セヌヒマ

日本の古典芸能好きのりえこが、
日常を綴ります

事後報告

2011-11-29 14:36:26 | 日記
ついにパソコン壊れました。

ブログの更新がすっかり滞ってしまい、申し訳ありません。


23日にあった“よしの会”のおさらい会はなんとか無事に終えることができました。

私は長唄・日舞でそれぞれ2、3番ずつくらい出演させてもらったのですが、唯一三味線で出ていた『ねずみ車・みぞれ降る夜』では、
出だしから三味線の糸が切れ(しかも後ろで後見をしていた先生にしばらく気づいてもらえなかった)、激しく動揺しながら代えの三味線で弾き続けると、今度はネジが緩んでまたもや弾けなくなるという不運に見舞われました。
ほとんど出番なし、見せ場もなしの一曲でした。一緒に弾いていた姐さん方に大変ご迷惑をおかけしてしまって申し訳ない限り……

踊りで初舞台だった二才の姪っ子ユメちゃん。
リハーサルは機嫌良く踊ってくれていたものの、当日は最高潮に機嫌が悪かったとのこと。
出番前には楽屋周辺にユメちゃんの「いや~!!」の声が響きわたっていました。

着物は着替えてくれていたものの、髪を結ったり、化粧をするのは全力で否定。
どうなることかと周りをハラハラさせていたものでしたが、ユメちゃんの出番一つ前に踊った5才の女の子(ユメちゃんの親分)に触発されたか、自分の出番になると自ら舞台に出ていって、堂々と踊っていました。
「将来大物になるかも」と周囲の人談。


そんなこんなで私は我が子の様子を気にしつつ、舞台に上がったり着替えたりで、なんとか一日を終えました。



出演者の皆様お疲れ様でした。

そして見に来てくださったお客様方、本当にありがとうございました。

長唄での私のお披露目曲『蜘蛛の拍子舞』がその日の最後の番組だったのですが、「最後だからお客さん少ないだろうな」と思って気楽に構えていたら、幕が開いた瞬間、思いのほかたくさんのお客様方が残って見ていてくださったので、かなりびっくりしました。

大変ありがたいことだと思っております。

今後とも、よしの会をよろしくお願いいたします。

新しいメンバーも増えたことだし、今後もさらに盛会にしていけたら良いなぁと思っております。

ご案内

2011-11-20 16:08:59 | 日記
先週金曜日に子と共に無事、自宅へと戻りました。
が、今度はオーバーワークのため家人がダウン。
感染症だった場合のことを考え、今日は再び実家へと舞い戻ったのであります。
トホホですな。


さて、お知らせです。
今月23日、長崎は“メルカつきまち”のイベントホールにて、
“よしの会”のおさらい会が催させます。

近隣の方、お時間あります方ございましたら、是非お越しください。

1時始まりで入場無料。
二部構成となっており、一部は日本舞踊、二部が長唄・三味線となっております。

詳細が気になる方は個人的にでもこちら宛にでも、ご連絡ください。
ご案内が遅くなってしまい、申し訳ありませんでした。

ただいまネット環境がよろしくないため、ブログの更新が滞っておりますことを、重ねてお詫びいたします。

ふたまた

2011-11-09 13:57:11 | 日記
二才になる姪っ子・ゆめちゃんは今度の“おさらい会”が舞台デビュー。

着物も踊りも案外好きそうなゆめちゃんですが、唯一母の頭を悩ませていたのが、
ゆめちゃんが足袋を嫌がって履いてくれないということ。

どうやら足の親指と人差し指が分かれるのが気持ち悪いようで…。

稽古の間は裸足でよくても、今度の会の時に足袋を履かないわけにもゆかず、
「足袋っぽい白い靴下をどこかで探してこようかしら」と言っていた矢先、先日の稽古の時にようやく履いてくれたらしいです。

喜ぶ母


ちなみにその日、遅ればせながらゆめちゃんへの誕生日プレゼントを渡した私。
直接 稽古場へは行けないので、母に託しました。
中身はキティちゃんのマフラーと手袋。

「本人もとても喜んでいた」と、義姉からお礼のメールが届きました。
しかしメールによると、ゆめちゃんは最初、手袋を足に履こうとしたそうな。


ああ、なるほど……
 


私が渡した手袋が、ミトン型の手袋だったものだから、たぶん、足袋と間違っちゃったんだね……。

文化的な一日を

2011-11-04 11:49:05 | 日記
文化の日だった昨日は、三味線と鳴り物の“つぼ合わせ”の日でした。
会の当日お世話になる鳴り物さんと(小鼓、大鼓、太鼓など)合同練習みたいなものです。
会も近くなり、稽古の回数が増えています。私の練習は追いついていません…。


この日は家人に子を預け、稽古場へ。
家人にまるっきり子を預けるのは初めての機会でしたが、楽しみながら子をあやしてくれていたようで、子も機嫌よくしていたようです。
思った以上にうまくやってくれていたので、今後も積極的に子守を頼もうと内々に思います


“つぼ合わせ”は予定の時間よりも大幅に延びてヒヤヒヤしましたが(早く帰宅しないと子の授乳時間に間に合わないので)、その分、色々な事を教わりました。

鳴り物のお師匠さんは現在下関に住んでいらっしゃるものの、若いときから長いこと東京で活躍されていた方なので、『正統な』長唄を知ってらっしゃる方です。

どうしても地方にいると、長唄の唄い方が訛ってしまうのは仕方のないことでして…。
三味線&唄の出始めのタイミングや、唄い方のイントネーションまで、細かく教えてくださいました。
大変ありがたいことです。

さて、問題はこれが会本番までに直ってるかどうかなのですが