旅のウンチク

旅行会社の人間が描く、旅するうえでの役に立つ知識や役に立たない知識など。

第5回スーパーカブでタイ第3日=再会の旅路

2010年10月24日 | 旅の風景
いよいよ本日からバイクで走り始めます。荷物をまとめて宿を出発。昨日朝食を食べた食堂で再び朝食を摂る事にします。昨日は”Same"と私の注文に便乗した皆さんも今日はメニューを見ながらそれぞれに注文をしています。食事を終えて席を立とうとすると、宿のおかみさんが”チェンマイに何日間居るの?”と尋ねてきました。”今日、チェンライに出発します”と答えると、”残念ね”と。

バイクを受け取り、ガソリンを補給して市街を抜け、チェンライへ向かいます。天候は晴れ。気温も高くて、時々寒く感じるチェンマイからチェンライへ向かう途中通り抜ける山岳地帯でも特に寒いと感じることもありませんでした。

この山岳地帯で、参加者の一人から”下りで120km/h出ていた”との証言が飛び出しました。さすがにメーターが壊れているのではないかという話になって、一人が駐車中のスピードメーターを覗いてみると、駐車中でもスピードメーターの針は20km/hを指していたのでした。とはいえ、100km/hも出した記憶はありませんので、単純にプラス20km/hを指しているわけでもなさそうです。4台のうち、1台のスピードメーターは当てにならないという事が確認できたのでそれで良しとしましょう。

メカチャンの温泉で少し休憩。足湯に浸かってしばらく過ごした後、いつも立ち寄るメカチャンの食堂で昼食をとります。今年2月のツアーでは向かいのバイクショップで働いているはずのご主人と会うことができず少し心配もしていたのですが、今回はおかみさんが携帯でご主人に電話。まったく英語ができない相手と、ほんの片言しかタイ語が出来ない私が電話で話すという非常に困難な状況に陥ったのですが、ただ1点、帰りは何時かを知りたがっている事が解ったので金曜日であることを伝えておきました。このことが第7日に全員の運命を大きく変えることになるのですが、その話は後日。

メカチャンを出て、メスワイで給油と小休止の後、チェンライへ。何度も宿泊しているゲストハウスへたどり着いてみると、雨期のためシーズンオフで閑古鳥が鳴いています。ここのオーナーは前回のツアー、前々回のツアーとも会うことが出来なかったのですが、今回は久しぶりの再会。今回は再会を喜ぶことが出来る旅となりました。部屋は無事確保。荷物を置いて、歩いてチェンライ観光です。活気のあふれるバザールを少し見て回り、少し果物を買い食いしたりした後、ゆっくりビールを飲みながら暮れていくチェンライの町の風景を楽しみ、今日一日を振り返って各自の感想を語り合いながら、ナイトバザールが開く時間を待ちます。

ナイトバザールでは各自、思い思いに食べ物を調達。3リットル注文てビアサーバーで手元に取り寄せたビールを気ままに飲みながら、それぞれが確保してきた食材を少しずつつまみます。今回、チェンマイのサンデーマーケットで入手できなかったコオロギとバンブーワーム(竹の中に住み着く昆虫の幼虫)を確保して皆さんに提供。既に若干酔いが回っていたためか、意外と皆さん抵抗なく、バンブーワームの美味しさは一気に評判になったのでした。


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1 コメント

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Unknown (sina)
2010-11-03 00:02:03
ブログ再開おめでとうございます。
ってまた命がけの(?)カブツアー、行かれたんですねw
後半どんなハプニングがあるのか楽しみにしていまっす♪

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