Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

スキレット・チーズスコーン。

2011-02-15 09:01:07 | 料理
本日の朝食実習は、スコーン。
昨日から大阪では珍しく雪が降り、今朝もまだ屋根の上は一面真っ白。
さすがに道路にはほとんど雪はないですが、今年の寒さの底といった感じ。

朝がとても寒いので、なかなか手間や時間のかかる試作はモチベーションが上がらないので、簡単にできそうなものを作ってみることに。

今回は、最近お気に入りの"Bite"のレシピから"スキレットスコーン"を選びました。
このスコーンは、生地がソーダブレッドなのが面白いところ。
これをオーブンではなく、フライパンで丸く焼いて、三角形のアメリカンスコーン形に切り分けたもの。

スコーンは、粉とバターをたっぷり使ったものが多いので、食感の割りにヘビーなもの。でも、ソーダブレッドの生地なら粉は同程度たっぷり使いますが、基本的に油は不要で、バターの切り混ぜ作業などが不必要なので、手順の簡単。

さらに今回は、オーブンを使わずにフライパンで焼くので、型も不要。
ただコンロで焼くということは下火一方からの火力。
しっかり中まで焼くことができるのか、そこがちょっと心配。

とりあえず、作ってみることに。

《材料》(6個分)
強力粉     70g
薄力粉     70g
重曹      小さじ1/2
砂糖      小さじ2
塩       小さじ1/4
プロセスチーズ  3個(60g)
ヨーグルト    100cc


ボウルに強力粉、薄力粉、重曹、塩、砂糖を加えて混ぜ合わせます。
今回は朝食用に食べ応え重視のスコーンにしたいので、強力粉と薄力粉を等量配合。
ベーキングパウダーは使わず、ソーダブレッドの名の通り、重曹のみで膨らませます。
砂糖と塩は基本的調味のためですが、甘いものにする場合、もう少し増量するといいと思います。
逆にプレーンなタイプがお好みなら、砂糖は減らしてもいいかも。
今回は、"Bite"の分量通りにしました。

朝食用にジャムなどスプレッドを使わず、そのままで食べられるよう6Pチーズをちぎって加えて混ぜておきました。

粉類にヨーグルトを加え、ゴムベラで大きく、さっくりと混ぜます。
ソーダブレッドの作り方では、基本的には混ぜきらないのがポイント。
1分ほどこねると手順にはありましたが、ソーダブレッドは粉っぽいまま焼くことが、ふんわりとしたパンっぽい生地になるので、ゴムベラで粉気が半分ほどなくなったところで、手で全体を押し固めました。
ほとんど捏ねてない状態。

やっと全体がまとまった、粉っぽい状態のままで、油を引かずに予熱した鉄製フライパンに入れて、手でフライパンの底に押し付けながら底一面に延ばして成形。
15cmフライパンがちょうどよい大きさでした。

かなり厚みのあるまま、中弱火で7分焼き、底が固まってきたら、ひっくり返してさらに蓋をして7分焼きました。

油を引かずに生地を載せたので、こびりつかいないかと心配になりましたが、焼けて固まると、全く引っ付かずに簡単にひっくり返すことができました。
ひっくり返してからは、中の焼け具合が心配なので、蓋をして焼くことに。

蓋を開けると一回り大きくなって、ボリューム満点な焼き上がりに。

焼きたては、ちょっと柔らかく切りにくいですが、数分荒熱を取ってから放射状に切り分けると、確かにスコーンのような状態に。

味の方は、非常に美味。
スコーンというには少しモチッとして軽くもなく、重くもなく、食感が違いますが、どちらかとう言うとチーズポンデと言う感じ。冷めると少し重みがでて、スコーン的になってきましたが、味は圧倒的に焼きたてがベスト。
中の焼け具合が一番心配でしたが、モッチリと焼けていて厚みの割りにちゃんと焼けていました。水分が少ない生地だからかもしれませんね。
チーズの塩味が効いて、もちっとした食感にちょっとチーズの油分が程よくあって、パサツキがなく、相性抜群です。
外側はカリッとしていて、中がモチモチとした独特のクイックブレッド。
オーブンで焼いたものより、短時間で焼けるせいか、パサツキが少ないように思います。

ホットケーキを焼くより簡単ですね。大きく焼けば、15分程度で4人分くらい一気に作れそう。卵、油なしで粉とヨーグルトと重曹があれば作れる材料の少なさも魅力ですね。

今度はドライフルーツなど甘めにして作ってみようと思います。
"Bite"のレシピもなかなか面白いものが多いですね。
御用達書とはまた違った料理観で作り方も興味深い。ちょっとB級っぽいところが魅力かも。
まだまだ作ってみたいものが沢山ありますね。。。

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