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060:引退(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
引退をほのめかすたび値が上がる大関魁皇怪力無双
060:引退(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
世界との折り合いがまだつかなくて先延ばしする引退試合
060:引退(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
わたくしは今日をもちましてノーマルな人間役を引退します...
060:引退(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
解説の引退力士の背広姿どこかそぐわずテレビ見ており
060:引退(みずき) (空)
引退の謎めくままに恋多き女優は薔薇の日月を閉づ
060:引退(アンタレス) (思い出ずるままに)
未だ力ある選手なり引退を告げれば何故とマスコミのネタ
060:引退(船坂圭之介) (kei's anex room)
引退を迫られて居り逼迫の顔を歪ませこの宰相は
060:引退(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
引退の宣言してもしなくても終わるときには終わるものです
060:引退(小早川忠義) (Just as I am Returns)
友情の引退宣言「リンク切り」「マイミク切り」と目前の罵倒
060:引退(佐藤紀子) (encantada)
母は母 その役割に引退も休暇もなくて太郎を思ふ(浦島太郎物語)
060:引退(柴田匡志) (スタートライン)
大リーグ挑戦したが引退す<桑田真澄>はマウンドにボール
060:引退(うたまろ) (五と七と五と七と七)
この世から引退するとき省みる 葬るに足る自分で在るか?
060:引退(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
テニス部の引退試合 鮮やかなサービスエース 卒業まぢか
060:引退(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
引退の挨拶すめば過去の人目立たぬように身辺整理
060:引退 (穴井苑子) (猫のように純情)
盛りあがらないよりいいに決まってる 引退試合 閉店セール
060:引退(みつき) (みそひと :: misohito ::)
引退の儀式は白きドレス着て さらう君待つ大安吉日
060:引退(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
悪友が引退をした夏チャペル響き笑顔でブーケを投げる
060:引退(梅田啓子) (今日のうた)
人間界を引退するまで終はらない熱でて咳でてそれでもめし喰ふ
060:引退(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
膨らみを目で追うだけで触れてみる気力が出ない 引退します
060:引退(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
引退という字の後に来る夢が叶いますよう祈る昨今
060:引退(ジテンふみお) (雲のない日は)
引退を勧告された作業着が破れかぶれで幸せでした
060:引退(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
引退が決まった選手の活躍をひと目見ようとドーム沸き立つ
060:引退(森山あかり) (言葉の花かご)
引退はまだできないと言う父の趣味は農業傘寿迎える
060:引退 (minto) (@100@)
現役を引退なさぱ目標は次の世代に貢献せること
060:引退(ことり) (歌)
引退したいのはだれ ゴビ砂漠では今日も意見が分かれてしまう
060:引退(蓮野 唯) (万象の奇夜)
引退を済ませて更に燃え上がる腐女子魂ヲタク街道 ※ 文化部には引退は無いという罠w 卒業しバイトして更に深みにハマりますw
060:引退(はこべ) (梅の咲くころから)
引退のひとの来し方輝けばこの日があるを待つひともあり
060:引退 行方祐美 (フーガのように)
気持ちよく引退しましょう君の木よりひらひらと舞い桜さくらは
060:引退(チッピッピ) (うたよみブログ)
引退馬 静かにひとり草を食む あの日の勇姿 面影はなく
060:引退(陸王) (Always Walking with Yu)
「さようなら、引退します。」満月を見上げる度に姫の呟く
060:引退(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
ホームにて通過電車が狂わせた時空ありきと「引退」の文字 同じ題でもう一首 通過する電車が時空狂わせる「引退」の字に立ち尽くすホーム
060:引退(わだたかし) (ファミレス短歌)
引退をチラつかせればキミだって気にしてくれるはずだったのに
060:引退(畠山拓郎) (あいうえおあお)
寿で引退したいパラサイトシングルベッドは寂しい年ごろ
060:引退 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
引退を考えるようなご身分になってみたいものだよ。ねぇ、くま。
060:引退(迦里迦) (香飄)
会見もいと華々しき引退のインタビュー聴く音量下げて
060:引退(只野ハル) (Ordinary days)
肝心なのは引退の後押して進んで探すか新たな道
060:引退(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
引退はアタシが決めてあげるから明日もチャンスで三振してね
060:引退(ふみまろ) (光る風の記憶)
先生の頃に出会ひし大将は引退しても「センセー」と呼ぶ
060:引退(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
引退はしたことがないインタビューしたことはあるインターネットで
060:引退(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
引退を報らせる文字の滝つぼに音無く落ちる別の引退
060:引退(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
引退をしよう君からこれ以上傷付け合ったりしない為にも
060:引退 (新井蜜) (暗黒星雲)
怪しげな夢見て過ごす引退を目前にしたこのゆるい日々
060:引退(ウクレレ) (十線譜)
引退ができない男と女なら夜は全裸で踊りませんか
060:引退(Yosh) (☆生短歌☆)
人生に引退はなし 倒れても倒れてもまた立ち上がるのみ
060:引退(理阿弥) (車止めピロー)
母業の引退勧め親タロは再び俺の小さなタロに
060:引退(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
白球のかがよう空をさかしまに少年は思う引退の日を
060:引退(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
硫酸の小瓶片手に引退がる赤ん坊少女のやさし心根
060:引退(さかいたつろう) (流星文庫)
似たような二人似たような会話似たような笑顔 引退はない
060:引退(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
引退を考えるのはどんなとき? 私そういう経験なくて
060:引退(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
うつ病の妹と同い年の力士負け越して引退せし夏よ
060:引退(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
引退へ傾くバカラグラス持ちグリーンスリーブスかけておやすみ
060:引退(藻上旅人) (創作のおと)
人類を今日引退となりました悲しみのなか軽やかである
060:引退(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
引退はできないだろう いつまでもママと呼ばれるゆるい束縛
060:引退(のびのび) (のび短歌)
人知れず引退をした愛ちゃんが健ちゃんとして教鞭をとる 参照記事:060:引退
060:引退(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
晴の日の引退式のラストラン 騎手振り落とし馬鹿は御機嫌
060:引退(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
人生をいづれ引退する時の訪ふまで老ひを楽しみ生きむ
060:引退(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
その面は引退させてもう君は悲しむことができるのだから(面=めん) 060:引退(題詠100首2009)
060:引退(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
とてつもなく巨大な蛹の抜け殻は引退後に篭るほらあな
060:引退(ひじり純子) (純情短歌)
引退はまだまだできぬ神様がおいでおいでと呼びに来るまで
060:引退(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
「もうわしは引退やあ」と近頃は言わなくなった父が居眠る
060:引退(こうめ) (はこにわ相聞歌)
三年分カンバス持ち出し振り返る 引退前夜の見知らぬ部室
060:引退(フウ) (easygoing.)
