キハ29・59形「ビバ・ウエスト」の製作 その6

2014年12月12日 02時13分52秒 | 鉄道模型/製作中-ビバ・ウエスト【完成】
年明けに京阪旧600系・700系の鉄コレが発売されるそうです。
私は実車を知らない世代ですが、現在走っている1000系の種車ということで改造意欲をそそられるところ。
模型ではなかなか縁遠い関西私鉄ですが、京阪電車を利用することの多かった一年なので、どうしようかな……と考えているところです。

さて、何とか年内に完成させたい「ビバ・ウエスト」。
前回はこちら

種車の都合がありまして、屋根についても、

キハ56→キハ29へ(水タンク不要、角型クーラー)
キハ28→キハ59へ(水タンク要、通常の丸型クーラー)

このようにしなければなりません。


というわけで、水タンク部分を切り継ぎます。
タンクはモールドを削って平滑にすることで実車の形態を簡単に再現。


場所が場所だけに車体固定用のツメは削ることになりますが、裏側からも補強しておきます。

屋根とクーラー部品を塗装。


キハ59の方は種車のクーラーをそのままパチパチ嵌めていきますが、キハ29はGMの角型クーラーを位置決めして裏側から瞬着を流して固定していきます。


一部のクーラー間にある丸型ベンチレータは鉄コレの気動車から取ってきました。

続いて床下の加工に移ります。
前面のスカートですが、登場当初の連結器カバーと一体になったスカートと、その後よく見られた分割スカートの2形態があるそうなので、どちらも再現するということで。(笑)


キハ40系用のスカートをベースに、プラ板で覆っていきます。
山陰西部や瀬戸内で活躍していたせいか、スノープラウは無いようです。


整形後に白塗装。
連結器カバーは適当なプラ片で作りました。分割スカートの方は強度を保つため補強を入れています。


補強部分を黒塗りして、車体と仮組み。
スカートが付いたことで一気に完成が見えてきました。床下は機器を再塗装したのみで基本的にはそのままです。


角型クーラーのキハ58系列というのも新鮮です。
後年になって取り替えられたそうですが、種車の出自を物語るうえで重要なアイテムですね。

次回は標記類と窓入れに移っていきます。

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