花鳥風月・・・気ままな写真日記

ようこそ、どんこの小部屋へ。ゆっくりくつろいでください。
日常を出来得れば自然と融合したいと思っています。
 

橋のある風景(一)硯川(すずりかわ)橋

2006-11-03 | 郷土 荒尾
 平成18年11月3日(金)

 私の市には大きな河川はありません。北部には関川が流れ、これはお隣の福岡県大牟田市で諏訪川と合流して有明海に流れています。
 次は私が良く散歩する浦川です。河川工事がされて川幅が大きくなりましたが、そのために昔ながらの石橋は消えてしまいました。もう一本は菜切川です。これは平山川が合流して市の南東部を流れ浦川同様最後は隣の長洲町の有明海に注いでいます。
 今回は石橋研究所のKURODO@さんやmomomamaさんに触発されて、先ず身近な菜切川の橋の探訪に出かけました。残念ながら我が市には歴史とロマンを秘める石橋はわずかしか残っていません。今ある生活橋を訪ねることも意義がありそうだと思って出かけてみました。

 菜切川の上流から数えて十番目に架かっている硯川橋です。



 元は石橋だったのですが、昭和37年12月20日に改修されました。長さ10.5㍍、幅2.3㍍の小さなコンクリートの上路橋です。



 橋の手前には小さな石橋がありました。手作りの温もりが感じられます。



 以前はこの岩場で洗濯物をしていたと近所のお年寄りが話してくれました。



 ちょっと上流の川幅の狭いところにも飛び石が敷いてありました。



 雨不足で水量が少なく、せせらぎの音も控えめでしたが、橋の先は行き止まりのため通行量はさほど多くありません。
 若い頃、子どもたちとここに写生に来たことを思い出しました。

ここです。硯川橋





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24 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
今日は文化の日 (縄文人)
2006-11-03 09:28:41

おはよう御座います

川のお散歩ですか。
硯川に菜切り川、何やら昔の生活の臭いがプンプンしそうな(悪臭の臭いではありません)そんな川の予感がします。

菜切り川は、おそく川の周辺に田園地帯が広がり、畑で採れた、菜を洗ッたり、それを適宜刻んだりしたので菜切り川・・・・・・と、推測。

硯川は
川そのものが青みかかって見えますが硯石が採れる所と早合点したりして。そして早とちりの縄文人

今日は文化の日にふさわしくよき天気です。
近くの寺で『菊花展』が催うされています。出かけてみようかと・・・。

・菊の香や日照らしており古ぼとけ(石碑)  (縄)

とてもいい! (あぶ)
2006-11-03 09:31:52
私も近くの川から探訪しようと思っています。ただ、あまりにひどい川なのでびっくりされるかもしれません。その中でもいいところ探して見ます。
楽しいコメント (どんこ)
2006-11-03 09:40:00
縄文人さん

縄文人さんの想像力は豊かですね。菜切川は流れを辿っていく周辺の様子からまさにそうだと思われます。
硯川橋はその辺りの地名から名付けられていますが、ここの岩石が硯の原石になったかどうかは定かではありません。今度また地名の由来など機会があったら調べておきたいと思います。
橋はたいてい地名に由来しているようですね。これはどうも全国共通のようです。

菜切川には一つだけお寺さんが架けた妙厳寺橋というのがありました。いつか紹介したいと思っています。
楽しみにしています (どんこ)
2006-11-03 09:43:36
あぶさん

川は特に生活と密接に結びついていますからね。
どんな探訪記になるか、大いに期待しています。
橋の力 (Pachiri)
2006-11-03 09:51:11
橋には飛び石から始まり木橋、石橋、吊橋があり周りの景観や生活さえ変える力を持っています。
生活に密着した橋もありますが中には大金を注ぎこんだ割には利用価値の無い橋が有ったりしますが。
硯川橋は万能地図で見てみますと菜切川の上流のようですね。近じか広い道路も繋がるようにも書いてあります。
賀庭寺古塔群 薬師寺群も近くにあるようで機会がありましたら写真でご紹介ください。

万能地図には (どんこ)
2006-11-03 10:15:46
Pachiriさん

そこまで詳しく載っていますか。旧版では硯川の地名だけしか出ていませんし、他の橋の名前もほとんど記載がありません。私は今回の橋探訪のために昭○社の広用紙大の地域の地図を買いました。それでも全橋を網羅していませんので足で調べています。

もう一つの発見。橋の資料を調べに市役所に行ったら、市道に架かる分しかなくて、県道に架かる分は県の土木事務所、国道のは国交省地方整備局と出向かねば分からないと言うことでした。

「荒尾の橋」として一覧できる資料は役所にはないのですね。管轄は違っても一覧できる資料作りは出来ないものかなと思ったことでした。
古いもの新しいもの (orangutansmomo)
2006-11-03 10:38:05
古いものを上手に残すのって、難しいのかも
しれませんね。
素朴な石橋、いいですね。
実家のそばの三奇矯「猿橋」も見せたいです。

チョロ・ツーちゃんとうちの人の子「かっくん」は、
同じ二年生ですね。
こちらも、よろしくお願いします。
Unknown (momomama)
2006-11-03 10:56:56
おはようございます。橋のシリーズワクワクします。
橋ならどんな橋でも好きです。
硯川橋・・流れが美しく、行ってみたくなりました。

上の方へのコメントにどんこさんが書かれているように、地図は大変ですね。
私は1級河川遠賀川の河口に住んでいて遡上して源流まで橋を辿りましたが、役所ではその地域内なのに管轄が違うと分かりませんね。

でも"名前はありません"なんていわれると嬉しくて自分で名づけます。
因みに長崎の飛び石に”ケンケンパー橋”とつけました。

見たいです (どんこ)
2006-11-03 12:28:59
orangutansmomoさん

橋にかけては全くのかけだしですが、それだけに興味は人一倍あります。もう県内の石橋は先輩がたがとっくに発掘済みでので、私は私なりの素人の探訪でまいります。
今度里帰りされた折は三奇矯「猿橋」の写真、是非見せてくださいね。

チョロ・ツーは夕べから一人で泊まりにきています。
お前の同級生だよと見せたら「エッ、これほんもの?」と聞くので、そうだよ、本物だと威厳を以て答えておきました。
菜切川って・・・ (クラッシック)
2006-11-03 12:34:27
今日は「文化の日」ですね。
「文化の日」は、雨が降らないと母がいつも言っていますが、やはり今日も雨とは無縁の空模様で「雨」を忘れてしまいそうです。

『菜切川』とは、私の実家の前を流れている川のことでしょうか・・・
そう言えば、両隣の市内には大きな川が流れていますが、荒尾には一級河川と呼べるような川がないですね。
海の近くの次は、川のある環境に育ちましたので、意識したことがありませんでした。
小さい頃は、川の水も石ころも砂も当たり前のように美しく、父と大きな網を持って魚を取ったりしていましたが魚を食べた記憶が無いのですよね。

余談ですが、母の実家(南関)は、岩を切り立って流れる川が多いので、砂が無く岩肌を流れる川を子供ながら不思議に思ってましたので、今も記憶の中で印象に残っています。

どんこさんの『花鳥風月』に橋(川)が加わりそうで、KURODO@さんのブログとともに楽しみが増えました。

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