イチローが引退する日は盛大にカレーを食べてかみしめあおう
060:引退(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
引退をほのめかすのは勝手だがそもそもデビューしてないだろう
060:引退(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
引退を勝手に決めたキャプテンの気持ちはわかるけれども勝手だ
060:引退(春待) (三感四音)
首相すら病み衰えて消えたる秋引退宣言読む声か細き
060:引退 (七十路ばば独り言)
引退を決めた夜です見上げたるオリオン三つ星霞んでいました
060:引退 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
引退を考える?いいえわたしにはまだ何一つ始まっちゃいない (北野武「キッズ・リターン」)
060:引退(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
先輩の引退試合グランドの隅で見つめるだけの片恋
060:引退(原田 町) (カトレア日記)
引退と胸張るほどの実績もなくてずるずる廃業となる
060:引退(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
とりあえず引退したらクルーザーを買ってモナコで暮らそうと思う
060:引退(ゆき) (ひたぶる君を)
引退の男の花道忘れまじ永遠の四番は男清原
060:引退(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
全力で放つ言葉のパンチでも君に効かなくなって引退
060:引退 (水口涼子) (FANTASIA )
引退を惜しまれてゆ人に百合の花束花粉を落とす
060:引退 (水口涼子) 再投稿(脱字) (FANTASIA )
引退を惜しまれてゆく人に百合の花束花粉を落とす
060:引退(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
アイホールあててる氷冷たくて引退前夜はひりりと痛い
060:引退(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
引退という名目で捨てられて花束棄てずに帰る定年
060:引退(祢莉) (suger drop)
下を向き反省してる振りをして「引退しろよバカ」とつぶやく
060:引退 (NOMA-IGAオペラ日記)
引退という語を献上したくなる古い時計が運び出される
060:引退(tafots) (1年で1000首をつくる)
「いい加減この子引退させようか」茶碗のひびをなぞれり母は
060:引退(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
体力の 限界感じ 感涙の 引退の後 監督に就く
060:引退(イマイ) (ゆびおり短歌)
引退をしたい眠っていたい ただこうしてきみと寄り添っていたい
060:引退(nnote) (白い箱から)
引退の文字を並べるスポーツ紙読み捨てられてはいいろの紙
060:引退(かりやす) (彼方探訪)
いいかげん引退すればいいのにと言はれたる幕引きが良いなり
060:引退(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
高校で過ごした証し引退に泣けないほどのこの負けっぷり
060:引退 (村木美月) (うたりずむ)
憧れたひとの引退いさぎよくあなたのように幕を引きたい
060:引退(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
少年を引退したときいた時心バカリノ流星雨降ル
060:引退(青野ことり) (こ と り ご と)
花道は哀しい景色 引退のそののちのこと問われもしない
060:引退(都) (miya-momoの日記)
「引退」の二文字にはまだ数十年早いと生意気言わせてください
060:引退(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
何回もシミュレーションしたニート引退の日がまず来れるかどうか
060:引退(あみー) (正直なたましい)
今日限りで全人類の記憶からマイナスイオンが引退します
060:引退(O.F.) (O.F.)
女優は美しいまま引退するの 森光子は例外なんだから
060:引退(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
引退をさせるともなくオリヴェッティおもたく跳ねる文字をいとしむ
060:引退(月下燕) (a swallow under the moonlight)
喚声をかき消すようなまぶしさのテンカウント聞く引退試合
060:引退(すいこ) (すいこのうたおきば)
引退に追い込んでくれ超えられた証を!進化の正当性を!
060:引退(藤野唯) (Sugarmint)
引退をしたらしい君の痛そうでさわやかな傷に嫉妬をしました
060:引退(佐藤羽美) (hinautamemo)
夏深しスーパージョッキー馬坂仁引退記念バッチの笑顔
060:引退(間遠 浪) (少女らせん)
自意識のはたてにかかる虹を見た天使は引退 白も黒も
060:引退(emi) (時計をはずして)
グランドの土ならしては少年のスパイク光る引退の朝
060:引退(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
とくとくと心音ふたつ引退のできない道に母子手帳咲く
060:引退(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
40分歩いたくらいで引退をするかどうかを決めないでくれ
060:引退(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
引退をしようと決めた日の空はなぜか涙がとまらなかった
060:引退 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
私なんかに引退公演なんて無くある意味Bunkamuraが最後か
060:引退 (みなと) (海馬)
いつになくうそぶく友の顔なれば引退宣言のレスラーの如しも
060:引退(橘 みちよ) (夜間飛行)
余力ありて惜しまれながら引退すそんな贅沢許さるるなら
060:引退(健太郎) (モノクローム文芸館)
正解を知らないままで引退は出来ないですし あかんでっしゃろ 題詠blog2009「060:引退」
060:引退(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:060:引退 引退を決意しました大好きな君のパンティぼやけはじめて
060:引退(市川周) (ミルミルを飲みながら)
引退の夜(よ)の月ほそしAV嬢(きりがよいので七七はなし)
060:引退(花夢) (花夢)
いつのまに風は引退したのだろう 澱んだままで老いる気がする
060:引退(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
嘘でしょう?水島センセあぶさんが引退するって本当ですか?
