歌劇「トスカ」
ジャコモ・プッチーニ作曲
指揮:ズービン・メータ
管弦楽:ローマ・イタリア放送交響楽団撮影:1992年7月
トスカ:キャサリン・マルフィターノ
カヴァラドッシ:プラシド・ドミンゴ
スカルピア男爵:ルッジェーロ・ライモンディ
アンジェロッティ:ジャコモ・プレスティア
教会の番人:ジョルジョ・ガッティ
スポレッタ:マウロ・ブッフォリ
第1幕
聖アンドレア・デルラ・ヴァルレ教会堂
第2幕
ファルネーゼ宮殿
第3幕
聖アンジェロ城
原作の時間系列にそって実際に舞台となった建物で撮影された贅沢な映像作品。
「トスカ」といえばマリア・カラス、マリア・カラスといえば「トスカ」
「歌に生き恋に生き」は、カラスの映画やドキュメンタリー的な番組でも、彼女の人生を象徴するアリアとしてフィーチャーされる定番アリア。
オペラに全く興味のなかった頃ですら、カラスのアルバムだけはなぜか3枚持ってた。
好き嫌いを超越したオペラの王道なのでしょう。
さて、今回の「トスカ」は…。
ドミンゴもライモンディも若いわ~(*^o^*)
まさに脂ののりきった状態。
スカルピア男爵が十八番のバス・バリトンの大御所、ルッジェーロ・ライモンディ♪
CDで聴くことはあっても、実際に動くライモンディを観るのは実は初めて。
演技力や歌唱には定評があるけど。
なに~、あの邪悪なフェロモン(≧▽≦)
ちょいワルどころじゃないわぁ(*^o^*)
自ら歌うように、イアーゴのごとく讒言でトスカの嫉妬心を煽り操るスカルピア。
「行けトスカ」
聖なるテ・デウムの調べとの対比にしびれます。
彼が登場した第1幕後半から第2幕は、むんむんフェロモンにあてられて、正しい判断力を見失う私。
ルッジェーロ・ライモンディがヒュー・ジャックマンに見えてくるからコワイ(^_^;)
ブリン・ターフェルが演じた時は気づかなかったけど(悪口?)、スカルピア男爵はただの悪役エロおやじじゃないわ。
サディスティックで執拗なアプローチにトスカも陥落寸前。
もはや「歌に生き恋に生き」すら、スカルピアに靡いて快楽に溺れていきそうな自分を戒めるために歌ってるように、思えてしまう。
その背景であたかも放置プレイのようにデミタス・コーヒーを飲むスカルピア。
「よろしいな」
勝ち誇ったスカルピアの熱い接吻とフェロモンにトスカも失神寸前。
ドン・ジョヴァンニとドンナ・アンナを観てるようだわ。
そして「これがトスカのキスよ」
敬虔なトスカは淫靡な誘惑を断ち切るために、スカルピア男爵を刺さなければならなかったのよ~(><;)
はい、知ってます(*^_^*)
そんな話じゃありません。
本筋に戻します。
プラシド・ドミンゴの歌唱はもちろん文句なしv(^-^)v
「妙なる調和」「星は光りぬ」の輝かしさったらないし。
キャサリン・マルフィターノとの二重唱も素晴らしい。
キャサリン・マルフィターノはまさにトスカそのままに情熱的に歌い、演じる。
そして最後、聖アンジェロ城の胸壁から身を投げるのだ、「スカルピアよ、神の御前で」と言い残して。
最後に名前を呼ぶのは愛してるはずのカヴァラドッシではなく、スカルピア。
やっぱり…(`∀´)
(もう、いいって(^_^;))
やっぱりこの作品スゴかった(=^▽^=)
しばらく保存版です!
