Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ヌテラ・バナナマフィン。

2011-03-24 09:32:10 | 料理
本日はマフィン研究。
テーマは"Nutella(ヌテラ)"。

ヌテラは、以前にも一度紹介していますが、世界中で売られているイタリア製へーゼルナッツ・チョコペースト。
アメリカで初めて見かけて、日本でも売られているのを知りました。
昨夏の食品見本市で、この商品の輸入元のバイヤーさんとお話する機会がありました。

以前はこの商品も近所のスーパーで手軽に買える商品だったのですが、最近は売られているのを見かけなくなり、そのことを訪ねると、やはり景気の影響か、売り上げが落ち込んで撤退するお店が増えているとのこと。
このペーストは他のチョコペーストよりやや高いため、なかなか売り上げが上がらないらしい。
でもこのペースト、なかなかおいしいので、これ以上販売店舗を減らして欲しくはないのですが。。。。
自前促販キャンペーンではないのですが、これを使ってマフィンを作ってみることに。
パンに塗って食べる以外の食べ方があると、使いやすくなるのではないかと思います。

ちょうど"Bite"でヌテラを使ったブランマフィンのレシピを見つけたので試してみることに。

≪材料≫(6個分)
強力粉  30g
薄力粉  70g
オートミール  80g
ココアパウダー 大さじ1/2
ベーキングパウダー  小さじ1/2
重曹     小さじ1/4
塩      小さじ1/4
植物油    小さじ1
三温糖    大さじ2
卵      1個
バナナ    (小)2本
ヌテラ(Nutella) 小さじ3+小さじ6
ヨーグルト    100cc


ボウルに強力粉、薄力粉、オートミール、ココアパウダー、ベーキングパウダー、重曹、塩を入れて、混ぜ合わせておきます。
"Bite"ではブランを加えていますが、オートミールでも代用できるとのことだったで、オートミールを加えました。
ブランマフィンは少し食感が固く仕上がるので、今回は薄力粉を強力粉より多めに配合しました。


別ボウルにバナナを入れて、フォークでよくつぶします。

さらにヌテラ、植物油、卵、三温糖、ヨーグルトを加えて、全体をよく混ぜ合わせます。
ヌテラは常温では、ちょっと固めのペースト。室温が高い夏などはほどよく柔らかくなりますが、この気温ではまだちょっと固め。フォークでヌテラを細かくつぶすようにしながら全体をよく混ぜ合わせます。

卵液に混ぜ合わせておいた粉類を一度に加えて、ゴムベラで粉気がなくなるまで混ぜ合わせます。
通常のマフィン生地より今回は柔らかめの生地に。
今回の作り方は、バターのクリーム化や粉と液の交互混ぜなどのこだわりがない極めて単純な作り方もいいですね。

マフィン型に紙ライナーを敷いて、計量カップで、各カップに生地を均等に詰めていきます。

最後に小さじ1ずつ、ヌテラを各カップの生地中央部に入れて埋め込みます。

180度に予熱したオーブンに入れて20分程度焼きました。

焼き上がりの目安は竹串を刺して生地が付いてこなければO.K.。生地中央部はヌテラのペーストを埋め込んでいるので、今回は中心をはずしてチェック。
通常のマフィンより早めに焼き上がりました。

型から取り出して網の上で荒熱を取って完成。

ブランマフィンは、油分が少ないため、マフィンの中でも固めの食感になるものが多いのですが、バナナが入っているためか、今回は今までのものよりふんわりと柔らかく仕上がりました。砂糖も控えめですが、ヌテラ風味のおかげでバナナの風味が意外によく効いていて甘さも十分。

ブランマフィンのがっしりとした重さがないけれど、オートミールがたっぷりで食物繊維は豊富で、腹持ちはよさそう。バナナマフィンの柔らかさを兼ね備えたおいしいマフィンになりました。

ヌテラもお菓子に使うと意外とおいしいものですね。パンに塗るだけでは、なかなか消費できないスプレッド類も使い方によっては、もっとおいしく活用できそうです。

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