060:引退(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
引退をしました すべての役目から わたしはわたしですらないわたし ○名無しの楽しみ
060:引退(ほたる) (ほたるノオト)
引退をしていく人の背中には踊り疲れた天使がとまる
060:引退(都季) (31pieces)
引退が近付く放課後部室から見る夕焼けが好きだと気付く
060:引退(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
引退のステージ上に残されたマイクに罪はあるのだろうか
060:引退(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
身を尽くし引退近きパソコンの応答疎き秋とならまし
060:引退(遥遥) (たんかのきりかた2)
歳をとりアンパンマンは暴走とアンパン界より引退します
060:引退(振戸りく) (夢のまた夢)
アイドルの結婚イコール引退の構図はすでに過去のものです
060:引退(酒井景二朗) (F.S.D.)
引退と暴露本とのカップルにはもう飽きたよと抛つ新聞
060:引退(珠弾) (seven seas tac)
並ならぬ決意がそこにあるのだが プロレスラーの引退なんて…
060:引退(音波) (短歌のなぎさ)
引退をほのめかされた翌朝に断る理由がないのに気づく
060:引退(Re:) (プリズム)
引退は考えるだけで出来なくて今日もあの子に会いに行きます
060:引退(村上はじめ) (雑感)
引退を惜しまれつつも前を見て過去に囚われずに生きてゆく
060:引退(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
ひっそりと女を引退する日にも横で笑っていてくれますか
060:引退(暮夜 宴) (青い蝶)
引退を余儀なくされた古時計いちばん下の仔ヤギが眠る
060:引退(こゆり) (おかっぱ短歌)
引退をしたのがあたしのせいでありますようにって星に笑った
060:引退(本田鈴雨) (鈴雨日記)
うつし世のもろもろのことひとつずつ引退しゆく父の頭(づ)照りて
060:引退(斗南まこと) (野ウサギのように)
歌詠みに引退はなく死ぬときの最期の一息まで詠む覚悟
060:引退(紫月雲) (resume 1970-2009)
いまさらにハートの絵文字が波立たす柔なこころはそろそろ引退
060:引退(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
よせられてほどかれてゆくje te veuxくりかえされて少女引退
060:引退(しおり) (ヒロの独り言)
潔い引退の裏の策略は地盤と言う名の生前贈与
060:引退(吉里) (梢は歌う)
引退し優雅に老いる当然の夢見る事も難しき現在(いま)
060:引退(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
今シーズン限りで引退決意したベテラン投手も年下の秋
060:引退(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
引退を控へし老怪人そつと鸚鵡(あうむ)放てり決戦前夜
060:引退(岡本雅哉) (なまじっか…)
ミニは無理 ナマ足からも引退の二字がちらつく冬の朝です
060:引退(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
はがしてはいけないきまりかさぶたの引退壁のカレンダーに丸
2009題詠blog060:引退(はづき生) (生さんま定食)
引退をせしその足で向かひたるシルバー人材登録センター
[短歌][2009] 060:引退(ezmi) (語りえぬことを。)
何気なく引いたカードに「引退」の二文字。抜けるような青空。
060:引退(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
堤防で人間観察する職業の人を引退します
060:引退(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
現役を引退させる日が近くなって洗車をまめにしている
060:引退 (楽歌三昧)
惜しまれるうちが花とてそれとなくかつ冷酷にせまる引退
060:引退 (お気楽堂) (楽歌三昧)
惜しまれるうちが花とてそれとなくかつ冷酷にせまる引退
060:引退(おっ) (だいえいの短歌専門店)
引退にマイクを置いたアイドルにならって僕は海パンを脱ぐ
060:引退(ノサカ レイ) (のーずのーず)
引退をしてからホントの現役が始まる長い長い道のり
060:引退(ゆふ) (ゆっくりん)
題詠ブログ2009を引退せんと迷ってる ああ愁思とは今の吾かも
060:引退(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
監督が涙で語ることだけを青春として引退します
060:引退(香-キョウ-) (Sky on Blue)
人の気を引くため引退宣言をするくらいなら黙って消える
060:引退(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
就学時ケース会議の席上で引退したいと母親叫ぶ
060:引退 (一夜) (短歌るBlog)
白球を追いしグランド湧き上がり 引退しゆく立浪は凜
060:引退(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
二十年わき目もふらず働いて引退のことを思う齢(よわい)に...
