トルファン駅は非常に町から離れているので、バスかタクシーで中心部に移動する必要がある。駅から徒歩約5分。大河沿鎮バスターミナルに到着。ここからはトルファン市内だけでなく、南彊の主要都市に向けて長距離バスが出ている。
小さなマイクロバスに乗り、トルファン市内を目指す。今思えば、4人なので乗り合いタクシーのほうが効率的でしたが。
この辺りは雪解けの季節になると、北の山から大量の水が洪水の如く流れ出てくるので、水害の後のように荒涼としている。所々、道路も流されていた。のんびり走ること40分、次第に農村が広がってきた。建物も見え始め、きれいに舗装された道路に出た。この道を西に向うとウルムチに向う高速道路となる。
駅を出て1時間あまり、トルファンのバスターミナルに到着。客引きが大挙して押し寄せるが、ことごとくはね退けホテルを目指す。ついには日本語を操るウイグル人ガイドがホンダのフィットアリアに乗って登場。かなりしつこくついて来る(ホテルのロビーまで来た)が、当然断った。
午後はシャオ同志と、翌日のトルファンツアーの申込みに行く。ツアーと言っても車チャーター+入場料だけだが。ぶどう棚の通りを抜け旅行社に到着。シャオ同志が的外れな発言を連発して時間が掛かったが、なんとか手配完了。その後は4人で市場に見物に行った。
以前、カシュガルに行った際、ちょうど日曜日のバザールがあったので、それに比べると小規模だし、時間が夜7時(北京時間)なので開いている店も少ないが、店先にぶら下げられた羊肉など、新疆の市場の特徴を見せることはできたと思う。
この写真はカシュガルのベストフードバーガーです。
夕食はベストフードバーガーで食べる。
ベストフードバーガーは新疆を本拠に展開している中国資本のファーストフード店だ。
店の内装はマクドナルド、店員の服装はケンタッキーに似ているが、
シシカバブ風味の鶏肉のバーガーなど味は独自色を出しており、パンはパサパサ、ポテトは水っぽくて味が改悪される一方のケンタッキーより100倍おいしい。
特にシャオ同志がとても感動したらしく、結局新疆滞在中に3回行くことになる。
ホテルに帰る途中、姉さん達が外でハミ瓜を丸々1個買ったので、ホテルに帰った後、全員で食べきった。これを3日連続ですることになる。
つづく
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