Pro house keeper

アメリカのローカルフードを中心に、世界各国の料理レシピを自宅で気軽につくる料理日誌。

ナスと豆腐のムサカ。

2010-09-27 09:06:41 | 料理
今週の課題第2弾。

先週末にサントネージュ『酸化防止剤無添加有機ワイン』を赤と白フルボトルで2本頂きました。ワイン上部にはさらに布袋のおまけまでついていました。
よって、今週はレシピブログの"サントネージュ『酸化防止剤無添加有機ワイン』とピッタリなおつまみレシピコンテスト"に参加することに。

作る料理は"ムサカ"。
最近、レシピをやや見かけるようになった料理で、トルコ料理として紹介されたり、ギリシャ料理として分類されていることもありますが、イスラム圏だけでなく、ヨーロッパでも食べられている広範囲な家庭料理です。

基本的には、ジャガイモやナスの間にラム肉を使ったトマトソースと卵を使ったベシャメルソースを重ねてオーブンで焼いたものですが、国や地域によって作られるムサカの種類は様々で、ベシャメルがチーズソースであったり、トマトソースではなく、生のトマトを重ねたりするようです。

日本式に言えば"グラタン"の一種で、わりと日本人にも受け入れやすい料理だと思います。

今回は肉や卵を使わず、前日の残りものや在庫品をうまくアレンジして、豆腐となす、チーズを使ったベジ仕様の和製ムサカにすることに。

<材料>(2人分)
なすの天ぷら 1個分(中4枚)
食パン(サンドイッチ用) 2枚
豆腐 1/2丁
トマト水煮  カップ1/3
(またはあらごしトマト カップ1/3)
クリームソース(市販)  大さじ3
牛乳          大さじ3
チェダーチーズ     40g
(またはピザ用チーズ  大さじ4)
パン粉  大さじ2


まず、耐熱容器に油を塗っておきます。

そこへサンドイッチ用の薄切り食パンを一口大に切り、容器の底に敷き詰めます。

パンの上に茄子の天ぷらを載せて敷き詰めます。
今回は、前日の天ぷらの残りを使用しました。
ない場合は、ナスを斜め薄切りにし、油で柔らかくなるまで焼くか、油をまぶしてオーブンローストしてもいいですね。

市販トマトの水煮を汁ごと崩して茄子の上にかけます。
今回は手元にあった市販の荒越しトマト汁を使いました。
もちろん生のトマトを潰してもO.K.。

トマトの上に豆腐を崩して散らします。
できれば豆腐は木綿豆腐を水切りしたものがベスト。肉が入っていない分、食べ応えを出すために濃厚な豆腐を使う方がおいしいです。

さらに薄切りのチーズを豆腐の上に並べます。
今回は、先日頂いた"切れてるチーズ"を採用。もともと薄切りになっているので、並べるだけで切る手間がなく便利。細切りのピザ用チーズやスライスチーズでも代用できます。

市販のクリームソースを牛乳で延ばしてチーズの上から流しかけ、パン粉を振って180℃のオーブンにいれてチーズが溶けるまで15分ほど焼いて完成。
ない場合は、温めた牛乳にチキンスープの素を溶かしたもので代用してもいいですね。
もちろん手作りが最高ですが…。こちらも以前に頂いた小分けパウチのクリームソースを使いました。

見た目はグラタンですが、トマトソースとクリームソースのダブルソースで肉がなくてもリッチな味。
茄子は一度天ぷらにしているので、とろけるような柔らかさでコクもあり、ムサカにぴったり。
底に敷いたパンがソースや茄子の旨みを吸ってムサカの味を決めています。
旨みだけでなく、水分も吸ってくれるので、全体にべたつかず、まとまり感がでます。
また、吸い込んだ水分でパンが膨れてボリューム感もでるため、一石二鳥。ジャガイモでもいいですが、水分の吸い込みがよいパンの方がお勧めですね。
オーブンで焼くまで、ほとんど並べて掛けるだけの簡単作業でこれもまた嬉しいところ。

大皿で作ってパーティ使用にしてもいいし、小皿で一人分ずつ作ってちょっとしたおつまみしてもいいですね。ワインは赤でも、白でもどちらでもあいますが、今回は軽めのフルーティな白ワインとあわせました。

残りものもうまくアレンジすれば、調理の手間も食材も無駄もなくていいですね。
サントネージュ『酸化防止剤無添加有機ワイン』レシピコンテスト参加中

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