060:引退 (追憶~娘へ)
生きることから引退すれば包まるる空気の色も変はるだらうか
060:引退(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
探偵に引退決意させたのはアポロ月面着陸の記事
060:引退(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
瞬ける少女の目をした老婆より引退遠き我でありたい
060:引退(扱丈博) (取扱)
さざなみがまつわりついて帯状に視覚化される風の引退
060:引退(志井一) (日記ホプキンス)
元愛知県民として立浪の引退ニュースをクリックします
060:引退(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
引退への切符のように6月の空に輝くブーケが跳ねる
060:引退(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
いつの日かメダルを取って引退と入門時からやめる夢見た
060:引退(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
できるなら胸をはって引退の花道歩く貴方が見たい
060:引退(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ゆくりなく引退のときやつて来てわが洗濯機朝に壊れつ
060:引退(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「もうなにも欲しいものなどないのだよ」怪人二十面相、引退。
060:引退(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
恋愛はもう引退ですこれからは母になります宜しくあなた
060:引退(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
銀色のフォークをひたすらなめている誕生日なら引退できる
060:引退(村本希理子) (きりころじっく2)
退職になき明るさの地下鉄は引退ののち魚の家に
060:引退(惠無) (なんでもない一日)
きみが今我が家におけるボケ役を引退するなど許さないから
060:引退(小林ちい) (ゆれる残像)
愛しさを抑えきれなくなった今 もう友達は引退したい
060:引退(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
引退の時には横で泣きながら笑ってくれてるような君です
060:引退(今泉洋子) (sironeko)
引退をすることもなく最期まで佳き歌詠みし笹井宏之氏
060:引退(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
したいのにできないのです 古傷をなぞりつつ待つ引退の声
060:引退(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
TSUTAYAでも奥におわします女優には引退作が何本かある
060:引退(Ni-Cd) (反実仮想)
引退の知らせで君は飛び起きる 鳩の羽ってビラに似ている
060:引退(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
いつまでも引退せずに現役で田んほで逝けばそれが本望
060:引退(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
引退は次の時への扉です開ける勇気を持ってください
060:引退(駒沢直) (題詠blog参加用。)
引退後やりたいことを挙げてみた引退するべき何もないのに
060:引退(やすまる) (やすまる)
初秋(はつあき)の先に引退したひとから届く葉書の文字の涼しさ
060:引退 (夢雪) (浪漫)
引退をした老魔導師の家訪ね魔界の空気を胸に吸いたり
060:引退(内田かおり) (深い海から)
引退を言うほどもない軌跡なる振り向くときの風の優しみ
060:引退(kei) (シプレノート)
賑やかに送ってやろう晴天の岬めぐりのバスの引退
060:引退(さと) (すばらしい日々)
引退後は熊野の森に入り木を数え隠花植物を愛す
060:引退(鯨井五香) (くじら(独唱))
引退を心に決めて空高く日本シリーズのライト・ハセガワ
60:引退 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
現世(うつしよ)を引退するはまだ早し世の行く末を観てぞ去りゆけ
060:引退(茶葉四葉) (ゆざまし)
引き際の潔さなどひとごとに「引退」選ぶニュース見ている
060:引退(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
さてといふさまに引退したき世の冬にはふゆの花を愛でつつ
060:引退(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
引退じゃなくて「卒業」 気が付けば既婚者多いマキシシングル
060:引退(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
ファンファーレ心の中で鳴り響けひとりっきりの引退試合
060:引退(緒川景子) (ezomijikauta)
この世からさくっと引退できたならそれはそれで満足だなわたし
060:引退(桶田 沙美) (31Words Runner)
引退の列車に向けたカメラの列誰が名付けた「葬式鉄」と
060:引退(田中ましろ) (ましたん)
定年を超えても男は終わらない生涯現役 引退はない
060:引退(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
こちらにもいろいろあって妻の座をすこしはやめに引退したい
060:引退(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
引退が記念日になるくらいまで働いたけど親父は遠い
060:引退 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
びしょぬれのスポニチ覗きあぶさんの引退を知る台風前夜
060:引退(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
けせらせら笑っておじぎ引退に名前をつけるとすればたとえば
060:引退(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
ガーベラを瓶に挿す日は引退を告げて遥かなひと思いだす
060:引退(ぱん) (向日葵 と 月)
夕焼けがきれい いったいどれだけの場所を引退してきたのだろう
060:引退(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
真夜中の楽屋に蘭の花届きくりかえされる引退興行
060:引退(星川郁乃) (Air Station)
遠からず引退すべし相聞は 息子が恋をしているとあらば
60:引退(HY) (天然通信)
引退のカウントダウン聞こえても兄貴は今日もバット降りゆく
060:引退(みち。) (滑空アルペジオ。)
泣き声が引退をしたライオンのようで思わずあたまを撫でた
060:引退 みぎわ (たづたづし)
引退の後は図太く生きませう村山富市の伸びゆく眉毛
060:引退(ME1) (FILL mobile)
語れない告げられないから縛られてみたいと言った春に引退
060:引退(鳥羽省三) (見沼田圃の畔から)
引退をほのめかすたび値が上がる大関魁皇怪力無双
060:引退(jonny) (迂闊な夜の真ん中で)
世界との折り合いがまだつかなくて先延ばしする引退試合
060:引退(松木秀) (わたしよきみの風景であれ)
わたくしは今日をもちましてノーマルな人間役を引退します...
060:引退(西中眞二郎) (しなやかに、したたかに、無責任に・・・西中眞二郎雑記帳)
解説の引退力士の背広姿どこかそぐわずテレビ見ており
060:引退(みずき) (空)
引退の謎めくままに恋多き女優は薔薇の日月を閉づ
060:引退(アンタレス) (思い出ずるままに)
未だ力ある選手なり引退を告げれば何故とマスコミのネタ
060:引退(船坂圭之介) (kei's anex room)
引退を迫られて居り逼迫の顔を歪ませこの宰相は
060:引退(夏実麦太朗) (麦太朗の題詠短歌)
引退の宣言してもしなくても終わるときには終わるものです
060:引退(小早川忠義) (Just as I am Returns)
友情の引退宣言「リンク切り」「マイミク切り」と目前の罵倒
060:引退(佐藤紀子) (encantada)
母は母 その役割に引退も休暇もなくて太郎を思ふ(浦島太郎物語)
060:引退(柴田匡志) (スタートライン)
大リーグ挑戦したが引退す<桑田真澄>はマウンドにボール
060:引退(うたまろ) (五と七と五と七と七)
この世から引退するとき省みる 葬るに足る自分で在るか?