なぜかスポレッタが気になる。
きっと何かでヒロシさんが演ったと見たことがあるのか。
いろいろ探したけど見つけられず…(-.-;)
真偽の程は定かではない。
ジャコモ・プッチーニ作曲
指揮:ズービン・メータ
管弦楽:ローマ・イタリア放送交響楽団撮影:1992年7月
トスカ:キャサリン・マルフィターノ
カヴァラドッシ:プラシド・ドミンゴ
スカルピア男爵:ルッジェーロ・ライモンディ
アンジェロッティ:ジャコモ・プレスティア
教会の番人:ジョルジョ・ガッティ
スポレッタ:マウロ・ブッフォリ
第1幕
聖アンドレア・デルラ・ヴァルレ教会堂
第2幕
ファルネーゼ宮殿
第3幕
聖アンジェロ城
原作の時間系列にそって実際に舞台となった建物で撮影された贅沢な映像作品。
「トスカ」といえばマリア・カラス、マリア・カラスといえば「トスカ」
「歌に生き恋に生き」は、カラスの映画やドキュメンタリー的な番組でも、彼女の人生を象徴するアリアとしてフィーチャーされる定番アリア。
オペラに全く興味のなかった頃ですら、カラスのアルバムだけはなぜか3枚持ってた。
好き嫌いを超越したオペラの王道なのでしょう。
さて、今回の「トスカ」は…。
ドミンゴもライモンディも若いわ~(*^o^*)
まさに脂ののりきった状態。
スカルピア男爵が十八番のバス・バリトンの大御所、ルッジェーロ・ライモンディ♪
CDで聴くことはあっても、実際に動くライモンディを観るのは実は初めて。
演技力や歌唱には定評があるけど。
なに~、あの邪悪なフェロモン(≧▽≦)
ちょいワルどころじゃないわぁ(*^o^*)
自ら歌うように、イアーゴのごとく讒言でトスカの嫉妬心を煽り操るスカルピア。
「行けトスカ」
聖なるテ・デウムの調べとの対比にしびれます。
彼が登場した第1幕後半から第2幕は、むんむんフェロモンにあてられて、正しい判断力を見失う私。
ルッジェーロ・ライモンディがヒュー・ジャックマンに見えてくるからコワイ(^_^;)
ブリン・ターフェルが演じた時は気づかなかったけど(悪口?)、スカルピア男爵はただの悪役エロおやじじゃないわ。
サディスティックで執拗なアプローチにトスカも陥落寸前。
もはや「歌に生き恋に生き」すら、スカルピアに靡いて快楽に溺れていきそうな自分を戒めるために歌ってるように、思えてしまう。
その背景であたかも放置プレイのようにデミタス・コーヒーを飲むスカルピア。
「よろしいな」
勝ち誇ったスカルピアの熱い接吻とフェロモンにトスカも失神寸前。
ドン・ジョヴァンニとドンナ・アンナを観てるようだわ。
そして「これがトスカのキスよ」
敬虔なトスカは淫靡な誘惑を断ち切るために、スカルピア男爵を刺さなければならなかったのよ~(><;)
はい、知ってます(*^_^*)
そんな話じゃありません。
本筋に戻します。
プラシド・ドミンゴの歌唱はもちろん文句なしv(^-^)v
「妙なる調和」「星は光りぬ」の輝かしさったらないし。
キャサリン・マルフィターノとの二重唱も素晴らしい。
キャサリン・マルフィターノはまさにトスカそのままに情熱的に歌い、演じる。
そして最後、聖アンジェロ城の胸壁から身を投げるのだ、「スカルピアよ、神の御前で」と言い残して。
最後に名前を呼ぶのは愛してるはずのカヴァラドッシではなく、スカルピア。
やっぱり…(`∀´)
(もう、いいって(^_^;))
やっぱりこの作品スゴかった(=^▽^=)
しばらく保存版です!
なぜかスポレッタが気になる。
きっと何かでヒロシさんが演ったと見たことがあるのか。
いろいろ探したけど見つけられず…(-.-;)
真偽の程は定かではない。
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