Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

キヨミ・フォカッチャ。

2010-03-26 07:57:40 | 料理
最近また眠れなくなってきました。
寝つきはすごくいいのですが、数時間で目が覚めてしまい、2度寝するのが少々困難。
少食にすると、おなかがすいて寝れないといいますが、どちらかというと消化にかかるエネルギーが不要になるため、寝てエネルギーを充足しなくてもよいという感じです。昼間も血糖値が上がらない限り、眠くはならないので睡眠不足感はなし。ガンガン動けます。

この日は夜中の1時に目が覚めたので、朝食用に久しぶりに発酵ものを作ることにしました。先日、マーサのレシピで見つけた”レモンフォカッチャ”の写真がおいしそうだったので、これを”清美オレンジ”で再現してみることにしました。

マーサのレシピでは小麦粉の半量とイーストを15分ほど予備発酵させてから使っていますが、今回は予備発酵なしに直接生地に混ぜ込んで捏ねました。よってマーサのレシピにはない砂糖を発酵のために加えて、スタンドミキサーで作る方法に変えました。

スタンドミキサーのボウルに強力粉、薄力粉、ドライイースト、砂糖、塩を加えます。

そこへ温水を徐々加えて中速度で5分間捏ねます。
マーサのレシピではもちろん小麦粉はすべてAll-Purposeを使用していますが、今回は強力粉:薄力粉=4:1で、強力粉をかなり大目の配合にしました。
フォカッチャはサクサクしたものより、ピザ生地のようなもっちり感があった方が私好みですので。。。

捏ねあがれば、ひとまとめにして油を塗ったボウルに移し、蓋をして湯の張った鍋の上において2時間ほど1次発酵させます。

2倍以上の大きさになれば、パンチングして空気を抜き、もう一度手で軽く捏ねます。

天板にオーブンシートを敷いて、オリーブ油をたらし、ゴムベラで全体に薄く広げ、その上に生地をのせ、手で押し広げます。

ラップをかぶせて、この状態で一時間ほど2次発酵させます。
2次発酵は室温でも大丈夫ですが、この日は気温が低かったため、オーブンを軽く温めて、そこで2次発酵させました。

2次発酵の間にトッピングの準備。
マーサのレシピでは、レモンの薄切りと”ペコリーノ・ペパト”というチーズをトッピングしていますが、今回は手元にあった先日のメイヤーレモンケーキの残りの”清美オレンジ”とアーモンド入りの6Pチーズを使うことに。この6Pチーズはアーモンド風味と味の両方が濃いので料理用に使いやすいです。

清美オレンジは皮ごと超薄切りにします。チーズは手でそぼろ状に崩します。

フォカッチャ生地の厚みが1.5倍くらいになったら2次発酵終了。

ラップをとり、薄切りにした清美オレンジを重ならないように全面にトッピングし、チーズをその隙間に散らします。

最後にフォカッチャではお決まりの塩とローズマリー、EXバージンオリーブ油をふりかけて、220度に予熱したオーブンで15分間焼きます。

全体に焼き色が付き、オリーブ油がパンにしみ込んで表面がカリッとすればO.K.。
オーブンから取り出して、すぐに切り分けます。

マーサのレシピでは荒熱をとって10分くらいしてから食べるとのことでしたが、このフォカッチャは焼きたてがおいしいように思います。

オレンジのほんのりとした甘さとチーズの塩気がほどよく、見た目は甘い菓子パン調ですが、味はどちらかというとセイボリー。厚みが思ったよりでた生地になったので、表面はカリッと、中はもちっとして予想以上に出来がよかったです。

ローズマリーもかすかに利いて、主張せずにオレンジとの相性もよかったです。今まで作ったフォカッチャはカリカリ感の強いものでしたが、今回はパンピザのクラストのようにもちっとやわらかく、懸念していた油っぽさもなく、理想的な仕上がりになりました。

フォカッチャ生地だけでも十分おいしいので、サンドイッチ用やピザ生地としても使えそうです。早起きして作り甲斐のあるフォカッチャでした。

このフォカッチャを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon キヨミ・フォカッチャ。 by PCWP



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