goo blog サービス終了のお知らせ 

Il dado e' tratto -賽は投げられた-

「事は既に始まっているのだから、もはや断行するしかないのだということ。」
一瞬一瞬をそのつもりで生きてます。

クリスマス-Natale-

2010-12-24 22:49:58 | ボクの日常

イヴですね。

ま、華やかな街はボクにはまぶしすぎます。

それどころじゃないんです。

ちょっと、強がりました。。。

いや、でも本当です。

テレビでMステのスペシャルをやってます。

久しぶりに音楽番組見た気がします。

ドリカムとか久しぶりに見ました。

テレビっ子なボクが、

最近、全くテレビを見ていないという、

異常事態です。

いや、ホントそれどころじゃないんです。。。

 

そんなわけで、東京に行ってきました。

夜行でいって夜行で帰ってくる、

0泊3日の強行軍でした。

先に言っておきますが、

遊びに行ったわけではありませぬ。

あの伏魔殿への侵入作戦を遂行したのです。

結果的には、

すごい楽しかったですね。

行ってよかったです。

いろんな刺激ももらえたし。

 

ただ、それだけで帰るのは、、、

ってことで、一箇所だけ観光しました。

ま、歴史の勉強も兼ねて。。。

 

 

靖国神社です。

ニュースでは結構出てくるのに、

観光本には、全く登場しないという。。。

ま、そんなとこに行きたいのが、ボクの性分です。

実際、

日本人よりも、

近隣諸国の方々のほうが、関心あるぐらいですよね。。。

いったい、どんな場所なのか、

それが知りたかったのです。

おそらく、

戦後日本の姿を決定付けた何かが、

そこにあるだろう、と

そう期待して。

実際行くと、思ったよりもこじんまりとした境内で。

オフィス街の中にひっそりと聳え立つ感じ。

でも、すごい存在感。

とても重い感じ。

 

ただ、これといって、何もなく。。。

ちょっと期待はずれかな、って思ってたら、

隣に、

「遊就館」なる建物が。

一階に、ドドーンと戦闘機が展示されてる・・・。

ん~気になる。。。

ってことで、入ってみました。

ま、第2次大戦の展示とかなんやろなぁ、って思ってたら、

意外や意外、

日本の戦争の歴史的な感じの展示がずらり。

なんか、

すごい異様な雰囲気でした。。。

古代の武具の展示から、

戦国時代な刀があったり、

さらには、日清、日露戦争の背景から

戦闘の進展を詳しく図解してあったり、

第1次大戦の勃発から、

満州事変、第2次大戦、太平洋戦争と、

全部を歴史的に説明した展示が続々と。

ここまで、戦争に特化した博物館は、

初です。

確かにボクが知りたかった歴史が、

そこにはありましたが。

なんか、

こう、一気に来られると、

なかなか重かったです。。。

さらには、

神風特攻隊や、命を懸けて戦争に散った若者の話なんかが、

山ほど。

また、いわゆる戦犯といわれる人々の

経歴、歴史なんかも。

全部が知らないことだらけで。

中学、高校じゃ習わないようなことばかりな感じでしたね。

ただ、

その歴史の詳説の中にも、

どこか、日本を賛美した主観が入ってる感じがしました。

それがいいのか悪いのかは分かりません。

日本人たるもの、己の歴史に自信と誇りを持つべきなのかもしれないですけど、

それこそが、

近隣の方々からの、ひんしゅくをかってるわけで。。。

かといって、戦争犯罪を起こした日本は、

被害国に対して、謝罪から金銭賠償まで行って、

償いはしてるはず。

いわゆる戦犯といわれる方々も、

ちゃんと刑は受けたはず。

ま、それを「神」としてまつるのは、どうなのか。

でも、それが神道というものだよね。

なくなった方は、神としてまつられる。

宗教というよりは、

民俗信仰ですよね。

菅原道真だって、天神様としてまつられてるわけですよね。

いや、それはまた別か??

完全にバックグラウンドにある宗教の違いですよね。

方や、神道、仏教、キリスト教がごちゃ混ぜになった雑多な国、

方や、仏教国OR儒教国。

宗教だけみても、

これだけ、バラバラな状況。

そりゃ、東アジア共同体として一つにまとまれるはずがないよね。。。

 

ま、でもここを訪れてよかったとは思う。

いろいろ考えさせられました。

そして、全然知らないことだらけ、っていうことにも気付きましたね。

無知の知です。

もっと勉強しなければ。

「受験」って考えすぎるのもよくないね。

すべては、その後に働く上でのツールとなるものやからね。

言語だってそう。

そして、

ボクの強みでもある歴史も。

歴史そのものでは、

なんの使い道もないようにみえるけど。

歴史の積み重ねで今の世の中があるわけで。

過去を振り返り、観察し、考えることで、

現在への答えが導き出される。

それが、歴史の意義。

いや、違うかな。。。

でも、そんな歴史を刻む側になりたいかな。

歴史の教科書に載らんでもいいから、

何かこう、

長い歴史の中で、

こう、新たに刻む出来事みたいな、そんなことに

携われたら、

いいな~って、

すごい漠然と思うわけですよね。

ヴェネツィア共和国でも、

多くの無名の官僚が、国家のために、

ひたすら働いたはずです。

今のイタリア人からは考えれんけどね。。。

そんな風になりたいのかな。ボクは。

どーなんやろ。

ホントにボクが目指す場所は?

もっと深く考えるトコだよね。

まだまだ答えは出そうにありませんね。

とにかく、今は視野を広く持つことなのかな。

ひたすら前に進むのみ。

そういう感じでいいですか?笑

誰に聞いてるんやろか・・・。

 

おわり

Comments (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 光陰矢のごとし。Il tempo vo... | TOP | il mondo -世界- »
最新の画像もっと見る

2 Comments(10/1 コメント投稿終了予定)

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (ようこ)
2010-12-29 00:25:19
だいちゃんクリスマスとか気にすんねんなー。
相手がいなかったら無駄に寂しくなるし、おったらおったで面倒やからあんな行事は無くなればいいと思う。笑

いつもブログの本編と関係ないとこにばっかコメントしてると最近気づいた。笑
返信する
Unknown (dice-che)
2011-01-06 21:20:27
>ようこ
そりゃ~何かしら思うところは、あるわな( ̄▽ ̄;)

キレイに本文の内容と外してくるよね。。。笑
返信する

post a comment

サービス終了に伴い、10月1日にコメント投稿機能を終了させていただく予定です。

Recent Entries | ボクの日常