060:引退(じゅじゅ。) (rahasia2 ~題詠blog2009~)
テニス部の引退試合 鮮やかなサービスエース 卒業まぢか
060:引退(庭鳥) (庭鳥小屋へようこそ)
引退の挨拶すめば過去の人目立たぬように身辺整理
060:引退 (穴井苑子) (猫のように純情)
盛りあがらないよりいいに決まってる 引退試合 閉店セール
060:引退(みつき) (みそひと :: misohito ::)
引退の儀式は白きドレス着て さらう君待つ大安吉日
060:引退(日向弥佳) (黒猫ときんぎょ)
悪友が引退をした夏チャペル響き笑顔でブーケを投げる
060:引退(梅田啓子) (今日のうた)
人間界を引退するまで終はらない熱でて咳でてそれでもめし喰ふ
060:引退(八朔) (I am still here ... われひとりゐて)
膨らみを目で追うだけで触れてみる気力が出ない 引退します
060:引退(マトイテイ) (ようこそ 纏亭へ)
引退という字の後に来る夢が叶いますよう祈る昨今
060:引退(ジテンふみお) (雲のない日は)
引退を勧告された作業着が破れかぶれで幸せでした
060:引退(ぽたぽん) (今日には今日を 明日には明日を)
引退が決まった選手の活躍をひと目見ようとドーム沸き立つ
060:引退(森山あかり) (言葉の花かご)
引退はまだできないと言う父の趣味は農業傘寿迎える
060:引退 (minto) (@100@)
現役を引退なさぱ目標は次の世代に貢献せること
060:引退(ことり) (歌)
引退したいのはだれ ゴビ砂漠では今日も意見が分かれてしまう
060:引退(蓮野 唯) (万象の奇夜)
引退を済ませて更に燃え上がる腐女子魂ヲタク街道 ※ 文化部には引退は無いという罠w 卒業しバイトして更に深みにハマりますw
060:引退(はこべ) (梅の咲くころから)
引退のひとの来し方輝けばこの日があるを待つひともあり
060:引退 行方祐美 (フーガのように)
気持ちよく引退しましょう君の木よりひらひらと舞い桜さくらは
060:引退(チッピッピ) (うたよみブログ)
引退馬 静かにひとり草を食む あの日の勇姿 面影はなく
060:引退(陸王) (Always Walking with Yu)
「さようなら、引退します。」満月を見上げる度に姫の呟く
060:引退(七五三ひな) (ひなの雑記と言葉遊び)
ホームにて通過電車が狂わせた時空ありきと「引退」の文字 同じ題でもう一首 通過する電車が時空狂わせる「引退」の字に立ち尽くすホーム
060:引退(わだたかし) (ファミレス短歌)
引退をチラつかせればキミだって気にしてくれるはずだったのに
060:引退(畠山拓郎) (あいうえおあお)
寿で引退したいパラサイトシングルベッドは寂しい年ごろ
060:引退 (ゆり) (森の歌 ~怪人二十面相~)
引退を考えるようなご身分になってみたいものだよ。ねぇ、くま。
060:引退(迦里迦) (香飄)
会見もいと華々しき引退のインタビュー聴く音量下げて
060:引退(只野ハル) (Ordinary days)
肝心なのは引退の後押して進んで探すか新たな道
060:引退(伊藤夏人) (やわらかいと納豆2009)
引退はアタシが決めてあげるから明日もチャンスで三振してね
060:引退(ふみまろ) (光る風の記憶)
先生の頃に出会ひし大将は引退しても「センセー」と呼ぶ
060:引退(木下奏) (ブログ・キ・カーデ - 木下奏 blog)
引退はしたことがないインタビューしたことはあるインターネットで
060:引退(柚木 良) (舌のうえには答えがでてる)
引退を報らせる文字の滝つぼに音無く落ちる別の引退
060:引退(ひいらぎ) (ひいらぎのゆっくり短歌日記)
引退をしよう君からこれ以上傷付け合ったりしない為にも
060:引退 (新井蜜) (暗黒星雲)
怪しげな夢見て過ごす引退を目前にしたこのゆるい日々
060:引退(ウクレレ) (十線譜)
引退ができない男と女なら夜は全裸で踊りませんか
060:引退(Yosh) (☆生短歌☆)
人生に引退はなし 倒れても倒れてもまた立ち上がるのみ
060:引退(理阿弥) (車止めピロー)
母業の引退勧め親タロは再び俺の小さなタロに
060:引退(秋月あまね) (予定された調和が見つかりませんでした。)
白球のかがよう空をさかしまに少年は思う引退の日を
060:引退(野州) (易熱易冷~ねっしやすくさめやすく、短歌編)
硫酸の小瓶片手に引退がる赤ん坊少女のやさし心根
060:引退(さかいたつろう) (流星文庫)
似たような二人似たような会話似たような笑顔 引退はない
060:引退(天野ねい) (三十一文字の毒薬)
引退を考えるのはどんなとき? 私そういう経験なくて
060:引退(たざわよしなお) (世界を翻訳するための試み)
うつ病の妹と同い年の力士負け越して引退せし夏よ
060:引退(にいざき なん) (改題「休まないで歩けとチーターが言ったから」)
引退へ傾くバカラグラス持ちグリーンスリーブスかけておやすみ
060:引退(藻上旅人) (創作のおと)
人類を今日引退となりました悲しみのなか軽やかである
060:引退(羽うさぎ) (羽うさぎの日記帳)
引退はできないだろう いつまでもママと呼ばれるゆるい束縛
060:引退(のびのび) (のび短歌)
人知れず引退をした愛ちゃんが健ちゃんとして教鞭をとる 参照記事:060:引退
060:引退(冥亭) (《冥亭倶楽部》 the snow-ball planet)
晴の日の引退式のラストラン 騎手振り落とし馬鹿は御機嫌
060:引退(髭彦) (雪の朝ぼくは突然歌いたくなった)
人生をいづれ引退する時の訪ふまで老ひを楽しみ生きむ
060:引退(中村成志) (はいほー通信 短歌編)
その面は引退させてもう君は悲しむことができるのだから(面=めん) 060:引退(題詠100首2009)
060:引退(久哲) (久哲の適当緑化計画。)
とてつもなく巨大な蛹の抜け殻は引退後に篭るほらあな
060:引退(ひじり純子) (純情短歌)
引退はまだまだできぬ神様がおいでおいでと呼びに来るまで
060:引退(西野明日香) (水の中のASIAへ(短歌な毎日))
「もうわしは引退やあ」と近頃は言わなくなった父が居眠る
060:引退(こうめ) (はこにわ相聞歌)
三年分カンバス持ち出し振り返る 引退前夜の見知らぬ部室
060:引退(フウ) (easygoing.)
