久しぶりに新しい料理道具が仲間入りしました。
1ヶ月ほど前に親戚の結婚式に出席し、その時に頂いた引き出物カタログから選んだ品が届きました。
どれにしようか色々悩んで、期限ぎりぎりで決めたお品は、「南部鉄器のファミリーパン」。
夏頃から鉄のグリルパンを買おうと画策していたのですが、Staub社のものにするかル・クルーゼにしようかなどと値段と扱いやすさなどを考えていると決めきれずに今日に至る次第。
鉄器は重いし、錆も付きやすいので使いきれるかどうかが、ちと不安なところでもあり、耐久性には疑問ののこるテフロン製のものにするか迷うところです。
普通の鉄のフライパンはWish Listにはなかったのですが、ミニサイズでお試しに使ってみるのにちょうど良くもらうことにしました。
届いたフライパンは、20cm径の赤いフライパンで、アメリカで言う"Cast-Iron skillet" 。思っていたよりミニサイズだったのですが、持ち手も全て鉄仕様で、我が家のデロンギのミニオーブンにも入るサイズですので、アメリカンなスキレット料理にかなり使えそうです。
我が家の鍋は基本的に舶来物のステンレス仕様なのですが、ミニオーブンに入る大きさのものが少なく、フライパン仕様ではないので、スキレット料理がほとんどできませんでした。
日本のフライパンでは持ち手がたいてい長く、また素材が耐熱でないものがほとんど。我が家の一つだけあるテフロンミニフライパンも持ち手はブラスチックで非耐熱。オーブンを意識した仕様にはなっていないし、スキレット料理はあまり普及していないのでしかたないのですが。。。
アメリカ料理はスキレットを使ってコンロで少し加熱したあと、オーブンに入れて仕上げる料理が多いので、作ってみたい料理が多数あります。このファミリーパンがうまく使いこなせれば、御用達書のスキレット料理がかなり作れそうです。
とりあえず南部鉄器の威力を知るために使ってみることに。
朝食用に「ジャーマン・アップルパンケーキ」を作ってみました。
この料理はアメリカのファミレス系定番メニューらしく、アメリカで初めて買った御用達書の雑誌版で初めて知りました。結局本場ものを食べることはまだできていませんが、一度食べてみたい料理の一つでした。
以前にも一度作りたくて、100均のテフロンフライパンを買い、持ち手をはずして作ってみたことがあるのですが、テフロン製であるにも関わらず、焼き上がりに生地が引っ付き、うまくできなかったので半ばあきらめていました。
今回はちゃんとしたスキレットなのでテフロン仕様ではないですが、うまく作れるかも。
まず、小麦粉、砂糖、塩を容器に混ぜ合わせておきます。
別の器に卵、豆乳を混ぜ合わせておきます。御用達書ではハーフ&ハーフというアメリカ限定の乳製品を使っていますが、生クリームと牛乳の同割でほぼ同じものになります。今回はローファット仕様にして豆乳を使いました。豆乳濃度は豆腐ができるものですが、おから入りではなく、中濃系にしました。砂糖は三温糖、小麦粉は中力粉を使いました。
粉へ卵液を混ぜ合わせ、30分ほど置いて生地をなじませておきます。
混ぜ始めはダマができますが、30分ほど寝かせておいて再度混ぜるとダマも消えて滑らかな生地ができます。
スキレットに油を敷いてよく加熱し、一口大に切ったリンゴを加えて炒めます。
黒砂糖を加えてリンゴがしんなりしてカラメル状になるまで加熱してレモン汁を加えます。
リンゴはアメリカではグラミースミス種というアメリカ版紅玉リンゴを使用していますが、今回は青リンゴで代用しました。
火を止めて寝かせた生地をフライパンの周囲側から流し込んで、リンゴの上にかけてすぐに200度に予熱したオーブンへ入れて焼きます。
生地の端に焼き色がつき、ふっくらと膨らむまで10分弱焼いて完成。
生地にはベーキングパウダーや重曹など膨張剤は入れていないのですが、オーブンに入れると思ったより膨らんで、大きなポップオーバーみたいになりました。
オーブンから取り出してお皿にするりと移し、粉砂糖をかけてすぐに食卓へ。
見た目は大きなヨークシャープディング的。加熱したリンゴの甘みが引き立ち、ほんのり甘くやさしい口当たりで美味でした。
生地の材料的にはホットケーキとほぼ同じなのですが、ひっくり返したり火加減の調整もいらないので、一人分作るにはこちらの方が簡単で美味かも。粉は少なめですが、ボリュームも出て食べ応えも満点でした。でもホットケーキほど粉の重厚さがなく、軽いのでおなかにももたれにくいですね。
テフロン仕様ではないので、焼き上がり後に生地が引っ付いてしまうのが懸念されましたが、十分に熱して油を敷きこめば全く問題なく、さらに熱の保持力がすぐれているので、テフロン製よりも熱まわりが良く、膨らみが良かったのかも。
スキレットが暖かい間に洗っておけば、そのまま予熱で乾いてくれるので錆の心配もなさそうで、かなり使い勝手がよさそうです。
大きさも一人分サイズで使いやすく、御用達書のスキレット料理に対応できそうですね。"スキレット・スフレ"や"スキレット・パイ"など作ってみたいものは目白押し。。。
いいものもらってしまいました。また当分新作料理が楽しめそうです。。
引き出物カタログを頂いたご親戚の皆様、有難うございました。
このパンケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ジャーマン・アップルパンケーキ。 by PCWP
