セヌヒマ

日本の古典芸能好きのりえこが、
日常を綴ります

イマジン

2010-10-31 18:04:53 | 日記
昨日、家人の運転する車の助手席に同乗していた時のこと
前方を運転していた赤の軽自動車が、急に左に進路をかえ、道路脇に停車しました。
結構迷惑な場所に急に止まったその軽自動車を避けるべく、
後続車もまた急なハンドル操作を余儀なくされたわけです

マナーの悪い運転手が大嫌いな家人は、「なんだ、あの運転手は」とブツブツ言いながら通り過ぎ、軽自動車の運転席を見てみると、30代後半の女性が携帯画面を覗きながら一心不乱にメールをしていらっしゃる

「メールしてたら、そりゃ自分の車がどんなに他の車に迷惑をかけているのか気付かないだろうよ」と、さらに怒り心頭の家人。

まぁ確かに、マナーのないドライバーがいると、運転席で感じるストレスは、助手席で感じるものをはるかに凌ぐものでしょう。

と、そこで私。
「想像してごらんさっきの赤の軽自動車に乗っていたのは、二宮明子さん(仮名)、39歳。彼女は未婚で、現在、結婚相手紹介サイトに登録しています。これまで数回お見合いパーティに参加するも、良縁はなし。しかし先月行ったパーティでは42歳のなかなか素敵な男性と良い感じになりました。顔はいま一つで離婚歴はあるものの、年収はそんなに悪くない。明子さんはすっかり気に入って、連絡先を交換し合い、先週彼とデートするところまでこぎつけたのです。明子さんにとっては自分をアピールできた、まずまずのデートだった思ったのですが、残念なことに、3日たっても彼からのメールは一切きません。『やっぱり私のことなんか、どうでも良かったのかしら』と、気が気でない毎日を送っていた時、彼からようやくメールが来たのです。……はい、それがさっきのメール。いま明子さんは必死に彼のメールを考えているとしたら?」

「そっかぁー。それじゃあ、仕方ないよね うまくいくと良いよね、明子さん…」と家人。



そして、今日。 家人の運転する車の助手席に同乗していた時のこと
バス停傍の、非常に迷惑な場所に停車したプジョーの車で視界が遮られ、右折したかったものの、後続車が見えないためになかなかタイミングがつかめなかった家人。苛々していらっしゃる

プジョーの運転席をみると、40代の男性が、これまた一心不乱に携帯メールをしています。
「メールするためにあんな場所に停車するのか…」と、またまたボルテージが上がりそうな予感。

で、すかさず私。
「想像してごらんあのプジョーに乗っているのは、田川義之さん(仮名)44歳。彼ら夫婦にはなかなか子供が授からず、長いこと不妊治療していました。そしてついに10年もの努力が実って、二年前、可愛らしい女の子を授かったのです。…ところが、可哀想なことに、その女の子は重度の心臓の病気を患っていることがわかったのです。娘の治療費を稼ぐため、義之さんは昼夜を問わず働きました。昼は金持ちの運転手、夜はガードマン。そしてついに治療費の600万円を稼いだのです。今日がついにその心臓手術の日なのですが、エゴイスティックな雇用主の金持ちは『手術中は娘の傍についていてやりたい』という彼の休日願いを聞き入れず、仕事先への運転を命じたのです。仕事の合間、彼は妻からの連絡を待ちます。手術は果たして成功したのか、否か……ところがどれだけ待っても携帯電話はならない。やはり病院では電話はつながらないのか?ではメールでは?……義之さんが不安と焦りで落ち着かない時、彼の電話に突然メール音が響いたのです。 ……はい、それが今の車の中だとしたら…」


「そっかぁー。それじゃあ、仕方ないよね。うまくいってると良いね、子供の手術…」と家人。




とどのつまり、一体私が何を言いたいのかと申しますと、
人生には物語とファンタジーが必要なんだなぁ………って、そういうこと

ヨガと物産展

2010-10-29 18:45:27 | 日記
ようやく、風邪から解放されたようで、
鼻が呼吸器としての機能を回復してくれました。
(まぁ、油断するとつぅーっと鼻汁が出ることがたまにありますけれど。)