イチローが引退する日は盛大にカレーを食べてかみしめあおう
060:引退(新田瑛) (新田瑛のブログ2)
引退をほのめかすのは勝手だがそもそもデビューしてないだろう
060:引退(KARI-RING) (ほとりほとりと藍色の海)
引退を勝手に決めたキャプテンの気持ちはわかるけれども勝手だ
060:引退(春待) (三感四音)
首相すら病み衰えて消えたる秋引退宣言読む声か細き
060:引退 (七十路ばば独り言)
引退を決めた夜です見上げたるオリオン三つ星霞んでいました
060:引退 (井手蜂子) (蜂歌/Hello,Mr.Darkness.)
引退を考える?いいえわたしにはまだ何一つ始まっちゃいない (北野武「キッズ・リターン」)
060:引退(詩月めぐ) (かじられちゃったお月様)
先輩の引退試合グランドの隅で見つめるだけの片恋
060:引退(原田 町) (カトレア日記)
引退と胸張るほどの実績もなくてずるずる廃業となる
060:引退(富田林薫) (カツオくんは永遠の小学生。)
とりあえず引退したらクルーザーを買ってモナコで暮らそうと思う
060:引退(ゆき) (ひたぶる君を)
引退の男の花道忘れまじ永遠の四番は男清原
060:引退(龍庵) (題詠blog2009 龍庵)
全力で放つ言葉のパンチでも君に効かなくなって引退
060:引退 (水口涼子) (FANTASIA )
引退を惜しまれてゆ人に百合の花束花粉を落とす
060:引退 (水口涼子) 再投稿(脱字) (FANTASIA )
引退を惜しまれてゆく人に百合の花束花粉を落とす
060:引退(ぷよよん) (冷静と情熱のあいだ)
アイホールあててる氷冷たくて引退前夜はひりりと痛い
060:引退(流水) (流水(るすい)の短歌Caf'e)
引退という名目で捨てられて花束棄てずに帰る定年
060:引退(祢莉) (suger drop)
下を向き反省してる振りをして「引退しろよバカ」とつぶやく
060:引退 (NOMA-IGAオペラ日記)
引退という語を献上したくなる古い時計が運び出される
060:引退(tafots) (1年で1000首をつくる)
「いい加減この子引退させようか」茶碗のひびをなぞれり母は
060:引退(EXY) (オレブロ★パラダイス♪)
体力の 限界感じ 感涙の 引退の後 監督に就く
060:引退(イマイ) (ゆびおり短歌)
引退をしたい眠っていたい ただこうしてきみと寄り添っていたい
060:引退(nnote) (白い箱から)
引退の文字を並べるスポーツ紙読み捨てられてはいいろの紙
060:引退(かりやす) (彼方探訪)
いいかげん引退すればいいのにと言はれたる幕引きが良いなり
060:引退(じゃみぃ) (じゃみぃのうた)
高校で過ごした証し引退に泣けないほどのこの負けっぷり
060:引退 (村木美月) (うたりずむ)
憧れたひとの引退いさぎよくあなたのように幕を引きたい
060:引退(こすぎ) (たんかんぽんかんみかん)
少年を引退したときいた時心バカリノ流星雨降ル
060:引退(青野ことり) (こ と り ご と)
花道は哀しい景色 引退のそののちのこと問われもしない
060:引退(都) (miya-momoの日記)
「引退」の二文字にはまだ数十年早いと生意気言わせてください
060:引退(虫武一俊) (無足場ワンダーランド)
何回もシミュレーションしたニート引退の日がまず来れるかどうか
060:引退(あみー) (正直なたましい)
今日限りで全人類の記憶からマイナスイオンが引退します
060:引退(O.F.) (O.F.)
女優は美しいまま引退するの 森光子は例外なんだから
060:引退(萱野芙蓉) (Willow Pillow)
引退をさせるともなくオリヴェッティおもたく跳ねる文字をいとしむ
060:引退(月下燕) (a swallow under the moonlight)
喚声をかき消すようなまぶしさのテンカウント聞く引退試合
060:引退(すいこ) (すいこのうたおきば)
引退に追い込んでくれ超えられた証を!進化の正当性を!
060:引退(藤野唯) (Sugarmint)
引退をしたらしい君の痛そうでさわやかな傷に嫉妬をしました
060:引退(佐藤羽美) (hinautamemo)
夏深しスーパージョッキー馬坂仁引退記念バッチの笑顔
060:引退(間遠 浪) (少女らせん)
自意識のはたてにかかる虹を見た天使は引退 白も黒も
060:引退(emi) (時計をはずして)
グランドの土ならしては少年のスパイク光る引退の朝
060:引退(石畑由紀子) (裏デッサン。短歌・題詠マラソンを走っています。亀スピードで。)
とくとくと心音ふたつ引退のできない道に母子手帳咲く
060:引退(天鈿女聖) (うずめの花ビラ)
40分歩いたくらいで引退をするかどうかを決めないでくれ
060:引退(櫻井ひなた) (ひなごと☆23→24)
引退をしようと決めた日の空はなぜか涙がとまらなかった
060:引退 (キャサリン)(コーラス♪(´・ω・`)カレンダー♪)
私なんかに引退公演なんて無くある意味Bunkamuraが最後か
060:引退 (みなと) (海馬)
いつになくうそぶく友の顔なれば引退宣言のレスラーの如しも
060:引退(橘 みちよ) (夜間飛行)
余力ありて惜しまれながら引退すそんな贅沢許さるるなら
060:引退(健太郎) (モノクローム文芸館)
正解を知らないままで引退は出来ないですし あかんでっしゃろ 題詠blog2009「060:引退」
060:引退(木下一) (ワイワイやってる暇はねえ!)
