4月2・3日、The PlaceのEaster Dance Coursesに参加してきました。
私が受講したのはTim Clarkの'Befriending the Floor'とBen McEwenの'Fling Low'。
TimもBenも現役のダンサーで、その洗練された流れるような動きは間近で観るだけでも勉強になりました。指導もわかりやすく的確でしたが90分のクラスでは足りない感じがしました。ただ、翌日は床を転げ回ったせいか身体中に青あざが…。動きがダサイとこうなるのね。
いろいろなコンテンポラリーダンスのパフォーマンスを観てきましたが、ここ数年、floorを使ったテクニックのバリエーションが増えてきたように思います。
17年前、私がダンス学校の生徒だった頃のテクニッククラスのスタイルはグラハムとカニングハムが主流。リリーステクニックが評価され始めクラスを受ける機会も増えてきていましたが、floor workはそのクラスの中の一部でしかありませんでした。
それから時を経て4年前。再び学生に戻りMAコースの授業で、Floor Work というクラスを受けました。
これがきつかったー。上半身の筋力不足が身にしみた地獄のような90分。エクササイズではバレエバー にぶら下がって移動するという自衛隊のようなトレーニングをさせられました。センターワークでは腕で体を支え床を押して動きを生み出すことの繰り返し。女性ダンサーにも強靭な上半身の筋力が必要になってきたのかと実感したクラスでした。
今回のクラスでは動きの新しい発見があって、自分の体の可能性がほんの少しだけひろがったような気がします。ダンス寿命が終わってしまう前にもう少し前に進めるといいんだけど…。