本日の「電源入りました。」

 ジャンクオーディオを修理しては放置するという非生産的なことをやってます。最近飽きてきた・・・

Sony DTC-59ESJ(その2)

2011年08月07日 21時03分15秒 | DATデッキ
 メカ部をメンテしてなんとか動くようになったDTC-59ESJですが、ところどころ音が途切れます。これはメカにへばりついてる秘密の小箱、ヘッドアンプの表面実装コンデンサの劣化が原因と思われます。以前修理したDTC-57ESも同じ症状でした。


 これがそのヘッドアンプ。マッチ箱みたいなシールドケース内に基板が収められております。


 使われているコンデンサは耐圧6V静電容量22μFが5個、35V4.7μFが1個。これを普通のリード型のコンデンサに取り替えます。表面実装型は耐久性に問題がありますので。


 在庫の都合上、16V22μFのものと50V4.7μFのものを取り付けました。4.7μFはちょっともったいないけどファインゴールド。ケース内は結構余裕がありますので、レイアウトをきちんと考えればうまく収まります。


 ヘッドホン出力を絞ると右の音が全く出なくなるという症状がありました。ディテントボリュームというやつでしょうか?こやつを分解清掃。分解には止めピンの頭をルーター等で削る必要があります。


 念のためRECボリュームも分解清掃、超音波洗浄機を使いました。


 紆余曲折がありましたが、再生、録音ともきちんと動作するようになりました。うん、いい音です。


 DTC-57ESと重ねてみました。デザインはDTC-57ESのほうが好きかな。音の違いはこれからゆっくり確認してみたいと思います。


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