フジテレビ池上彰特番「皇室がわかれば日本がわかる」 見ました。
HOPEは考えました。
「日本とは何か?」「皇室の存在とは?」
統一家の問題とも相通じる内容があると思って一言考えてみようと思いました。
世界で最も長い皇統を続けている日本。古代、神話の時代を差し引いても歴史上最も長い皇統を守り続けた日本。
その心は?と思う。
天皇陛下が最も大切にされている4つの日
今上天皇陛下が最も大切にされてる4つの日がある。それが、沖縄戦慰霊の日、広島原爆記念日、長崎原爆記念日、そして終戦の日だと言われる。そして天皇陛下がずっと続けられて来られていること、それは慰霊の旅であった。昨年は海外に、パラオにも行かれ、また慰霊と言うことではないがベトナムにも行かれ、日本婦人を慰められた。
昭和天皇が昭和38年に詠われた歌に「戦いを とどめえざりし くちをしさ」という御歌があります。日本画家の出雲井晶さんが、同名の著書で紹介されています。今生天皇陛下も、昭和天皇陛下もいかほどに平和を希求され、日中戦争から日米戦争へと進む中で犠牲になった多くの人々に対して深い深い慰霊の心を持ち続けて来られたことを教えてくれています。
東日本大震災の時も、ご自身が電灯を消しながら、災禍に会われた方々に深い悼みの心を持ち続け被災地慰問も続けられた陛下であられました。
皇室の在り方とは何か?
公務ではないけれども、常に常に、国民の平和と幸福を念じ続けられてこられた陛下とご皇室の姿に多くの国民が励まされ勇気づけられてきたことでしょう。
そういうことの中で、「皇室の在り方とは何か?」が最後に問われていました。
HOPEはHOPEなりに考えました。
そしてその答えは・・・
常に国民の平和と安寧を祈り続け願い続けるその大御心と、一人一人の国民が同じ思い、同じ願いをもって生き続けること、それが本当の国の姿ではなかろうかと言うことです。
上下一心
「上下一心」と言う素敵な言葉があります。身分の上下を超えて心ひとつになるということですね。
これは下は上に合わせろ!と言う話ではありません。
一時「オーナーシップ」と言う言葉がよく使われましたが、この言葉に近いのかもしれません。
父母に孝行するということは父母の命令に絶対服従するということではありません。父母の心と子女の心が一つになって生きることが本当の父母の愛と子女の愛すなわち、孝行です。
国においては日本ではご皇室、天皇陛下の御心と一つになる。そういうことです。
天皇陛下の御心は
日本は日本の歴史上最大の失敗を犯しました。それは「戦い」でした。天皇陛下は「戦い」を止めようとされたのに、止めることが出来なかった。国家の指導者がその心を何より大切にしていたら、あの戦のように多くの命を犠牲にするようなことにはならなかったはずです。
自分たちこそ忠臣であると思いあがっていたのかどうかはわかりませんが、戦いに勝つことだけが忠誠だと思った臣下の思い間違いがあったことは確かです。
そのようなことに対する熱い思いがあればこそ、今生天皇陛下も昭和天皇陛下も慰霊の心を行動に移され続けて来られたのです。
それでは統一家は
統一家はどうあるべきなのでしょうか?統一家においても必要なことは、父母の心を持ち続けるということです。「真の父母」とは何か?真の父母とは人類の父母であられる神様の心を自らの心として生きる実体が真の父母です。
神様が親として人類を愛するように愛の心を持ち続けて来られたのが真の父母様でした。お父様は「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」と言われましたが、だれが何に対して「絶対・・」だったのでしょうか?真のお父様ご自身が、天の父母である神様の前に「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」だったのです。
先日、訓読友の会の提供されているみ言に、「摂理と昔今の私(3月29日)」というみ言がありました。「み旨と世界」の中から引用されたこのみ言を見ると、お父様は私たち祝福家庭に、お父様と同様、あるいはお父様以上になることを願われていることがわかります。
お父様はご自身が神様の前に「絶対信仰、絶対愛、絶対服従」を誓い努力しているように、それ以上の努力をしてご自身以上に神様を。世界人類を愛するものに子女様も祝福家庭もなってほしい、なれと言っておられるのです。
老舗になるには
どんな企業でも、事業でも…日本には老舗と言うのがあります。最初に事業を起業した初代は凄いけれども、その初代の業績をただそのままにしていたのでは、その事業も企業も老舗にはなりえません。初代が起こした事業や技術を継承しつつもさらに発展、より高度に高める努力があってこそ事業はさらに発展して、それが老舗になるのです。
世界一の皇統が続いてきたのは
翻りましょう。日本は世界において最も長い皇統を守り続けた国です。しかしその皇統は、単に血統を継いできたということだけではありません。単に神武天皇の精神や理念を継承してきたことだけではありません。存亡の危機に瀕したことも幾たびもあるのです。それでも皇統が続き、今は象徴天皇と言う形であるけれども、昭和天皇から今生天皇に至るまで、そこには天皇陛下御自身の努力の積み重ねと、国民意識も試練を越えて発展してきた歴史があるのです。
統一家が発展していくには
統一家の人たちは真の御父母様が偉大であることは知っています。だからと言って真のお父様や真のお母様を神格化して絶対化して、自分たち自身がその心に近づき一つになり、さらにその心を発展してより素晴らしい世界を実現していく実体となる努力がなければ永続性も発展も生まれては来ないのです。
「あなたたちは第2のレバレントムーンになれ!」「第二のメシアになれ!」と言われて来たではないですか!
イエス様を神ご自身だとして、神格化して、ただ信じれば救われるとしたキリスト教の間違いを繰り返してはなりません。中世キリスト教は免罪符を発行しながら崩壊していきました。真のキリスト者とは、キリストの心で愛に生きる人のことを言います。
真の統一食口とは
真の統一家食口とは、真の父母様のように、どんなに蔑まれ否定され、憎まれ口をたたかれても常に愛し、平和を希求する者たちのことを言います。
教会に来る人たちだけではない、来ない人たちにはも、そしてさらには反対するものにさえ愛を注ぎ、あらゆる人々との和合と統一の実現を希求す人のことを言うのです。
世界人類を愛するとはたった一人でも敵対して、排撃したり排除する人が残ってはいけないのです。最後の最後まで一つになることを願うのです。みんなが父母の心を持ち共有するその日まで愛し続けるのです。
それが天国です。
今日の特番はそんなことを教えてくれたようです。
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