京の昼寝~♪

なんとなく漠然と日々流されるのではなく、少し立ち止まり、自身の「言の葉」をしたためてみようと・・・そんなMy Blogに

『南極物語(吹替版)』

2006-03-22 | 洋画


もう一度 逢いたい人がいる。
もう一度 聴きたい声がある。
 


■監督 フランク・マーシャル
■脚本 デイヴ・ディジリオ
■キャスト ポール・ウォーカー、ブルース・グリーンウッド、ムーン・ブラッドグッド、
ジェイソン・ビッグス

□オフィシャルサイト  『
南極物語

 全米科学財団・南極基地のジェリー(ポール・ウォーカー)は、深い知識に的確な
 判断力と行動力、そして8匹の犬ぞり犬との見事な連携によって、奇跡のような冒険を
 可能にしてきた南極ガイドだ。 しかし記録的な猛吹雪が南極に近づき、調査遠征で
 重度の凍傷を負ったジェリーらは一時的に基地から避難する。 犬たちもすぐ迎えに
 来る予定だったが、天候の悪化によって断念せざるをえない状況に。 一方、南極で
 鎖につながれたままの犬たちは、ジェリーの帰りをひたすら待っていた…。

 おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
 cyazの満足度⇒★★★☆

 あのタロ・ジロで涙した『南極物語』(1983年、蔵原惟繕監督)をディズニーが
 リメイクした今作品。 本当は字幕で観たかったのですがいつも利用するシネコン
 (近隣2館)
は両館とも吹替版の上映でした。 ま、春休みだから仕方がないですが、
 一回分くらいは字幕上映して欲しかったなぁ・・・。

 オリジナル版が公開されてからはもう20年以上経っているのですが、そのときの
 感動はいまだに残っています ハリウッドでのリメイクがどのような映画になるの
 かは、リメイクのニュースが報じられてから興味津々で待っていました

 結論から言うと、しっかり泣かされていました ストーリーは若干違うにしても、
 要された結末は予測されていたにも関わらず、しっかり術中にハマってしまいました
 どうして動物物には皆弱いんでしょうね(笑) 先日観た(レビューは昨日アップ
 しましたが)『
子ぎつねヘレン』も結末を知りながらやはり泣かされてしまいましたし、
 昨年観た『
星になった少年』も例外ではありませんでした。

 主役はやはり犬たちですね エンドロールにはしっかり彼(彼女)たちの本犬名と
 犬種もクレジットされていましたが、人間との信頼感と、自分たち自身が生き延びて
 いく同胞と智恵を上手く映画の中で表現されていたのには感心してしまいました
 特に、マヤとマックスの世代交代の過程は人間では表現できない彼らの素晴らしい
 言葉のない演技だったと思います
 こういう演技をさせるアニマルトレーナーは凄い才能であるとともに、彼らに対し
 深い愛情を持っているんだなぁと感心させられました。

 今回、主演でジェリー役のポール・ウォーカーは無類の愛犬家らしく、撮影現場には
 自身の愛犬を連れて来るほどだったといいます。 犬は犬好きかどうかを瞬時に
 判断すると言います。 劇中でも彼らの育て親の元に謝罪に行くシーンで、そのことに
 触れていました。

 クーパー役のジェイソン・ビッグスもなかなかいい味を出していました。 実際、
 極寒の地、南極での生活にはこういうおとぼけキャラが必要でしょうね(笑)

 この映画の中に少しラブ・ロマンスも盛り込まれて、ジェリーとケイティ(ムーン・
 ブラッドグッド)の恋の行方もいい感じでした~ しかし彼女クリスタル・ケイに
 似てましたね(笑)  オフィシャルサイトを見ると、彼女はコリアン・アイリッシュ・
 オランダ人の血が混ざっているんですね

 食うに困ったハスキー犬たちが鯨の肉に群がっていた時、腹のなかなかトドが
 飛び出してきたのにはビックリして仰け反ってしまいました(笑)  いつも
 一番後ろ席に座っているので、仰け反ると壁しかないので痛いです(笑)

 しかも映画の舞台が南極をいうので、シネコン側の粋な計らいで劇場内は暖房が
 なく寒かったです・・・ これは映画に現実味をもたせる意味なのでしょうか(笑)
 それとも節電??? (←そんなわけないやろぅ・・・。チッチキチー
 
オフ電、オフ電っと(爆)

 犬たちが見上げていたあのオーロラは実際に撮れた映像なんでしょうか?
 あのシーンで『オーロラの彼方へ』を思い出していました

  しかし、動物物ってやっぱり泣かされてしまいますね


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30 コメント

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こんばんは♪ (ミチ)
2006-03-23 00:13:08
やっぱり動物モノにはヤラれてしまいますね~。

日本版に比べると犬の演技が過剰というご意見もありますが、犬たちに罪はありません!

