![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/01/de/051c90cb7df0981c118536884fe72fcf.jpg)
本日は、パン実習。
朝からイースト発酵のパンを焼こうと思うと、前日からやや気が重くなってしまいます。
焼きたてのパンはおいしいのですが、作るのは時間もかかるし、さらなる早起きを迫られることもあって、毎日はできないのが実情。
それでも週に1度くらいは焼けるくらいのモチベーションがもてるようにしたいものです。
今回は"フラット・ブレッド(平パン)"に挑戦。
平パンはその名の通り、焼いたり揚げたりして膨らませたパンで見た目が"平たい"のが特徴。世界最古のスタイルのパンで小麦粉から作られ、発酵させたものやさせないものもあります。ヨーロッパスタイルの山型パンと違い目の細かいクラムや気泡の大きなパンではなく、形も食感も様々で大きくカリッと焼いたものや小さくクラッカーのように三角形に焼いたもの、紙のように薄く柔らかく丸いものやスポンジ状で楕円のもあります。
食べ方は手でちぎったり、裂いたりしてから、シチューや肉汁のソースに浸して食べられます。
種類はアメリカでも良く知られているものとしては以下の通り。
チャパティ:平たく、パンケーキ状。発酵不要の全粒粉で作った鉄板で焼くパン。
ラバシュ:発酵させた小麦粉生地を薄く丸型に焼いたもの。
ナン:イースト発酵させた平たく円型の生地をタンドール・オーブンで焼いたもの。少しだけ膨らみ、片面に焦げ目が付いている。
パパダン:レンズ豆の粉で作られる発酵不要の生地にハーブと香辛料で風味付けして、揚げるか直火で焼いたもの。紙のように薄くカリッとしている。
パラサ:平たくサクサクした発酵不要の全粒粉パン。生地を紙状に薄く延ばし、ギー(澄ましバター)を塗ってパイ生地状に層を作るため折込みをする。
ピタ:発酵させた全粒粉または小麦粉を薄く円形に延ばし、石板で焼いたもの。膨らんで空洞ができるのが特徴。
プーリー:発酵不要の全粒粉生地を薄く円形の延ばして油で揚げて膨らませたもの。
ロティ:発酵不要で鉄板で焼いたパン。仕上げに直火で炙り、膨らませる。
以上のように色々な種類があるパンですが、在米中にいくつか食べた中ではロティとプーリーがおいしかった。ナンは日本では認知度が高いですが、アメリカではあまり見かけないかったですね。
今回は、久しぶりに御用達書のレシピを参考に小麦粉でイースト発酵させた"フラットブレッド"を作ってみました。
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フードプロセッサーに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、ヨーグルト、オリーブ油を加えます。
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そこへ温水を回しかけて、滑らかになるまで小刻みに20回程度切り混ぜます。
普通は手捏ねかスタンドミキサーでパンを作るのですが、今回はフードプロセッサーを使い、全く手でこねないので、とても作るのが楽で速い。
本来は小麦粉と全粒粉を混ぜて使うのですが、手持ちにはないので、強力粉100%で作りました。
御用達書の作り方は、先にイーストとヨーグルト、砂糖、油、温水を混ぜ合わせてから小麦粉を加えるように指南してありますが、今回は予備発酵不要のイーストを使うので、全部最初から材料を加えて作ってみることに。
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全体が重くまとまって、フードプロセッサーでは周らなくなってきたら、ボウルに取り出して蓋をして、1時間ほど発酵させます。
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発酵前の生地はかなり柔らかく、べたつくので多少心配になりましたが、良く発酵して1時間でしっかり2倍になりました。
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打ち粉をして生地をまな板に取り出し、拳くらいの大きさに分割。生地がやはり柔らかいのでかなり手粉をつかって軽くまとめます。
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二次発酵はせずにそのまま焼いていきます。
鋳物フライパンを空焼きしてよく熱し、生地を手でひっぱりながら縦長に延ばしてフライパンにおきます。
生地が柔らかいので持ち上げると自重で伸びてしまうほど。麺棒で延ばさなくても手でひっぱるだけでナン独特の楕円状の形になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/10/37/2fd15643b59b4ffe5910384a8020eb60_s.jpg)
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数分焼いてひっくり返し、両面に焼き目が付けばできあがり。
焼き上がりにオリーブ油を塗るとマイルドな仕上がりになります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/6e/26/c7fcd9d51ebc8369d7b5c0855cf4bab5_s.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/52/b2/2ba20a635b6272698bea0a2350db8818_s.jpg)
このパンは焼きたてが命。この日はクラムチャウダーに添えて、朝食用にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/82/643ad030854a2813c36985a1326cfb9c_s.jpg)
ヨーグルトが入っていて、しっかり発酵させているので、クラムはうすくてもモッチリ。外側はパリッとしてすごくおいしかったです。
焼くのも手間が掛からないので、基本的には1時間程度でできあがります。
ふんわりしていて食べやすいのですが、お腹には後でずっしりくるので食べすぎに注意ですね。
サラダや肉を包んでサンドイッチ風にしてもおいしいかも。ただし焼きたて限定ですが。。。
これならそれほど気負わなくても、気軽で本格的な食事パンとして楽しめそうです。
やはり御用達書のレシピは良くできていますね。"Epi"も一風変わった料理で興味ある内容なのですが、やはり味の面では御用達書の方がよく研究されていて断然おいしいですね。
