box観戦記録

100%自分用のリストです

パッキャオハットン続報

2009-05-08 19:14:31 | Weblog

リッキー・ハットン対マニー・パッキャオ(2009/05/02)
試合の動画

-記5月15日--------
PPVの数字がなかなか出ないなぁとか思ってましたが、どうやらアラムが正式な数字の発表はしない意向?
その理由が何故なのか不明ですが、興業自体は大成功と言って良いものだったようです。ESPNのダン・ラファエル氏のレポートによると、米国だけで82万5千~85万件以上の購入があり、5千万ドル以上の収益。これに100万件以上の英国分が加わり、883万2,950ドルのゲート収入、クローズドサーキットの収益(ラスベガス分のみ)57万5,750ドルなどなどが加わるとか。
これがどれほどの数字なのかというと、ヘビー級、デラホーヤ以外のカードでは史上2番目の売り上げという事のようです。1位は米国で91万5千件の購入があったメイウェザー対ハットン戦。

Pacquiao-Hatton PPV numbers something to celebrate, even if Arum refuses


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パッキャオ凱旋帰国、数万人が出迎え(AFP)
パッキャオ堂々帰国パレードは台風で延期
11年に引退、議員目指すとパッキャオ ボクシング4階級制覇(CNN Japan)
【新型インフル】フィリピンの英雄パッキャオが強行帰国 要請無視(MSN産経ニュース)

↑台風で延期された(?)パレードは無事行われた模様。(CNNの動画)


アロヨ大統領との2ショットは帰国後のお約束ですね


帰国後のビクトリーコンサートの模様を伝えるニュース動画(youtube)
PACQUIAO, TODO-BIGAY SA KANYANG PAGKANTA SA KANYANG VICTORY CONCERT
熱唱してますねぇww


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好調が伝えられている今回のPPV売り上げ。
Pacquiao-Hatton Pay Per View Numbers Looking Good (Mark Vester,BoxingScene)
200万件行く?とも言われるぐらい売れたらしいのですが、まだ結果はわかりません。パッキャオハットン両者に関する気になるニュースがあれば書き足しつつ、結果が出るまで続けてみます。

とりあえず、デラ対パック戦の時に載せた過去のボクシングのPPV売り上げランキングにデラパック戦の結果を追加したものを
Boxing’s Biggest Pay-Per-View Paydays
過去のPPV売り上げランキング
1位:メイウェザー対デラホーヤ(2007,240万件)
2位:ホリフィールド対タイソン2(1997,199万件)
3位:ルイス対タイソン(2002,197万件)
4位:タイソン対ホリフィールド(1996,159万件)
5位:タイソン対マクニーリー(1995,155万件)
6位:デラホーヤ対トリニダード(1999,140万件)
6位:ホリフィールド対フォアマン(1991,140万件)
8位:ブルーノ対タイソン2(1996,137万件)
9位:デラホーヤ対パッキャオ(2008,125万件)
9位:タイソン対ラドック2(1991,125万件)
11位:ルイス対ホリフィールド1(1999,120万件)

まあなんというかヘビー級一色で、ヘビー級以外の試合のデータが欲しいところなんですが、探し方が悪いのか見つかりませんorz
とりあえずデラホーヤ選手のPPV成績
↑で240万件となっている対メイウェザー戦がこちらでは215万件になっていたり、数値が違ってますが、どちらが信用できるのかとかさっぱりわかりません。
あくまで参考程度ということで。
上の記事中でヘビー級以外の試合で100万件を超えたのはデラパック戦で史上4回目とあって、下の記事を参照すると上の記事に載っていない残る一つはデラホーヤ対ホプキンスの100万件ということなんでしょうか?

ヘビー級以外のPPV売り上げランキング(多分)
1:215万件 デラホーヤ対メイウェザー(2006)
2:140万件 デラホーヤ対トリニダード(1999)
3:125万件 デラホーヤ対パッキャオ(2008)
4:100万件 デラホーヤ対ホプキンス(2004)

見事にデラホーヤだらけなんですがw、下の記事を見るとデラホーヤ選手は他にもバルガス(93.5万件)、モズリー2(95万件)、マヨルガ(93.5万件)などなど、やっぱ凄いですねぇ。

デラホーヤ選手以外のデータだと
2007年のメイウェザー対ハットン戦が85万件、1992年のチャベス対カマチョ戦が90万件というデータを見つけましたが、これは本当に適当に探してたまたま見つかった数字なので、これ以外にももっと売れたカードがあるのかもです。(数字も確かだという保証はありません)
チャベス対カマチョ戦は、米国人の絡まないカードでの最高記録?