参照記事:060:引退 引退を決意しました大好きな君のパンティぼやけはじめて
060:引退(市川周) (ミルミルを飲みながら)
引退の夜(よ)の月ほそしAV嬢(きりがよいので七七はなし)
060:引退(花夢) (花夢)
いつのまに風は引退したのだろう 澱んだままで老いる気がする
060:引退(南 葦太) (「謙虚」という字を書けぬほど)
嘘でしょう?水島センセあぶさんが引退するって本当ですか?
060:引退(nene) (セイント☆オゼウサン かばんの中身ご開帳編)
引退をしました すべての役目から わたしはわたしですらないわたし ○名無しの楽しみ
060:引退(ほたる) (ほたるノオト)
引退をしていく人の背中には踊り疲れた天使がとまる
060:引退(都季) (31pieces)
引退が近付く放課後部室から見る夕焼けが好きだと気付く
060:引退(帯一鐘信) (シンガー短歌ライター)
引退のステージ上に残されたマイクに罪はあるのだろうか
060:引退(磯野カヅオ) (その時の主人公の気持ちを三十一文字で述べよ。)
身を尽くし引退近きパソコンの応答疎き秋とならまし
060:引退(遥遥) (たんかのきりかた2)
歳をとりアンパンマンは暴走とアンパン界より引退します
060:引退(振戸りく) (夢のまた夢)
アイドルの結婚イコール引退の構図はすでに過去のものです
060:引退(酒井景二朗) (F.S.D.)
引退と暴露本とのカップルにはもう飽きたよと抛つ新聞
060:引退(珠弾) (seven seas tac)
並ならぬ決意がそこにあるのだが プロレスラーの引退なんて…
060:引退(音波) (短歌のなぎさ)
引退をほのめかされた翌朝に断る理由がないのに気づく
060:引退(Re:) (プリズム)
引退は考えるだけで出来なくて今日もあの子に会いに行きます
060:引退(村上はじめ) (雑感)
引退を惜しまれつつも前を見て過去に囚われずに生きてゆく
060:引退(遠藤しなもん) (忘れちゃった。)
ひっそりと女を引退する日にも横で笑っていてくれますか
060:引退(暮夜 宴) (青い蝶)
引退を余儀なくされた古時計いちばん下の仔ヤギが眠る
060:引退(こゆり) (おかっぱ短歌)
引退をしたのがあたしのせいでありますようにって星に笑った
060:引退(本田鈴雨) (鈴雨日記)
うつし世のもろもろのことひとつずつ引退しゆく父の頭(づ)照りて
060:引退(斗南まこと) (野ウサギのように)
歌詠みに引退はなく死ぬときの最期の一息まで詠む覚悟
060:引退(紫月雲) (resume 1970-2009)
いまさらにハートの絵文字が波立たす柔なこころはそろそろ引退
060:引退(松原なぎ) (日向水(題詠blog2009))
よせられてほどかれてゆくje te veuxくりかえされて少女引退
060:引退(しおり) (ヒロの独り言)
潔い引退の裏の策略は地盤と言う名の生前贈与
060:引退(吉里) (梢は歌う)
引退し優雅に老いる当然の夢見る事も難しき現在(いま)
060:引退(美木) (ヒネモスアフタヌーン2)
今シーズン限りで引退決意したベテラン投手も年下の秋
060:引退(穂ノ木芽央) (白紙委任状)
引退を控へし老怪人そつと鸚鵡(あうむ)放てり決戦前夜
060:引退(岡本雅哉) (なまじっか…)
ミニは無理 ナマ足からも引退の二字がちらつく冬の朝です
060:引退(ワンコ山田) (歩道を走る自転車のこども)
はがしてはいけないきまりかさぶたの引退壁のカレンダーに丸
2009題詠blog060:引退(はづき生) (生さんま定食)
引退をせしその足で向かひたるシルバー人材登録センター
[短歌][2009] 060:引退(ezmi) (語りえぬことを。)
何気なく引いたカードに「引退」の二文字。抜けるような青空。
060:引退(キヨ) (ぼくはこんなことが好き。)
堤防で人間観察する職業の人を引退します
060:引退(ほきいぬ) (カラフル★ダイアリーズ)
現役を引退させる日が近くなって洗車をまめにしている
060:引退 (楽歌三昧)
惜しまれるうちが花とてそれとなくかつ冷酷にせまる引退
060:引退 (お気楽堂) (楽歌三昧)
惜しまれるうちが花とてそれとなくかつ冷酷にせまる引退
060:引退(おっ) (だいえいの短歌専門店)
引退にマイクを置いたアイドルにならって僕は海パンを脱ぐ
060:引退(ノサカ レイ) (のーずのーず)
引退をしてからホントの現役が始まる長い長い道のり
060:引退(ゆふ) (ゆっくりん)
題詠ブログ2009を引退せんと迷ってる ああ愁思とは今の吾かも
060:引退(ちょろ玉) (ちょろ玉のコトダマラソン)
監督が涙で語ることだけを青春として引退します
060:引退(香-キョウ-) (Sky on Blue)
人の気を引くため引退宣言をするくらいなら黙って消える
060:引退(桑原憂太郎) (憂太郎の短歌Blog)
就学時ケース会議の席上で引退したいと母親叫ぶ
060:引退 (一夜) (短歌るBlog)
白球を追いしグランド湧き上がり 引退しゆく立浪は凜
060:引退(湯山昌樹) (短歌 富士山麓より)
二十年わき目もふらず働いて引退のことを思う齢(よわい)に...