このフラットブレッドを作ってみたいかたはこちらを参考にしてください。↓
フラット・ブレッド。 by PCWP
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朝からイースト発酵のパンを焼こうと思うと、前日からやや気が重くなってしまいます。
焼きたてのパンはおいしいのですが、作るのは時間もかかるし、さらなる早起きを迫られることもあって、毎日はできないのが実情。
それでも週に1度くらいは焼けるくらいのモチベーションがもてるようにしたいものです。
今回は"フラット・ブレッド(平パン)"に挑戦。
平パンはその名の通り、焼いたり揚げたりして膨らませたパンで見た目が"平たい"のが特徴。世界最古のスタイルのパンで小麦粉から作られ、発酵させたものやさせないものもあります。ヨーロッパスタイルの山型パンと違い目の細かいクラムや気泡の大きなパンではなく、形も食感も様々で大きくカリッと焼いたものや小さくクラッカーのように三角形に焼いたもの、紙のように薄く柔らかく丸いものやスポンジ状で楕円のもあります。
食べ方は手でちぎったり、裂いたりしてから、シチューや肉汁のソースに浸して食べられます。
種類はアメリカでも良く知られているものとしては以下の通り。
チャパティ:平たく、パンケーキ状。発酵不要の全粒粉で作った鉄板で焼くパン。
ラバシュ:発酵させた小麦粉生地を薄く丸型に焼いたもの。
ナン:イースト発酵させた平たく円型の生地をタンドール・オーブンで焼いたもの。少しだけ膨らみ、片面に焦げ目が付いている。
パパダン:レンズ豆の粉で作られる発酵不要の生地にハーブと香辛料で風味付けして、揚げるか直火で焼いたもの。紙のように薄くカリッとしている。
パラサ:平たくサクサクした発酵不要の全粒粉パン。生地を紙状に薄く延ばし、ギー(澄ましバター)を塗ってパイ生地状に層を作るため折込みをする。
ピタ:発酵させた全粒粉または小麦粉を薄く円形に延ばし、石板で焼いたもの。膨らんで空洞ができるのが特徴。
プーリー:発酵不要の全粒粉生地を薄く円形の延ばして油で揚げて膨らませたもの。
ロティ:発酵不要で鉄板で焼いたパン。仕上げに直火で炙り、膨らませる。
以上のように色々な種類があるパンですが、在米中にいくつか食べた中ではロティとプーリーがおいしかった。ナンは日本では認知度が高いですが、アメリカではあまり見かけないかったですね。
今回は、久しぶりに御用達書のレシピを参考に小麦粉でイースト発酵させた"フラットブレッド"を作ってみました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/47/fd/7c096057215c9bf436ae1cfad0f97b8d_s.jpg)
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フードプロセッサーに強力粉、ドライイースト、砂糖、塩、ヨーグルト、オリーブ油を加えます。
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そこへ温水を回しかけて、滑らかになるまで小刻みに20回程度切り混ぜます。
普通は手捏ねかスタンドミキサーでパンを作るのですが、今回はフードプロセッサーを使い、全く手でこねないので、とても作るのが楽で速い。
本来は小麦粉と全粒粉を混ぜて使うのですが、手持ちにはないので、強力粉100%で作りました。
御用達書の作り方は、先にイーストとヨーグルト、砂糖、油、温水を混ぜ合わせてから小麦粉を加えるように指南してありますが、今回は予備発酵不要のイーストを使うので、全部最初から材料を加えて作ってみることに。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/02/643600f0c7c9ce9b286b05828d0af020_s.jpg)
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全体が重くまとまって、フードプロセッサーでは周らなくなってきたら、ボウルに取り出して蓋をして、1時間ほど発酵させます。
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発酵前の生地はかなり柔らかく、べたつくので多少心配になりましたが、良く発酵して1時間でしっかり2倍になりました。
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打ち粉をして生地をまな板に取り出し、拳くらいの大きさに分割。生地がやはり柔らかいのでかなり手粉をつかって軽くまとめます。
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二次発酵はせずにそのまま焼いていきます。
鋳物フライパンを空焼きしてよく熱し、生地を手でひっぱりながら縦長に延ばしてフライパンにおきます。
生地が柔らかいので持ち上げると自重で伸びてしまうほど。麺棒で延ばさなくても手でひっぱるだけでナン独特の楕円状の形になりました。
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数分焼いてひっくり返し、両面に焼き目が付けばできあがり。
焼き上がりにオリーブ油を塗るとマイルドな仕上がりになります。
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このパンは焼きたてが命。この日はクラムチャウダーに添えて、朝食用にしました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/27/82/643ad030854a2813c36985a1326cfb9c_s.jpg)
ヨーグルトが入っていて、しっかり発酵させているので、クラムはうすくてもモッチリ。外側はパリッとしてすごくおいしかったです。
焼くのも手間が掛からないので、基本的には1時間程度でできあがります。
ふんわりしていて食べやすいのですが、お腹には後でずっしりくるので食べすぎに注意ですね。
サラダや肉を包んでサンドイッチ風にしてもおいしいかも。ただし焼きたて限定ですが。。。
これならそれほど気負わなくても、気軽で本格的な食事パンとして楽しめそうです。
やはり御用達書のレシピは良くできていますね。"Epi"も一風変わった料理で興味ある内容なのですが、やはり味の面では御用達書の方がよく研究されていて断然おいしいですね。
このフラットブレッドを作ってみたいかたはこちらを参考にしてください。↓
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