こんにちは。
前回書かせて頂いた通り、
昨日W大にて資料閲覧した後、
本日帰京いたしました。
あちらにての調査の結果に関しては、
当初閲覧希望を出していたタタル語新聞が、
所蔵量が極少なこともあり、
思いの外「使え」ず、
少しばかりがっかりしたこともありましたが。
偶々見つけた別資料に幾つか面白い文献を見つけたので、
「ま、いっか」という感じです。
しかしながら、
その自分としては「使え」なかった資料の中に、
30年代の新疆政局に関わった某ウイグル人に関する記事が大きく取り上げられているのを見つけた時は、
少しばかり驚きました。
当該記事が載ったのは日本敗戦前年11月と、
総じて時局に応じた論説が主体になっている時期ではありますが、
そんな状況下で「タタル人」ならざる人物にこれだけ紙面を割いているのには、
編集側にも、何らかの意図があったのでしょうね。
記事中にも、結構新聞発行団体と当該人物との関係について説明が若干ありましたし。
当時の在日タタル人とウイグル人との関係について、
専門的に考察した研究があれば是非一度拝読したいな、
などと思いました。
もし何か御存知の方がおられたら、
よろしければ御教示下さい。
それでは。