狂電関人の写真庫

狂電関人本人のこれまでの写真のストックを思うまま徒然に表現。お立ち寄りの際には一言コメントをいただけると幸いです。

非電化を流離う 弥生の章一八 雪割く尾根

2018年07月31日 09時48分09秒 | 国鉄・JR 東北

いよいよ渓谷部に分け入る。

まだまだ雪深いとはいえ、山肌に随分と春の気配を感じる。



雪を切り裂くような黒い尾根は、何とも力強い棟方志功画伯の版画を見ているよう。



2018年弥生 会津水沼 D5


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真夜中の静と動

2018年07月30日 08時57分44秒 | 徒然鉄ネタ

大学2年時のこと。

倶楽部のメンバー三人で真夜中の奥多摩へ。

終電後の静まり返る駅傍のヤードに居並ぶ古豪たち。

信号が開き次第、順次山を下っていく。



ホッパー車の轟音が止むと、

再び静寂が訪れ赤色信号が老体の顔を怪し気に浮かび上がらせる。



1982年奥多摩 KR

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始業前

2018年07月29日 08時53分03秒 | 徒然鉄ネタ

今では様々な理由で夜中の車庫は静まり返っている。
高校に入って最初の冬に企てた、未明のチャリ撮影ツアーはこうだった。
自宅⇒南福岡電車区⇒竹下客車・気動車区⇒貝塚車庫⇒香椎操車場。

確か廣田さんの写真だったかと思うが、何条にも敷かれたヤードのレールが緑銀に照らされる中
たった一両の緩急車のみが佇んでいる風景。そんな風景を探しに香椎界隈へ真夜中にチャリ旅敢行。

残念ながら、往きの駄賃を欲張り過ぎて香椎に着く前に夜が明けてしまった。
そんなロングラン自転車撮影行の中から、「始業前」の構内の風景を2題。



421、423、481などそれぞれのMG音が夜明前の構内に響き渡る。



一方、竹下では82系のおおよどが車内灯も煌々と仕業前点検に余念が無い。
その傍で、同僚のまつかぜはまだ夢の中。
アクセルオンでおおよどの紫煙がゆっくりと夜空に立ち上る。

一番列車始業前の各区構内には、電関人をわくわくさせてくれる空気が漲っていた。

1978年冬 

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非電化を流離う 弥生の章一七 冬から春へ

2018年07月28日 11時55分46秒 | 国鉄・JR 東北

朝陽に輝く森からヨンマルが顔を出す。



冬、完全なモノトーンに支配されていた木々は

やがて冬芽を膨らませ仄かに色彩を帯びてくる。

もうそこまで春がやってきている。

柳津 D5

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デデゴイのうた 重連の謎

2018年07月27日 11時55分47秒 | 徒然鉄ネタ

70年代後半に一時定期重連となった1ㇾさくら。

それは明確なことなのだが、、、



問題は、重連だったのは鳥栖から先の長崎本線なはずが

重連でホームに入線するカットが残っていること。

だとすれば、門司から重連できたのか?甚だ疑問。

もう少し足を延ばして、走行シーンをとも思ったのだが

寧ろ出発時のダブルイグゾーストの咆哮を狙いたくて鳥栖駅に留まった。




1976年? 鳥栖駅 1ㇾ

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