地方公設試験研究職を勤めあげ?、70歳ころまで溶接技能検定にタッチすることができました。間質性肺炎に悩まさる欲張りです。
ゆうゆう職場



宿痾と書くと大げさだが、芳しい治療法が無い肺炎が愚図つくのか、息が続かない身体をもてあそびダラダラした生活が続く。時間を失してブログすら書けない。ただ体力をすこしでも維持しようと、散策だけは続けておる。ここ数日のウォーキングはまとめてブログ別項にUPしよう。毎日とはいかずとも、少しでも家から出んといかん貧乏性がドライビングフォースのウォーキングだろうな。せっかくのブログ日記も思い付いたらメモつもりで簡単に記しておこう。時折書き込む5chレスでは「チラシの裏にでも書き込んでおけっ」と叱られるほどのものにもならんだろう。

ここしばらく市立図書館で借りだす本のほとんどが女流作家もの である。そのことを意識するようになってしまった。先にも記したとおり、ガラクタ相当であろう手持ちの書籍ほとんどを廃品出荷した。ま、書籍とはいえない文庫本の容量がほとんどであったが。このパソに向かう机の棚に今あるのは、「アラン・ブース;津軽、飛騨白川郷へ、西郷隆盛の道そして日本縦断日記 計4冊」、「中上健次;枯れ木灘と風景の向こうへ 計2冊」、「イー・オリョン;縮思考の日本人」、「太宰治集;新潮社54」(そして近く古本で入手・並べたい「梶井基次郎」)くらいである。ほかの作家の文庫本程度は20冊ほどあるが(街道シリーズなど司馬さん作品も捨ててしまった。つげ義春は捨てることができない などなど)、これくらいが今の私に素直に読めるものらしい と判断して残した。

振り返れば男性作家のモノが大半だった。時間潰しが大事であった海外推理・警察物などでは女性作家が少ないし、女性作家にはなじみがなかった。あ、警察物では「笑う警官」のマイ・シューヴァル&ペール・バール夫妻を忘れていた。角川文庫でしか読んだことがなく、「エド・マクベィン;警官嫌い・87分署シリーズ」に紛れて捨ててしまった。

 さて文庫本では木山捷平さん井上光晴さん等々めちゃに読んだはずが、書名もなにも出てこんし、図書館で借りる気もしない。その頃の、おそらく職場での&家庭での我が想いとのすれ違いの一つ一つが苦い思いで湧き出すのを避けるのだろう。いや、正しくはゴチャゴチャした思考はもぉ沢山なのだろう。張り切った男性思考に飽きたのかしら・・・正直なとこ、私の脳内ではついていけなかったし、今後もダメなのだろう。

そんなこんなで(訳の分からん理由だが)つい女性作家モノを借り出す。そして、大事なことだが、読める。現在の枕もとの5冊。どれも宜しいぞ。



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