『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』

 

□作品オフィシャルサイト　「シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム」
□監督　ガイ・リッチー
□脚本　ミシェル・マローニー、キーラン・マローニー
□キャスト　ロバート・ダウニー・Ｊr、ジュード・ロウ、ジャレッド・ハリス、ノオミ・ラパス、
　　　　　　　スティーヴン・フライ、エディ・マーサン、ケリー・ライリー、ジェラルディン・ジェームズ

■鑑賞日　３月１１日（日）
■劇場　チネチッタ
■cyazの満足度　★★★☆（５★満点、☆は０．５）

＜感想＞

　前作『シャーロック・ホームズ』からちょうど２年。
　今回もロバート・ダウニー・Ｊrとジュード・ロウの名（迷）コンビ
　ガイ・リッチー監督作品でまたまたアップテンポで事件の謎解きに二人が奔走する。
　アクションはさながら、しっかりコメディタッチの二人の演技は、前作を彷彿とさせる。
　しかしながら、相変わらず二人の会話のキャッチボールが多くて、それに伴う字幕の多さ。
　シーンの展開の速さより、字幕を追っかけることが結構大変（ちと歳を取ったかなぁ・・・）

　今回はオーストリア皇太子が自殺する事件が起きる。　しかしながら、ホームズは
　皇太子が暗殺されたと推測し、事件の謎を解くため社交クラブに潜入。
　ジプシーの占い師シムと出会うが、シムは事件の手掛かりを知ったことで暗殺事件の
　首謀者モリアーティ教授（ジャレッド・ハリス）に狙われてしまう。

　このモリアーティ教授とホームズの妙な間の駆け引きが面白い。
　所々、切り抜けばその昔のピーター・セラーズの『ピンク・パンサー』シリーズに似てたりして（笑）

　シャドウゲームということと、舞台が舞台だけに、なんとなくスクリーンがセピアな感じだったが、
　まさかの大砲なんかの登場で、それをぶっ放すところは爽快そのもの
　ただ、前作とカラー自体はあまり変わらなかったので、これも少し現代版に置き換えて
　製作してくれればぜひ観てみたいものだ
　ワトソン演じるジュード・ロウもロバート・ダウニー・Ｊrと息もピッタシで、これが全世界的に当たれば、
　もしやシリーズ化の話もあるのでは