Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ベジ・マニコッティ。

2010-07-18 18:30:44 | 料理
今週の課題製作第一弾。

今回は森永乳業「クラフト 100%パルメザンチーズ」のレシピモニター。
テーマは「パルメザンに合うパスタレシピ」ということで、パスタ料理を製作。
パスタというと、麺をイメージしてしまいがちですが、パスタ料理と言われるジャンルの料理は幅広く、マカロニのようなショートパスタやラザニアのような幅広の生地状を使ったものなど形態がさまざま。
定番の麺系からちょっと目線をはずして、今回はマニコッティを作ってみました。

マニコッティは管状のパスタで巨大なマカロニといった形状のパスタ。日本ではカネロニの方がよく知られているかも。両者の違いは良くわかりませんが、輸入食品店のパスタコーナーではカネロニを見かけることはあります。しかし、どちらにしても近所のスーパーでは見かけることはないですね。

マニコッティは、作るのが面倒なパスタの一つで、パスタを茹でて、フィリングを作り、茹でたパスタに詰めて、ソースを作り、詰め物をしたパスタにソースをかけてグラタンのように焼き上げます。
ソースを作り、パスタを茹でて和えて仕上げる、麺状のパスタより手順が多く、手間がかかります。グラタンとも煮ていますが、ソースとは別にフィリングを作らねばならず、さらにフィリングをパスタに詰めなければならないのが手間。

以前に作った"ソイ・マニコッティ"の手法を応用して今回はフィリングを改善しました。
前回はおからパウダーを加えてフィリングの水分調整剤としたのですが、おからパウダーのざらつきが残るので、今回はパンに変えてみました。本来のマニコッティフィリングはリコッタチーズをベースにするのですが、豆腐で代用し、カロリーとコストをカットし、ボリュームを出しました。前回使用したヨーグルトやサワークリームの代わりにパルメザンチーズを加えてコクを加え、フィリングの水分量を押さえ、しっかりとしたフィリングに仕上げてみました。前回と同様、卵や肉を使わないベジ仕様です。

先ずはパスタの準備から。
前回と同様、手に入りやすいラザニア用パスタでマニコッティの代用をします。
ラザニアパスタを浅皿に入れて湯に数分間つけてふやかし、柔らかくしておきます。

パスタをふやかしている間にフィリングを作ります。
フードプロセッサーに、水切りした豆腐、食パン、パルメザンチーズ、塩を加え全体がしっとりとまとまるまで切り混ぜます。
味を見て、塩を追加して調味します。

パスタがふやけたら、まな板の上に広げ、フィリングをスプーンですくって、パスタの上に等分に盛っていきます。

フィリングを包むようにパスタを巻き上げます。

グラタン皿にトマトソースを敷き、巻き上げたパスタの巻き終わりを下にしてを並べていきます。

並べたパスタの上からさらにトマトソースをかぶるくらいに載せ、溶けるタイプのチーズを散らしてアルミホイルを被せます。

170度に予熱したオーブンに入れて15分ほど焼き、アルミホイルをとって、チーズが溶けるまで10分ほど焼いて完成。

前回は焼いている間に水分が出て、フィリングのカサがへり、全体のボリュームが減り気味に仕上がりましたが、今回はフィリングから水分がにじみ出ることなく、ボリュームを保ったまま、形よく仕上がりました。

味はフィリングと上掛け両方にチーズを使ったダブルチーズ仕様なので、チーズ風味たっぷりなのですが、フィリングには豆腐とパンでカサをだしているので、油っぽさがなく食べ飽きることがないですね。
前回とはフィリングの食感がかなり違い、前回のクリーミーな食感とは逆のぷりぷりとした歯ごたえ感で食べ応えがありました。フィリングの味が楽しめる一皿ですね。

今回はトマトソースは市販品にトマトケチャップを混ぜ合わせたものを使ったため、コンロで加熱することが必要なく、夏の暑いときでも気軽に作ることができますね。

このベジ・マニコッティを作ってみたい方はこちらを参考にしてください。↓
Cpicon ベジ・マニコッティ。 by PCWP



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