第7話:仕訳だけじゃ~わかんねぇ
「簿記って仕訳だけでできなの?」
「仕訳だけでも、貸借対照表と損益計算書を作ることはできます。
「でも、仕訳だけだと問題があるんスよ~」
「お店の取引は1日に沢山あります。」
「ということは、仕訳も多くなるということです。」
<仕 訳>
1日:(現 金)100 / (資本金)100
(現 金)50 / (売 上)50
(通信費)20 /(現 金)20
などなど
「そうか、この仕訳がヅラ~と並ぶわけね」
「そこで、金額の動きを把握できるようにT勘定というものを
つくります。」
(T勘定)
━━━━┳━━━━
┃
┃
┃
「Tバックならいつも履いてるわ」
「Tバックじゃありませんよ」
「このT勘定も、仕訳と同じで」
「左側が借方、右側が貸方となっています。」
借方 貸方
━━━━┳━━━━
┃
┃
┃
「仕訳と同じなのね」
「そして、左の借方に仕訳をしたものはT勘定の左の借方
に記入し、右の貸方に仕訳をしたものはT勘定の右の貸方に
記入します。」
「さきの仕訳を例にやってみましょう。」
<仕 訳>
1日:(現 金)100 / (資本金)100
ここで、現金という勘定があらわれましたね。
よって、この現金のT勘定をつくります。
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
┃
┃
┃
そして、現金勘定は、左の借方に仕訳をしたので
同じように、現金のT勘定の左の借方に金額を記入します。
1日:(現 金)100 / (資本金)100
↓
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
┃
100 ┃
┃
そして、空いているところに、相手勘定の名前を記入して下さい。
この場合、現金勘定の相手勘定は「資本金」となっています。
よって、資本金と記入します。
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
┃
資本金100 ┃
┃
これで、現金勘定は完成です。
このT勘定の記入の意味するところは
まず、現金勘定は「資産」の勘定でした。
よって、簿記のルールによると、資産が増加した場合
左の借方に記入しましたよね。
ということは、現金のT勘定の左の借方に金額100円が書いてあるということは
現金100円が増えたということです。
さらに、相手勘定の資本金と書いてますよね。
これにより、現金100円増えた理由が、出資によるものであることが
わかるのです。
このようなT勘定への記入のことを「転記」といいます。
「どうです?簡単でしょ?」
「う~ん、ドタマ痛くなってきた」
「ちょっと、次回まで睡眠学習するね」
「またか!」
「簿記って仕訳だけでできなの?」
「仕訳だけでも、貸借対照表と損益計算書を作ることはできます。
「でも、仕訳だけだと問題があるんスよ~」
「お店の取引は1日に沢山あります。」
「ということは、仕訳も多くなるということです。」
<仕 訳>
1日:(現 金)100 / (資本金)100
(現 金)50 / (売 上)50
(通信費)20 /(現 金)20
などなど
「そうか、この仕訳がヅラ~と並ぶわけね」
「そこで、金額の動きを把握できるようにT勘定というものを
つくります。」
(T勘定)
━━━━┳━━━━
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「Tバックならいつも履いてるわ」
「Tバックじゃありませんよ」
「このT勘定も、仕訳と同じで」
「左側が借方、右側が貸方となっています。」
借方 貸方
━━━━┳━━━━
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「仕訳と同じなのね」
「そして、左の借方に仕訳をしたものはT勘定の左の借方
に記入し、右の貸方に仕訳をしたものはT勘定の右の貸方に
記入します。」
「さきの仕訳を例にやってみましょう。」
<仕 訳>
1日:(現 金)100 / (資本金)100
ここで、現金という勘定があらわれましたね。
よって、この現金のT勘定をつくります。
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
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そして、現金勘定は、左の借方に仕訳をしたので
同じように、現金のT勘定の左の借方に金額を記入します。
1日:(現 金)100 / (資本金)100
↓
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
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100 ┃
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そして、空いているところに、相手勘定の名前を記入して下さい。
この場合、現金勘定の相手勘定は「資本金」となっています。
よって、資本金と記入します。
借方 現 金 貸方
━━━━┳━━━━
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資本金100 ┃
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これで、現金勘定は完成です。
このT勘定の記入の意味するところは
まず、現金勘定は「資産」の勘定でした。
よって、簿記のルールによると、資産が増加した場合
左の借方に記入しましたよね。
ということは、現金のT勘定の左の借方に金額100円が書いてあるということは
現金100円が増えたということです。
さらに、相手勘定の資本金と書いてますよね。
これにより、現金100円増えた理由が、出資によるものであることが
わかるのです。
このようなT勘定への記入のことを「転記」といいます。
「どうです?簡単でしょ?」
「う~ん、ドタマ痛くなってきた」
「ちょっと、次回まで睡眠学習するね」
「またか!」