パッキャオ選手の試合だとマルケス2戦での40万件がデラホーヤ戦以外での最高なのでしょうか?





新型インフルエンザの影響でパッキャオ選手が母国に帰れず足止め、とのニュースが報じられましたが
パッキャオ凱旋、母国フィリピンがNO?(日刊スポーツ)
なんか要請をシカトして
Pacquiao to go home against flu advice(AP,ESPN)
ボクシングチャンピオン帰国へ フィリピン保健省要請を無視(共同通信,47NEWS)
パッキャオ強行帰国、凱旋パレードやる!(日刊スポーツ)

結局帰国しちゃいましたw

Pacquiao thanks people for prayers(abs-cbnNEWS)~動画も見れます



Roach wants Pacquiao to have interim fight(Michael Rosenthal,The Ring)
ローチはメイウェザー(あるいはマルケス、その他のビッグネーム)と対戦する前に、夏あたりに試合を組ませたい考え?
12月のデラ戦の以降僅か2ラウンド戦っただけで、ビッグファイトに向かう事を避けたいとかそんな事を言ってるみたいです。
肝心の相手としては「誰」という名前はないようですが、とりあえずWBO王者のティモシー・ブラッドリー選手、ライト級王者のエドウィン・バレロ選手の名前を挙げています。
対メイ戦を考えた場合似たスタイルを持つブラッドリーは最適な相手にも思えるけれど、まだ知名度不足でパッキャオ対戦相手としては難しい、
バレロに関しては、パッキャオが圧倒的優位なのは間違いないが彼の強打がリスクになり得る可能性もあるしメイ戦のためという意味も無い、
とローチが語っています。さらに↓にも書いたようにチャベスJr選手との試合をここでも否定しています。

Mayweather vs. Pacquiao Possible, Without Haymon(Mark Vester,boxingscene)
パッキャオ対メイウェザー戦が実現するためにはアラムが酷く嫌っているアル・ハイモンが交渉に絡まない事が必要だ、との記事。
メイウェザー選手(など)のマネージャーを務めるアル・ハイモン氏とボブ・アラム氏は昨年ケリー・パブリク対ポール・ウイリアムスの交渉を持つも決裂。
ハイモン氏側としてはアラム氏との交渉を続けたい意向だったが、アラム氏が固辞したという経緯があるようです。
アラム氏自身が語ったところによると「メイウェザーの事は一つも嫌って無いよ。問題はそこではない。私は誰か信用の置ける人物との交渉したいんだ。げす野郎とは二度と係わり合いになりたくないんだ」とボロクソw
さらに金銭面での問題も。メイウェザー選手側は60%の取り分を主張していると噂されているが、アラム氏はパッキャオ選手が65%~60%の取り分が妥当との考えで、両者の取り分を巡る交渉は大いに難航する事が予想される。
「マニーはいまやこのスポーツで最大の顔であり、最大の集客力を持つ選手だ。パッキャオが試合をする時は彼が主役であり、その対戦相手は引き立て役にすぎないんだ。それがたとえメイウェザーであっても同じだよ」鼻息が荒すぎですねw
メイウェザーは7月にマルケス戦を控えていて、パッキャオにはWBOウェルター級王者のミゲル・コット選手と対戦するという選択肢もある。アラム氏は他にフリオ・セサール・チャベス選手の名前にも言及。
ただパッキャオのトレーナー、フレディ・ローチ氏はチャベスJr選手との対戦に関しては「彼は大きすぎる」として考えていない模様。パッキャオ選手と対戦するために妥当な体重140~147を彼が作る事は無理だろうとの見方。同じく143~144の体重を作る事は無理だろうとの理由でシェーン・モズリー選手もローチ氏の頭には無い。

・・・と、この記事を見るとローチの考えとしては、ウェルター級の選手とウェルター級で戦う事は選択肢に無い感じですねぇ。
これまで信じ難い階級アップを続けてきたパッキャオ選手ですが、現在のスーパーライト級がベストとのローチ氏の考えが透けて見えます。
ただウェルター級リミットを割るキャッチウェイトでの対メイウェザー戦やコット戦には前向きな感じで(私の感想ですが)、143~144あたりがパッキャオ選手がベストのパフォーマンスを発揮できる限界と、ローチ氏は見ているようです。


