制作日記

描く、１日中ただひたすらに描く。小屋の内面から外側ファザードへアトリエの中では物凄く大きい巨大壁画だが森の中に置くとこれでも案外小さく感じるかもしれない。ここからは体力と精神力の勝負。

制作日記

金沢主計町での展示は開催中ですが昨日からまた福井の金津創作の森での制作に戻っております。
しばらくは集中して一気に描くことにする。何故かスケールが大きくなるほど制作スピードが上がる。
昨日は150号ぶんはある面積を無心で描いた。

かなざわ燈涼会「菊乃や」

かなざわ燈涼会。「菊乃や」さんでの「趣膳食彩」無事終了。三人の工芸作家による器で盛られた食事をいただき宴の後にはお土産としてそのお皿を箱書きされた共箱に入れて差し上げる。器も食事も設えもかなりスペシャル。12名のお客様には特別な体験となり大満足して楽しんでいただけたようです。
ポールボキューズの料理長による創作が旨過ぎました。ありがとうございます。
かなざわ燈涼会自体は本日より日曜日までの三日間の公開となります。
ベンガラの壁面に赤い絵と青い軸、キリッとした照明を当てていただき美しくなりました。

かなざわ燈涼会

かなざわ燈涼会設置。菊乃やさんでは明日夕刻より「趣膳食彩」がありますが、一般公開は明後日からです。金沢で最も美しい町である主計町、歴史地区での建物への展示は面白い。燈涼会自体は金沢における「工芸」が主なテーマだが僕は絵画における工芸性、または「かざり」という方向から考えている。
会期は短く明日を含めても４日間、金沢近郊の皆様どうぞよろしくお願いします

制作日記

制作日記その５ 　
延々と防腐剤を塗り拭き上げ続けて一週間…やっと防腐処理終了。そして今日の午後になってようやく木を組んでみる。屋根のカタチになっただけで急に進んだ気がする。でもまだこれからが描画の本番。
やっと楽しくなってきた。疲れるけど充実した日々です

金津神社へ御参り

レジデンス(滞在型制作)しながらサイトスベシフィックな作品をつくり始めてから必ずおこなっている地元神社(教会やお寺も含む)への参拝。
その土地の霊的なカミへの挨拶を忘れてはならない。
挨拶も無しに突然作品をおっ立てたりしたならばヘタしたら土地を汚がしてると思われるかもしれない
怪我しませんように作品がうまくいくように…作ったものが受け入れられますようにとまず祈り願うことです。

制作日記四日目

屋外展示作品のため全ての板に防腐剤の塗料を塗る。
色んな色があるので絵具のような感覚でキシラデコールを塗っていく。重要な下仕事。

滞在制作二日目

金津創作の森での制作二日目。作業内容は昨日と一緒でひたすらに板を磨く。
単調な作業だが枚数があまりに多いので大変だ、140枚…途中から無心の状態？で何も考えず勝手に体が動く…
しかしアトリエからの眺めが素晴らしい。
森の中で森を描くのです。

制作初日

金津創作の森での制作初日は今年の岡本太郎賞入選作家の菊谷君に手伝ってもらいました。140本の木を切りサンダーをかけて整える。頼れるアシスタントのおかげで僕は途中からひたすらにアトリエの清掃…
場所との交流はまず掃除から　すると良い「気」を呼び込めるような気がするのです
床もガラスもピカピカに。これで明日から気持よく集中出来る

天空

１日だけのお盆休み。久しぶりに帰省した友人家族と鶴来の獅子吼高原へ、ゴンドラであっと言うまに山頂エリアへかけ上がる、爽やかな風が心地よい。やはり山はいい。帰りは麓の昆虫館へ、小さな子供のいるファミリーにはありがたい所です。