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1ヶ月ほど前に親戚の結婚式に出席し、その時に頂いた引き出物カタログから選んだ品が届きました。
どれにしようか色々悩んで、期限ぎりぎりで決めたお品は、「南部鉄器のファミリーパン」。
夏頃から鉄のグリルパンを買おうと画策していたのですが、Staub社のものにするかル・クルーゼにしようかなどと値段と扱いやすさなどを考えていると決めきれずに今日に至る次第。
鉄器は重いし、錆も付きやすいので使いきれるかどうかが、ちと不安なところでもあり、耐久性には疑問ののこるテフロン製のものにするか迷うところです。
普通の鉄のフライパンはWish Listにはなかったのですが、ミニサイズでお試しに使ってみるのにちょうど良くもらうことにしました。
届いたフライパンは、20cm径の赤いフライパンで、アメリカで言う"Cast-Iron skillet" 。思っていたよりミニサイズだったのですが、持ち手も全て鉄仕様で、我が家のデロンギのミニオーブンにも入るサイズですので、アメリカンなスキレット料理にかなり使えそうです。
我が家の鍋は基本的に舶来物のステンレス仕様なのですが、ミニオーブンに入る大きさのものが少なく、フライパン仕様ではないので、スキレット料理がほとんどできませんでした。
日本のフライパンでは持ち手がたいてい長く、また素材が耐熱でないものがほとんど。我が家の一つだけあるテフロンミニフライパンも持ち手はブラスチックで非耐熱。オーブンを意識した仕様にはなっていないし、スキレット料理はあまり普及していないのでしかたないのですが。。。
アメリカ料理はスキレットを使ってコンロで少し加熱したあと、オーブンに入れて仕上げる料理が多いので、作ってみたい料理が多数あります。このファミリーパンがうまく使いこなせれば、御用達書のスキレット料理がかなり作れそうです。
とりあえず南部鉄器の威力を知るために使ってみることに。
朝食用に「ジャーマン・アップルパンケーキ」を作ってみました。
この料理はアメリカのファミレス系定番メニューらしく、アメリカで初めて買った御用達書の雑誌版で初めて知りました。結局本場ものを食べることはまだできていませんが、一度食べてみたい料理の一つでした。
以前にも一度作りたくて、100均のテフロンフライパンを買い、持ち手をはずして作ってみたことがあるのですが、テフロン製であるにも関わらず、焼き上がりに生地が引っ付き、うまくできなかったので半ばあきらめていました。
今回はちゃんとしたスキレットなのでテフロン仕様ではないですが、うまく作れるかも。
まず、小麦粉、砂糖、塩を容器に混ぜ合わせておきます。
別の器に卵、豆乳を混ぜ合わせておきます。御用達書ではハーフ&ハーフというアメリカ限定の乳製品を使っていますが、生クリームと牛乳の同割でほぼ同じものになります。今回はローファット仕様にして豆乳を使いました。豆乳濃度は豆腐ができるものですが、おから入りではなく、中濃系にしました。砂糖は三温糖、小麦粉は中力粉を使いました。
粉へ卵液を混ぜ合わせ、30分ほど置いて生地をなじませておきます。
混ぜ始めはダマができますが、30分ほど寝かせておいて再度混ぜるとダマも消えて滑らかな生地ができます。
スキレットに油を敷いてよく加熱し、一口大に切ったリンゴを加えて炒めます。
黒砂糖を加えてリンゴがしんなりしてカラメル状になるまで加熱してレモン汁を加えます。
リンゴはアメリカではグラミースミス種というアメリカ版紅玉リンゴを使用していますが、今回は青リンゴで代用しました。
火を止めて寝かせた生地をフライパンの周囲側から流し込んで、リンゴの上にかけてすぐに200度に予熱したオーブンへ入れて焼きます。
生地の端に焼き色がつき、ふっくらと膨らむまで10分弱焼いて完成。
生地にはベーキングパウダーや重曹など膨張剤は入れていないのですが、オーブンに入れると思ったより膨らんで、大きなポップオーバーみたいになりました。
オーブンから取り出してお皿にするりと移し、粉砂糖をかけてすぐに食卓へ。
見た目は大きなヨークシャープディング的。加熱したリンゴの甘みが引き立ち、ほんのり甘くやさしい口当たりで美味でした。
生地の材料的にはホットケーキとほぼ同じなのですが、ひっくり返したり火加減の調整もいらないので、一人分作るにはこちらの方が簡単で美味かも。粉は少なめですが、ボリュームも出て食べ応えも満点でした。でもホットケーキほど粉の重厚さがなく、軽いのでおなかにももたれにくいですね。
テフロン仕様ではないので、焼き上がり後に生地が引っ付いてしまうのが懸念されましたが、十分に熱して油を敷きこめば全く問題なく、さらに熱の保持力がすぐれているので、テフロン製よりも熱まわりが良く、膨らみが良かったのかも。
スキレットが暖かい間に洗っておけば、そのまま予熱で乾いてくれるので錆の心配もなさそうで、かなり使い勝手がよさそうです。
大きさも一人分サイズで使いやすく、御用達書のスキレット料理に対応できそうですね。"スキレット・スフレ"や"スキレット・パイ"など作ってみたいものは目白押し。。。
いいものもらってしまいました。また当分新作料理が楽しめそうです。。
引き出物カタログを頂いたご親戚の皆様、有難うございました。
このパンケーキを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
ジャーマン・アップルパンケーキ。 by PCWP
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