Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

オートミール・スクエア。

2010-09-19 17:00:47 | 料理
久しぶりに実家への持参菓子製作。
来週は、25年ぶりに元留学生が家族を連れて来日。
その接待ディナーをお彼岸の日に実兄宅で予定しているので、今回はその打ち合わせと帰国の際に渡すお土産を母と買いに行くためお里帰りです。

以前にもオートミールを使ったバータイプのお菓子は何度か作っていますが、今回は少しボリュームのある厚手でパワータイプにしてみました。

<材料>(9個分)
強力粉     1/4カップ
薄力粉     1/4カップ
オートミール  1/2カップ
きび砂糖    1/4カップ
重曹      小さじ1/3
塩       小さじ1/3
植物油     1/4カップ
ヨーグルト   1/4カップ
黒ごまジャム  大さじ4 
ディサノーロ  大さじ2
(アマレット)


ボウルにオートミール、強力粉、薄力粉、砂糖、重曹、塩を加え混ぜ合わせます。

植物油を加えてゴムベラで混ぜ合わせ、粉っぽさがなくなったら、さらにヨーグルトを加えて全体をよく混ぜ合わせます。

最後にディサノーロ・リキュールを大さじ1ほど加えて混ぜ合わせ、ナッツ風味つけて生地完成。

このタイプのバーはどのレシピもたいてい大量のバターを使って作るのが定番ですが、ヨーグルトを使うことでバターの量を減らせます。また、混ぜ合わせを簡単にするため、バターの代わりに植物油を使って作りました。
バターの風味は最後に加えるリキュールで補うことで風味の質は変わるものの、香り豊かな仕上がりにしました。

15cm角のセルクルにオーブンペーパーを敷きこみ、生地の半量を入れて、ゴムベラで底全体に伸ばし広げます。
今までのジャム系スクエアは薄くなってしまい勝ちですが、今回は穀物量が多いため、食べ応えのある厚めの生地に。

生地の上に黒ゴマジャムを加えて、ゴムベラで淵より1cm内側まで同じく伸ばし広げます。
生地と同じく型全体に端までひろげてしまうと、ジャムがオーブンで熱せられた型に触れてこげてしまったり、型底へ流れ広がったりしてしまうので、外に漏れでないように一回り小さめに広げます。

残りの生地をジャムの上に載せて、伸ばしひろげ、170度のオーブンで20分間焼きました。

今回は粉の量が多いために焼くと少し膨れてふんわりとした仕上がりに。
焼きあがったら、型ごと網に移し、すぐに残りのディサノーロ・リキュールを刷毛でたっぷりと表面に塗り込み、焼き上げ時のオーブン熱でとんだ香りを再生。

荒熱がとれたら、型から出して、完全に冷ましてから9個に切り分けました。

焼きたては少し柔らかめで、切ると崩れやすく、冷めてから切る方がクラムが崩れず、フィリングのジャムも溶け出ることがないので、お勧めです。

薄めのスクエアはサクサクした食感のものが多いですが、今回はヨーグルトを加えることでふんわりとした食感と粉の多い生地でしっかりとした厚みを出したブラウニー的な食感で、ずっしり・ふんわりの面白い食感となりました。

糖分も油分も控えめなので、朝食にも使えますね。
見た目はちょっと華やかさにかけますが、形も崩れにくいので、持ち運びにも重宝。
リキュールを抜けば、素朴な味で子供のおやつにはいいですね。
フィリングを果物ジャムに変えるとさらにライトな味になり、紅茶などにも合う大人のお茶うけにもなりそう。

オートミールバーも作りこんでいくと、代替材料でカロリー、味、食感を自在に操れるようになるので、目的に応じたオリジナルなバーが作れそうです。

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