Sotto voce (^-^)

楽しみを待つ事は、それ自体が楽しみ。
そんなカンジの日々を綴ります♪
Non vedo l'ora!

カイリー・ミノーグとTOWA TEI

2005-05-19 01:52:39 | MUSIC
カイリー・ミノーグ乳癌のニュースに驚き。最近お気に入りのTOWA TEIのアルバムFLASHの中のこれまたお気に入りのSOMETIME SAMURAI(ちょうど今もBGM)。feat.KYLIE MINOGUE でキャッチーなメロディーにキュートなカイリーの歌声がサイコーにお気に入りです。ユーロビート世代の私にとってカイリーは定番でもアイドルでもあるわけで。TOWA TEIも「カイリーはしばらく会わないうちに歌がうまくなっていてびっくりした」というコメントでカイリーにもTOWAにもジェラってしまう複雑な心境。そんなカンジで私にとってはまたここ最近ホットなアーティストだったの、カイリーは。それがこのニュースでしょ。びっくり~。
こんな入りでTOWAの話も何だけど。遅れ馳せながらTOWA TEIファンになりました。すごく間の悪いタイミングで。ちょうど英語でしゃべらナイトのゲストでトークにすっかりやられてしまいました。彼のライブ予定はどうよ、広島に来る予定はっ?と息巻いて調べるとまさにその日広島でライブだったよ。今かよっ!て自分で突っ込むしかなかったよね。ジャマイカ行こうかと思ったよ。もうすっぴんだったけど。なんて間の悪いオンナ。自分にがっかりしました。翌日とりあえずこのFLASHとFUTURE LISITENING!購入。FLASHもよかったけど何故か10年以上前のFUTURE LISTENING!がとっても気に入ってしまった。TOWAの感性に10年後れているということでしょうか?いうことだよね。改めて自分にがっかり。がんばって追いつかねば。

ドレスデン国立美術館展―世界の鏡

2005-05-15 23:02:50 | 美術館
昨日たった1枚の絵を観る為にバスで往復9時間もかけて行ってきました。兵庫県立美術館。待っていたのはヨハネス・フェルメール「窓辺で手紙を読む若い女」フェルメール・スタンプラリー、2ポイント目。去年の「絵画芸術」に続きまたも良質の作品がやってきました。ブラボー。実際に絵の前に立つと美しさに本当に感激してしまう。光も布も柔らかで精緻に描き込まれている。今まで図録やテレビで観たときと同じ感想でもあり、でもただその絵画の中の光の眩しさに胸がいっぱいになる。理屈じゃないね。絵画のことは詳しくわからないけどただただ立ち去りがたい気持ち。
レンブラントの「百グルテン版画」も来てた。来てるの知らなかったからちょっと得したカンジ。「ガニュメデスの誘拐」これは悪ふざけ?画面中央で堂々とちびってるなんてある意味感動。枢機卿の房飾りが「アホ」「頓馬」という意味も持つとか。レンブラントにこんなお茶目な作品があるなんて。
ティツィアーノ「白いドレスの女性の肖像」ちょうど先週広島県立美術館でティツィアーノ本人でなくその弟子の作品でお茶を濁されたばかりだったのでなんとなくありがたみが増す。
ダールをはじめとして美しいドレスデンの風景をを描いた作品や、ロイスダールの滝の絵、見応えのある作品が多かった。
マイセン磁器とアジアの手本も実に興味深かった。マイセン磁器とその元になった中国の磁器や有田焼がセットで展示してあった。パゴーテと布袋和尚のようにアレンジが加えられているものや、かと思えば有田焼を忠実に再現しているもの。バラエティに富んだ内容である。中でも私のハートを鷲掴みにしたのはブルーオニオン。元になったそのものではなく時代の下ったものではあるが、並べてみるとわくわくする。柘榴を見たことがないヨーロッパ人が青い玉葱と勘違いしたという話が今までどうもピンとこなかったのだけど、こうして皿を並べられるとああそうだなって納得。最初にブルーオニオンを描いた人の困惑した気持ちを考えると微笑ましくてつい作品の前でくすっと笑ってしまう。
アウグスト強王のローズカットダイヤモンドも目が眩みそうだったけど豪華な礼服セットに絹の長靴下まで残っているのにびっくり。レッグ部分はきれいなままなのにフット部分の損傷が激しいのが使ってる感が出てていい。
とても満喫できました。疲れたけど行ってよかった。
10月にまた神戸にフェルメールとレンブラントが来るっていう張り紙も嬉しかったね。
勿論また行きます。

華麗なる17世紀ヨーロッパ絵画

2005-05-08 23:04:46 | 美術館
10連休だったGWも今日で終わり。広島県立美術館行ってきました。タイトルは華麗よ~。でも実はヨハネパウロⅡ世美術館所蔵バロック作品展って感じかな。レンブラント、ベラスケスと誘い文句を並べてレンブラントの作品が私に微笑みかけるポスター。悲しい哉、ルーベンスもベラスケスも自画像1点のみ。レンブラントは何でこれをポスターに使うかなっていう平坦な肖像と、でももう1点はレンブラントらしい男の肖像。地味な作品だけどこっちの方がずっと好き。ハウステンボス美術館特別展にレンブラントのエッチングの銅版が2点出てて感動。原版ははじめて見るかも。ありがとう、ハウステンボス美術館。後メジャーどころといえば地味なファン・ダイクがちょこっとあっただけ。ちょっと寂しい。去年神戸で見た栄光のオランダフランドル絵画展とつい比べてしまう。あ、出口のところにヤン・デ・ヘームがあった。一際浮き上がってくる柘榴と薔薇の花。神戸で見た聖体の美しい絵の面影、もしやと思って駆け寄るとやっぱりそうだった。(走っちゃいけません。)帰りに図録購入。コメントにこの画家らしくないが注文主の為に仕方なくこう描いたみたいなのが目立ち気になった。いずれにせよ、勉強不足で知らないことが多すぎる。反省。