060:引退 (追憶~娘へ)
生きることから引退すれば包まるる空気の色も変はるだらうか
060:引退(bubbles-goto) (BIBBLy HoUR)
探偵に引退決意させたのはアポロ月面着陸の記事
060:引退(水風抱月) (朧月夜に風の吹く。)
瞬ける少女の目をした老婆より引退遠き我でありたい
060:引退(扱丈博) (取扱)
さざなみがまつわりついて帯状に視覚化される風の引退
060:引退(志井一) (日記ホプキンス)
元愛知県民として立浪の引退ニュースをクリックします
060:引退(TIARA) (**JEWELRYBOX**)
引退への切符のように6月の空に輝くブーケが跳ねる
060:引退(睡蓮。) (睡蓮。の隠れ家ブログ)
いつの日かメダルを取って引退と入門時からやめる夢見た
060:引退(月夜野兎) (明日 晴れるといいな)
できるなら胸をはって引退の花道歩く貴方が見たい
060:引退(近藤かすみ) (気まぐれ徒然かすみ草)
ゆくりなく引退のときやつて来てわが洗濯機朝に壊れつ
060:引退(田中彼方) (簡単短歌「題詠だ」)
「もうなにも欲しいものなどないのだよ」怪人二十面相、引退。
060:引退(葉月きらら) (組曲を奏でるように・・・)
恋愛はもう引退ですこれからは母になります宜しくあなた
060:引退(ろくもじ) (タンカコタンカ 題詠篇)
銀色のフォークをひたすらなめている誕生日なら引退できる
060:引退(村本希理子) (きりころじっく2)
退職になき明るさの地下鉄は引退ののち魚の家に
060:引退(惠無) (なんでもない一日)
きみが今我が家におけるボケ役を引退するなど許さないから
060:引退(小林ちい) (ゆれる残像)
愛しさを抑えきれなくなった今 もう友達は引退したい
060:引退(空山くも太郎) (ケータイ短歌 備忘録)
引退の時には横で泣きながら笑ってくれてるような君です
060:引退(今泉洋子) (sironeko)
引退をすることもなく最期まで佳き歌詠みし笹井宏之氏
060:引退(月原真幸) (さかむけのゆびきり。)
したいのにできないのです 古傷をなぞりつつ待つ引退の声
060:引退(だや (それから人鳥の朝食を買いに)
TSUTAYAでも奥におわします女優には引退作が何本かある
060:引退(Ni-Cd) (反実仮想)
引退の知らせで君は飛び起きる 鳩の羽ってビラに似ている
060:引退(yunta) (詠 ~ツキノチカラ うたのもり~ )
いつまでも引退せずに現役で田んほで逝けばそれが本望
060:引退(星桔梗) (風船がわれるまで ?)
引退は次の時への扉です開ける勇気を持ってください
060:引退(駒沢直) (題詠blog参加用。)
引退後やりたいことを挙げてみた引退するべき何もないのに
060:引退(やすまる) (やすまる)
初秋(はつあき)の先に引退したひとから届く葉書の文字の涼しさ
060:引退 (夢雪) (浪漫)
引退をした老魔導師の家訪ね魔界の空気を胸に吸いたり
060:引退(内田かおり) (深い海から)
引退を言うほどもない軌跡なる振り向くときの風の優しみ
060:引退(kei) (シプレノート)
賑やかに送ってやろう晴天の岬めぐりのバスの引退
060:引退(さと) (すばらしい日々)
引退後は熊野の森に入り木を数え隠花植物を愛す
060:引退(鯨井五香) (くじら(独唱))
引退を心に決めて空高く日本シリーズのライト・ハセガワ
60:引退 (寺田ゆたか) (永訣のうた)
現世(うつしよ)を引退するはまだ早し世の行く末を観てぞ去りゆけ
060:引退(茶葉四葉) (ゆざまし)
引き際の潔さなどひとごとに「引退」選ぶニュース見ている
060:引退(佐山みはる) (月待ち人の窓辺(題詠Blog))
さてといふさまに引退したき世の冬にはふゆの花を愛でつつ
060:引退(笹本奈緒) (ニダンカイサセツ)
引退じゃなくて「卒業」 気が付けば既婚者多いマキシシングル
060:引退(千坂麻緒) (薔薇十字蕩尽短歌)
ファンファーレ心の中で鳴り響けひとりっきりの引退試合
060:引退(緒川景子) (ezomijikauta)
この世からさくっと引退できたならそれはそれで満足だなわたし
060:引退(桶田 沙美) (31Words Runner)
引退の列車に向けたカメラの列誰が名付けた「葬式鉄」と
060:引退(田中ましろ) (ましたん)
定年を超えても男は終わらない生涯現役 引退はない
060:引退(青山みのり) (わざとじゃないもん!)
こちらにもいろいろあって妻の座をすこしはやめに引退したい
060:引退(わらじ虫) (楽園 by わらじ虫。)
引退が記念日になるくらいまで働いたけど親父は遠い
060:引退 (里坂季夜) (コトノハオウコク)
びしょぬれのスポニチ覗きあぶさんの引退を知る台風前夜
060:引退(はせがわゆづ) (迷走ランドセル)
けせらせら笑っておじぎ引退に名前をつけるとすればたとえば
060:引退(ひぐらしひなつ) (エデンの廃園)
ガーベラを瓶に挿す日は引退を告げて遥かなひと思いだす
060:引退(ぱん) (向日葵 と 月)
夕焼けがきれい いったいどれだけの場所を引退してきたのだろう
060:引退(久野はすみ) (ぺんぺん100%)
真夜中の楽屋に蘭の花届きくりかえされる引退興行
060:引退(星川郁乃) (Air Station)
遠からず引退すべし相聞は 息子が恋をしているとあらば
60:引退(HY) (天然通信)
引退のカウントダウン聞こえても兄貴は今日もバット降りゆく
060:引退(みち。) (滑空アルペジオ。)
泣き声が引退をしたライオンのようで思わずあたまを撫でた
060:引退 みぎわ (たづたづし)
引退の後は図太く生きませう村山富市の伸びゆく眉毛
060:引退(ME1) (FILL mobile)
語れない告げられないから縛られてみたいと言った春に引退