内閣総理大臣として、日本を終戦に導いた鈴木貫太郎翁が、関宿の地で亡くなってから今年で70年となります。野田市では、郷土の偉人である鈴木貫太郎翁を偲び、功績を再認識する機会として、企画展・資料映像の公開・ギャラリートーク・講演会の記念事業を開催します。
鈴木貫太郎記念館は、財団法人鈴木貫太郎記念会により昭和38年開館した施設で、現在は野田市教育委員会が管理運営しています。終戦時の内閣総理大臣として活躍した鈴木貫太郎に関する資料が譲治展示されています。入館料は無料で、休館日は月曜日と年末年始。
<鈴木貫太郎記念館企画展>
鈴木貫太郎翁の終戦時の心情について、吉田茂とマッカーサーの往復書簡から紹介します。
開催期間 8月7日(火)~11月4日(日)
開館時間 9:00~17:00
開催場所 鈴木貫太郎記念館
※所在地:野田市関宿町1273
TEL:04-7125-1111(内線2655)
(野田市教育委員会社会教育課)
休館日 月曜(祝日は開館)
内 容 宰相鈴木貫太郎の終戦時心情-吉田茂・マッカーサー往復書簡から-
首相として日本の戦後復興に尽力した吉田茂と、GHQ最高司令官とし
て日本の戦後統治に大きな影響を与えたダグラス・マッカーサー、一
度は耳にしたことがある名前です。今回の企画展では、その二人が、
新聞に鈴木貫太郎翁が語った内容をめぐりやり取りした書簡を展示
し、貫太郎翁の終戦時の心情について紹介します。
<映像資料の公開(二・二六事件タカ夫人の証言)。>
二・二六事件の際に鈴木貫太郎侍従長官邸襲撃の現場にいたタカ夫人が、当時の様子について後年語った肉声を基に作成した映像資料を公開します。
開催日時 8月7日(火)~
開催場所 鈴木貫太郎記念館ロビー
内 容 二・二六事件の際に鈴木貫太郎侍従長官邸襲撃により、貫太郎翁が凶
弾に倒れ一命を取り留めるまでを目の当たりにしたタカ夫人が、後年
語った肉声を基に作成した映像資料となります。
所要時間 約12分
<ギャラリートーク>
鈴木貫太郎記念館の常設展及び企画展を学芸員が解説します。
開催日時 8月15日(水)、8月30日(木)、9月14日(金)、10月16日(火)
各回とも10:00~11:00
開催場所 鈴木貫太郎記念館
申込・集合 不要、当日鈴木貫太郎記念館ロビー集合
<記念講演会「鈴木貫太郎の信念 『木戸幸一日記』を通して」>
開催日時 8月12日(日) 10:30~12:00(開場10:00)
開催場所 いちいのホール・小ホール
※所在地:野田市東宝珠花237-1
TEL:04-7198-1111
講 師 望月雅士氏 (早稲田大学教育学部講師)
定 員 120名(当日先着順)
対 象 どなたでも
費 用 無料
申込み 不要で、当日先着順
主 催 野田市教育委員会社会教育課、関宿公民館
その他 手話通訳、磁気誘導ループあり