奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

奄美での濃密な生活

2020-04-15 11:01:21 | 暮らし
世の中コロナ禍で大変な日々が続いているが奄美でも色々と影響がでている。
島では感染は広がっていないが、それでも名瀬のほうでは外出する人たちは
マスクを着用しているようだ。
やはり用心するに越したことはない。
我が家のまわりではどうかと言えば、三密(密閉・密集・密接)とは対極の生活を送っている。
言わば「NO密な生活」を送らせて頂いております。
まず我が家の戸は網戸だけでいつも開けっ放し!
ありがたいことに奄美はそれでも寒くない(場合によってはちょっとは厚着するけれど)。
2月から宿泊予約のキャンセルの連絡がボチボチ来たかと思ってたら最近は全くお客が来ない。
時たま近所のペンションブルーエンゼルに遊びに行く以外は誰とも接触しない。
だから感染のしようがない。
ありがたいことです。
このヒマな時間をどう有意義にそして濃密に過ごすかという事が目下の課題であります。
まずは農作業か?



先日紹介したようにパッションフルーツの花がさかんに咲いている
これらを手作業で受粉させていくのだが、花の咲くタイミングはばらばらである
夕方まで待って一気に作業しようとしても途中でしぼんでしまう花もある
そうなるとこまめにビニールハウスに入り受粉させるしかない
最近は朝昼夕方と1日3回作業をしている
何せヒマなものだから
そういった努力をコツコツ続けることにより咲いた花の受粉率は格段に向上した



その結果こんなに実がたくさんついた
近年にない豊作の予感である
1日10個以上の花の受粉をかれこれ2週間以上続けているから少なくとも
100個以上のパッションフルーツが収穫できるということだ
これらをあーりーばーどの宿泊客の皆さんの朝食に出すことになる
実が熟して収穫してさらに甘さが増すまで熟成させて食べ頃になるのは
7月くらいか?
それまでには安心して奄美に遊びに来られる状態になっていてほしいものだ




野菜作りにも怠りはない
先日買ってきたのはトマトとスイカの苗
例年は最初の実を付けたころに最初の台風が襲ってきてすべてを
枯らしてしまうので今年は少し早めに植えることにした



台風で野菜が全滅してからまた植え直そうと思っても、その時分はもう苗木が
お店では手に入らない
したがって自分で種から苗を育てておく必要がある
何度も痛い目にあって得た生活の知恵である




ここ最近強い雨と風が数日おきに襲ってくるので種が流されてしまわないよう
天気予報と風向きの予報に注意しながら場所を変えなくてはいけない



今、最も熱心に行っているのは芝生作り
5、6年かけて種から育てているのだが今までにかけた種代がしゃれにならない
素直に最初から四角い芝を買ってきて貼り付ければよかったのだが、もう
ここまできたら意地でも種を蒔いて育てる
毎日頻繁に水やりを行い、這いつくばって雑草を退治する暇つぶしには恰好の作業である
時間が腐るほどある今回はうまく芝生が広がるかもしれない

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