誰も悪くないのに、ものすごく悪い結果を呼び寄せる会話というものが存在するのを体験した事があるでしょうか。
例えば、こんな話。
あなたにはしばらく付き合っている彼女(彼氏)がいます。
ある日、長い付き合いで何でも話せる友人と食事に行きました。その友人に彼女(彼氏)の事を聞かれて、オノロケ気分で少し不満を感じている些細な事を訴えます。この時点では軽い気持ち。ただ、ノロケているとは言われたくない . . . 本文を読む
何か意見の相違が生じたとき、そこには議論が発生するのだと思います。
例えば、Aという意見とBという意見が存在する時、Aの意見を持つ人間とBの意見を持つ人間が議論をして、両方の意見を総合していく中で新たなるCという意見が生じるという流れが、おそらく人類の発展や社会の進歩を生み出してきた議論ではないかと思うのです。
ところが、同じ様な状況で、それぞれの意見を持つ人間が相手を”やっつける”目的で議論 . . . 本文を読む
昨日、○○するか、しないかに迷ったときは”する”を選択した方が良いという事について書いたわけですが、これを実践してみようとすると、それほど単純ではない事に気がつく人もいると思います。
昨日の例にもあげた、”会社を辞める”というのを例にあげると、”会社をやめる”ということを”する”のか、仕事をしないという意味で”しない”を選択したのか、これはその時の状況によって、どちらにも成り得るのです。
そこ . . . 本文を読む
ある程度の年齢になれば、後悔している事の一つや二つあることだろうと思います。私には後悔していることは一つや二つどころではなく存在しています。歳を重ねるという事は後悔を重ねることではないかと思えてきます。
この”後悔する事”、注意深く眺めると大きく分けて2つの種類がある事にお気づきでしょうか。
後悔のうちの一つは、”○○しなければよかった”という後悔。飲み会に行ってみたら、自分の嫌いな人間も参加 . . . 本文を読む
しばらく前の事になりますが、親しい友人から、自家用車を持つという事が一般的な社会人にとって、どれほど金銭的に”損”であるかを訥々と説明された事があります。車検代、保険代などの維持費を考えれば、利用する都度、レンタカーを借りた方が絶対に得だというわけです。そして、そこから展開していく話というのは、そういう状況であるにもかかわらず自家用車を購入する人々がいかに愚かであるかという話になるわけです。
私 . . . 本文を読む
まずは説明抜きに下記の文章を読んでみてください。
"タバコに含まれるニコチンにはヘロインと同等の依存性があります。”
この文章を読んで、内容が理解できましたか?
ちなみに私は今回ここで喫煙の是非や嫌煙権について論じるつもりはありませんし、健康についても論じるつもりはありません。上にあげた文は、あくまで情報というものについて考える一つの面白い例として取り上げてみました。
多くの人が理解 . . . 本文を読む
幼い頃の出来事で、今でもよく覚えている悔しい記憶があります。今風に解釈すれば、さしずめ”トラウマ”だの、幼い心を傷つけられてその後の人格形成に影響を与えた実例だのという事になるのでしょうが、私は単純に”学習経験”、あるいは”教訓”と思っています。
さて、あれは私が純真無垢な幼稚園園児の頃の事です。田舎で育った私の場合、幼稚園へは電車で行かねばなりませんでした。今のように家の外が危険視されていな . . . 本文を読む
宗教というのは人によっては敬遠すべきもので、人によってはそれがすべての拠り所であったりもします。日本の場合、どういうわけか宗教には関心がないか、関心がないフリをした方が知識人ぽく見えるという面があって、そのことから漠然と宗教を敬遠する人が多いように感じます。
特に、イスラエルとパレスチナをはじめ、イラクでのシーア派とスンニー派の争いなど”宗教紛争”と呼ばれる紛争を見せつけられると宗教というも . . . 本文を読む
インターネットというのは非常に便利なツールであって、何らかの情報を探すときの労力はインターネットが無かった時代とは比較にならないほど低減されました。特に旅行については有益な情報が多く入手可能で、渡航直前に現地の渡航中の天気予報を入手することもできますし、宿泊予定のホテルの情報をチェックしたりすることも昔に比べれば楽になりました。
ところが、インターネット情報に特有の問題点というのもあります。いや . . . 本文を読む
突然ですが、あなたにとって、最近の旅のテーマは何だったでしょうか。名画の鑑賞、世界遺産を訪問する、ペンギンを観察する、異文化との交流、いろいろあるのかもしれません。私もお客様からその方の旅のテーマを聞かせていただく事もありますし、そういうテーマがあると旅の楽しみもひとしおかもしれませんね。
私自身はどうであったかというと、いつもテーマは後付でした。あまり深く考えずに、どうしてその国を行き先に . . . 本文を読む