愛媛県バスケットボール協会 審判委員会

愛媛県バスケットボール協会 審判委員会からのお知らせ

平成29年度兵庫県成年女子強化試合(ON THE COURT CUP 2017)

2017年07月06日 | 研修会報告

                       審判講習会 参加報告書

                                               平成297月3

                                            報告者  菊池 哲也  

この度参加しました、審判講習会について報告します。

講習会名

(大会名)

平成29年度兵庫県成年女子強化試合(ON THE COURT CUP 2017)

参加者

(報告者)

 菊池 哲也(所属カテゴリー)ミニ連

期 日

平成29年 7月 1日(土)  から  平成29年 7月 2日(日)

会 場

兵庫県立総合体育館

講 師

近畿ブロック上級審判員ほか

参加者

近畿ブロック・四国ブロック・福井県各審判員

報告①

□ 講義

□ 実技講習

■ ゲーム

 

□ゲーム  関西学院大学 対 立命館大学

主審  柳生 志乃氏(兵庫県 S級)

副審1  菊池 哲也(報告者)

副審2  下東 綾 氏(福井県 B級)

コート主任 佐藤 公彦氏(兵庫県 元A級審判員)

■プレゲームカンファレンス

3POのメカニクスと協力の確認を行った。それぞれのプライマリーエリアの意識は大切であるが、メカありきではなく自分のエリアで捉えられたものをしっかりと判定することを確認した。

■ミーティング

自分のプライマリーエリアから始まるポストの手の使い方や異質な体の当て方に対して、もっと積極的に判定しなければならない。良い位置取りで判定できたものについては、やはりグッドコールにつながっている。グッドコールを増やすためにも、視野の当て方やプレーの捉え方に工夫が必要である。また、残り時間が少なく接戦の場面でトレイルの位置が高くリードからは不安に感じることがある。もっと危機意識を持って位置取りをすることが必要である。

報告②

□ 講義

□ 実技講習

■ ゲーム

 

□ゲーム  奈良学園大学 対 北翔大学

主審 菊池 哲也(報告者)

副審 大田 令菜氏(大阪府 B級)

コート主任 園山喜一郎 氏(島根県 元AA級審判員)

■プレゲームカンファレンス

前日の反省も踏まえ、手の使い方や体の当て方に対して2人で協力してしっかりと判定すること、動きながらの判定にならないこと、リードの時に自分から遠い方のアウトオブバウンズについては、しっかりとアイコンタクトを取ることを確認した。

■ミーティング

学生同士の激しいゲームであった。最初から基準をしっかりと示す笛を吹けていたのは良かったが、時々判定がこぼれていた部分があるのでそこをしっかりと判定できるとなお良かった。また、ドライブの時に足元が気になるのかどうしても目線が下に下がってしまうことがある。目線を上げて全体を捉えられるような見方をしてほしい。

報告③

□ 講義

□ 実技講習

■ ゲーム

 

□ゲーム  立命館大学 対 山形銀行

主審    仲埜 弘幸 氏(福井県 A級)

副審1  村田 尚美 氏(大阪府 A級)

副審2  菊池 哲也(報告者)

コート主任 生島 匡氏(兵庫県 A級審判員)

■プレゲームカンファレンス

3POで吹くことに全員が慣れているわけではないので、まずはしっかりと自分のプライマリーエリアをしっかり頑張ること。また、センターになった時は自分しか見えないプレイが起こるのでしっかりと責任を持って判定すること。プレイの始まりから終わりまでをしっかり捉えられるように、アングルや位置取りを工夫しながら頑張っていこうということを確認した。

■ミーティング

リードに入った時、セットアップポジションからクローズダウンするのが遅いので、どうしてもローテーションのタイミングが遅れる。そのためにトレイルとセンターも困ってしまう場面があった。もっと早く予測して動き出すことが必要。(クローズダウンは、ローテーションの予備動作の一つである!)ファウルを判定した時に、笛を鳴らすタイミングが遅く、ベンチからはAOSではないかとアピールがあった。もっと早く判定して笛を鳴らすこと。学生上位チームと実業団トップチームとのゲームであり、色々な場所で難しい事がたくさん起こる。しっかりと良いアングルで自分のプライマリーエリアにいるオフェンスとディフェンスを捉える事が大切である。

所感

国体に向けた成年女子・実業団・学生のレベルの高いゲームを経験させて頂き、今の自分の力や課題を知ることができ大変ありがたいと感じました。また、3POでもレフリングをさせて頂き、たくさん貴重な経験をさせて頂きました。

しかし、このレベルが国体のゲームレベルだと考えると、プレイの理解・予測・ゲームにマッチした判定・良いアングルと位置取り等、自分自身もっと努力をしないと国体のコートに立てないのではないかという不安も感じました。

えひめ国体まで、あと100日を切りました。まず、ノミネート最終選考をしっかり頑張って、えひめ国体のコートに立てるように最大限努力したいと思います。

最後になりましたが、今大会の派遣にお力添え頂いた愛媛県審判委員会、帯同させて頂いた成年女子チームの関係者、大会主催者及びレフリー関係者の皆様に厚く御礼申し上げます。

ありがとうございました。



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