10月上旬の祭りの頃の忙しさとこの度の体調不良により、
1か月あまり足が遠のいていたヨガ教室に、久しぶりに顔を出しました。


一か月もヨガを怠っていると、さすがに体も硬くなっておりましたが、
(お家ヨガすらしていなかった)
呼吸を通しながら体を動かして、「どうでっか??」と我が身に問いかけると、
「ボチボチでんなぁ~」とちゃんと答えが返ってくる。

体調崩した後には、必ず「やっぱり健康っていいよなぁ~」「自分の体が愛おしい」って気持ちになるもんだから、やはり小さな病を患うのも時には必要なことなのかもしれません。
(そうでもしなければ我が身を愛しめないっていうのも確かに問題ありですが)


日中、だいぶ気温が落ちて今日も肌寒い一日でしたが、
ヨガ教室内の至る所にできた小さな陽だまりの中に身を置くと、その部分だけがポカポカしてなんだか心地いい


心身ともに病み上がりの身は、ヨガでだいぶリフレッシュできました。
とはいえ、ヨガ回数券の有効期限があと4日ほどしか残ってないので、近日中にまた行かねばなりません


帰り道、街のデパート内で催されている『京都物産展』に行ってみました。
この前京都行ってきたのに、また物産展にも行きたいのか、という声が聞こえてきそうですが、
好きなものはしょうがない
会場内に広がる、お香とかほうじ茶とかの香りのまじりあったのを嗅ぐと、それだけで幸せな気分になってしまうのだから。

というわけで、別段なにか欲しいものがあったわけでもなく、ただただ香りを嗅いで、
京都っぽいもので目を潤したら、それだけでエネルギーがチャージできた気分。


手ぶらで帰るのもなんだし、渋川栗の甘納豆を買おうかな、どうしようかな…と悩んでいたら、
栗の場合、栗納豆と呼ぶのだろうか、いや、一つの商品名の中に「栗」と「豆」が混在するのはおかしいなぁ……そもそも製法そのものは納豆とまるで異なるはずなのに、なんで豆の砂糖漬けを甘“納豆”と称するのか……なんだかものすごく気になって、買い物どころではなくなったのであります。

きのこのこのこ

2010-10-26 19:27:06 | 日記
先日、友人の買い物に付き合って名古屋の東急ハンズに行った時に見つけてしまいました。

『もりの なめこ農園』

なめこが自宅で育てられるきのこ栽培キットです。
シイタケの栽培セットなどは時折見かけることはありますが、なめこは初めて。

値段もさほどお高くない(1300円ちょっと)。
持って帰ることの負担は頭をよぎりましたが、甘美な誘惑に負けて、ついつい購入してしまいました。

支払の間、脇で待っていてくれた友人たちは何故か爆笑で、
「名古屋まで来てなめこ栽培キット買う人はなかなか珍しい」とのこと。

まぁ、言われてみればそうかもしれません
でも欲しかったんだから仕方ないや

友達も笑ってくれたし、家人も喜んでくれたし、私としては大変満足であります。
後はガーデニング好きの家人に全面的に任せておけば、数週間の後には我が手を汚すことなく
自家栽培のなめこが食せるわけです。


んー…楽しみ

家人が立派に成長させてくれたら、我がことのように自慢げにブログにアップしましょうね。




風邪ひき再京都、1

2010-10-25 14:03:53 | 関西いろいろ
今日は朝からお稽古。
稽古場のある扇屋さんに一番のり。やる気充分かと思いきや、さにあらず、ただただ稽古開始時間がわからなかっただけです。
(確かに9時20分の到着は早すぎたような気がします)

しかしながら師匠が見えられるまでの時間を自主練習にあてられ、かえってよかったようです。

先生がおみえになって稽古つけて頂いた後も「覚えてるやん」と、取り敢えずの及第点はいただけたようです。


さて、稽古場を後にして、お昼ご飯はネパール料理屋さんに入ってみました。チャキチャキのネパールっ娘がカレーを運んでくれる『YAK YETI』というお店。

錦市場付近にありますが、町名に詳しくないので、それ以上の詳細は分かりません(・・?)


カレーにアチャール(ネパールのお漬物だそうです。)生春巻、サラダとライス・ナン、デザートで980円。
ナンはサクサクして香ばしい。カレーは甘めです。
この日の日替わりカレーはオクラとチキンでした。