Pacquiao Won't Be Easy For Cotto, Says Bonilla(Maek Vester,boxingscene)
エディソン・ミランダやカルロス・キンタナのトレーナーとして知られるプエルトリコの有名トレーナー、ホセ・ボニージャ氏「ハットン戦の前は、コットとパッキャオがやればパッキャオが殺されると思ってたよ。でもハットン戦のパフォーマンスを目の当たりにした今となっては、パッキャオが現在最も優れた選手の1人であることだけではなく、歴史上において最高レベルにある選手だということを受け入れなくてはならなくなった。それでも2人が対戦すればコットの勝利を予想するが、コットにとって簡単な試合には決してならないだろう。特に試合が147ポンド以下で行われるなら尚更だ。



10: Reasons Pacquiao is great(Michael Rosenthal,The Ring)
パッキャオが偉大な10の理由と題された記事で色々書かれてますが、興味深い数値データのみ抜き出しておきます。
・対メキシカン5勝1敗1分
・ローチに師事して以降17勝(14KO)1敗2分
・現or元王者と15回対戦し、11勝2敗2分。
・将来の殿堂入り確実な選手に対して7勝(5KO)1敗1分。ここで言う殿堂入り確実選手ってのはバレラ、モラレス、マルケス、デラホーヤ、ハットンの事だと思われます。


Katsidis vs. Hatton?(Craig Watt)
なんかパック対ハットン戦の前から、ハットン対カッツディス戦てな話しがあったようで、ハットン選手の去就が定まらない情勢の中、カッツディス側がこの試合をやるぜ!みたいに鼻息を荒くしている、といった主旨の記事?w長いのでちゃんと読んでません


Ricky Hatton: " I Never Recovered From The First Punch"(Mark Vester,boxingscene)
ハットン選手「強烈にやられたね。こっぱみじんにされちまったよ。メイウェザーに敗れた後これ以上泣く事はないってほどに落ち込んだけど、それ以上だ。最初のパンチで受けたダメージから最後まで回復する事が出来なかった。」「思ってることを全部言葉に表してきたりという俺の態度が悪かったのかもしれない。もう数ラウンド持ちこたえる事が出来ていれば勝機もあったんだろうが、為す術なかったね。

De La Hoya Says Ricky Hatton Should Fight On(James Slater,East Side Boxing)
デラホーヤ氏はハットンに現役続行を薦めてるみたい。「俺なんか6回も負けてんだぜ。負けて終わりじゃないんだ、そこからいかにカムバックするかなんだよ!」


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9 コメント

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Unknown (亀田大助)
2009-05-08 19:52:04
ここにPPVの売上げリストが載ってます。

http://www.cyberboxingzone.com/cbzforum/showthread.php?t=2177

しかし200万件て本当なんでしょうか?
たしかパッキャオはディアス戦では20万件ぐらいだったはずですよね?
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Unknown (管理人)
2009-05-08 20:02:10
>亀田大助さん
おお!ありがとうございます
これはメモ帳に保存しておきますw

私もこの試合の前は50万件行けば大健闘だろう、とか思ってたんですけどねぇ。まあ数日中に結果が出るでしょうからそれを待ちたいです。
ディアス戦での数字を見た時は、やっぱりモラレスやバレラ、マルケスあたりの名前の大きさを痛感したものですが(彼らとの試合では好成績でしたよね)、デラホーヤをボコった事はやっぱデカかったんでしょうかね。
あと相手のハットンの人気の高さも見逃せない事実だと思います。
とりあえず、デラホーヤ以外ヘビー級以外での初ミリオンに期待したいです。
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Unknown (亀田大助)
2009-05-08 21:21:11
米国でのPPV売上げやメディアでの露出度合い
そして各国のボクシング状況や
認定団体のハチャメチャぶりを思うと
ボクシングビジネスの未来は非常に暗い気がします。
打開策はあるのでしょうか?
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デラホーヤの言葉 (ボクシング大好き)
2009-05-08 22:08:48
デラホーヤ優しいですね~
ゴールデンボーイも気がつけば6回も負けてたんですね

