されるように思う。
それにしてもいつも思うのはセンター試験の実施時期である。
厳寒期で降雪も心配しなければいけない時期にやらなければいけない理由が分からない。
例えば、前年の秋では具合が悪いのだろうか。
各大学の個別の試験日程に近づけなければいけないのだろうか。
受験勉強は決して短期間に集中して行うものではなく根気強くじっくり取り組むべきものだと思う。
天候の心配も少ない、暑さ寒さの影響をあまり受けない良いコンディションの下で試験日程を組むことは不可能ではないと思うのだが・・・。
そうそう、センター試験そのものの廃止論も出ているようだがこれも理解できない。
独自の選抜方式を望む大学があってもいいのだがセンター試験との併用やセンター試験結果の重視だって大学にとって立派な選択肢だろう。
もしセンター試験に改善点があるのなら順次変更していったらいい。
センター試験は基本的にはいい制度なのだから工夫を加え上手く育てていってほしいものだ。