僕個人としてはパッキャオ対バレロは見たいです

バレロはまだ負けた事が無いので、バレロが負ける所が見たいのです
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Unknown (バルガスファン)
2009-05-09 01:27:00
デラVSメイのPPV売り上げですが
240万件が最終的な数字で215万件は途中経過ですよ
215万件と記載されてるところがあるのは、途中経過をそのまま載せてるのだと思います

この試合は少なくとも百万件ぐらいはいきそうですね、不景気にすごい数字ですよね
しかも相手がハットンですからイギリスでも売れますしね


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Unknown (no)
2009-05-09 04:13:15
PPV売り上げは、よく見るとヘビー一色というよりタイソン一色な感じですね。
タイソンとホリィとルイス。この人たちよりPPVで稼げるヘビーの選手が今後出てくるかというと不安な気がします。
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Unknown (kia)
2009-05-09 05:18:56
boxingsence.comの記事だと、北米で90万件、英国で100万件らしいです。英国は分かりますが、北米で本当にこの数字だとしたらすごいですね。



http://www.boxingscene.com/?m=show&id=19825
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Unknown (プクー)
2009-05-09 11:28:27
バレロは知名度的にパッキャオとはまだ戦えないとおもいますが対戦者さがしは困ってしまいそうですよね。安いギャラでこんなKOパンチャーとはやりたくないボクサーが多そうです。ブレスコット戦ももっと知名度のある選手がいいとかで揉めている様子。地道に正規王者として防衛を重ねていくしかないでしょうね。
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Unknown (管理人)
2009-05-09 12:35:42
>亀田大助さん
仰るとおりだと思います。ボクシングの人気は現在進行形で低下中だと思います。ですが、私は無責任なファンなのでこの事で特に悲観してなかったりします。本当に無責任なんですが、私がボクシングを見れればそれでいいです。
競技の存続が危ぶまれるほどの人気低下、とまで至ればさすがに焦りますが、少なくとも現状はそうではないと思っていますので。
WBAを代表とするデタラメも、結果として自らの首を絞めることにしかならない事は明白なので、勝手にどうぞ、で勝手に死んでください、てな心境です。

>ボクシング大好きさん
ハットンがどうするかについては周りがあんまり口を出して欲しくないと私は思っているんですが、まあデラの言う事も一理あるとは思います。まだ若いですからね。
ただ穿った見方かもしれませんが、GBP社長として人気選手ハットンでもっと稼ぎたいという意図も少なからずはあるのかな?とも感じます。

>バルガスファンさん
私もそうかなとは思ったんですが、他の試合(例えばルイスタイソンとか)でも数字が違ってる場合もあってよくわからなかったんですよねぇ。数字の大きい方を信用すればいいのかな?
まあそこまで厳密な数字は求めてないのでどっちでもいいですがw

>noさん
このランキングを見るとタイソンとデラホーヤだけですからね。この2人以外の対戦カードでリストに載っているホリフォアマン、ホリルイスってのもタイソンという存在なくしては輝けなかった選手同士の対戦と言えるでしょう。
まあ当分彼らに代わる存在、ってのは出てこないとは思います。ですけど、私は今のヘビー級も捨てたもんじゃないと思ってます。
上にも書いたことの繰り返しになりますが、私は現状のヘビー級を楽しんでますから特に不安になったりはないですね。

>kiaさん
記事読みました。ありがとうございます。
まだ確定した数字は出て無い感じですねぇ。
だけどアラムの奴、やっぱりとんだ食わせ物ですねw英国分を含んだらそりゃ150万ぐらい行っても全然不思議じゃないですからねえ。
まあ私が勝手に米国単独での数字と勘違いしたのが浅はかだっただけかもですがw

>プクーさん
バレロを皆が怖がってるとか、対戦を避けられてるとか、そんな事ってあるとは私には思えないんですけどねぇ
今バレロは世界王者の肩書きを持っていますし、全勝全KOという売りもあります。バレロとやりたいという選手は山ほどいると私は思いますよ。
海外記事で報じられている事を鵜呑みにすればバレロは自らの立場をまずよく理解するべきだと思います。今の彼は「避けられてる」とかそんな大層な事ではなくて単に「相手にされてない」だけだと私は思います。
大きな口を叩くのはとりあえず誰かに勝ってからでしょう。
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