ホントに健気に頑張っている姿を見るだけでジーンと来てしまいます。

クジラからトドが飛び出てきたシーンは私も飛び上がってしまいました。

こういうところもディズニーらしいですね(苦笑)

ポールが犬好きということが画面からよく伝わってきたのも良かったです。

日本版とは全くテイストが違うので容易に別物として見ることが出来ました。
返信する
ですねぇ~ (cyaz)
2006-03-23 00:18:57
ミチさん、TB&コメントありがとうございますm(_ _)m



>日本版に比べると犬の演技が過剰というご意見もありますが、犬たちに罪はありません!

そうですよね!



>ホントに健気に頑張っている姿を見るだけでジーンと来てしまいます。

言葉で語らないだけに表情には一喜一憂してしまいますよね(笑)



>クジラからトドが飛び出てきたシーンは私も飛び上がってしまいました。

あれはマジでビックリしました(笑)



>日本版とは全くテイストが違うので容易に別物として見ることが出来ました

僕も同意見です^^

返信する
マヤ~ (ルーピーQ)
2006-03-23 00:55:14
cyazさん、今晩は☆

犬たちの演技は表情といい仕草といい、素晴しかったですよね。^^

マヤとマックスの世代交代シーンはジーンとしました。

オリジナル「南極物語」は自分が初めて映画館で観た作品だったので感慨深いものがあります。

オリジナルと比べると、南極の厳しい寒さが伝わってこなかったんですが…。^^:

映画館の暖房が効いていたのが原因だったのかもしれません(笑)

何だかんだ言っても、犬好きなので満足だったりします♪
返信する
健さんもいいけれど~ (にゃんこ)
2006-03-23 01:07:05
実話をきっちり描きこんだ日本版もいいけれど、リメイク版

観た後の感じは、かなり好感持てました(笑)

マックスの成長物語としても、いい感じだったし

彼らの演技は言葉はないけれど、心に響きますね~



シャチの屍骸の中から海獣現れたときは

猫もかなりびびりました^^;;;

夢に出たらーー;やだなぁ~(笑)
返信する
優しいマヤ~ (cyaz)
2006-03-23 08:35:02
ルーピーQさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>マヤとマックスの世代交代シーンはジーンとしました。

動物にオスカーあげられるなら、ホントこの2犬にあげたいですよ!!



>オリジナル「南極物語」は自分が初めて映画館で観た作品だったので感慨深いものがあります

そうだったんですか? それはいきなりいい映画に出会いましたね^^



>映画館の暖房が効いていたのが原因だったのかもしれません(笑)

ひゃ~(笑) ウケていただいてかたじけない(笑)?!



>何だかんだ言っても、犬好きなので満足だったりします♪

一番人間に近いところにいるので、より感情移入しやすいですね^^

返信する
人間も~ (cyaz)
2006-03-23 08:38:02
にゃんこさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>リメイク版観た後の感じは、かなり好感持てました

これはこれで素晴らしい映画だと思います!



>マックスの成長物語としても、いい感じだったし

彼らの演技は言葉はないけれど、心に響きますね~

人間も彼らを見習って成長しなければ、ですね(笑)

特に僕の隣にいたガキとジジィは(笑)



シャチの屍骸の中から海獣現れたときは猫もかなりびびりました^^;;; 夢に出たらーー;やだなぁ~(笑)

自然の摂理ながら、結構ビビリました(恐)?!

返信する
海獣のシーンは驚きましたね (たろ)
2006-03-23 09:46:30
こんにちは。

弊ブログへのトラックバック、ありがとうございました。

こちらからもコメント&トラックバックのお返しを失礼いたします。



日本の『 南極物語 』の方はかなり前に観て忘れてしまった部分が多いのですが、この作品は、南極の美しいながらも厳しい自然や言葉を発しないながらも気持ちが溢れている犬達 等が良かったと思います。

そして、元が有名な映画のため物語展開が分かっているというハンデがありながらも、丁寧な映画作りに好感を持ちました。

それから、海獣の場面では、僕もそうですが会場全体が一瞬ビクッとしたようでした。



また遊びに来させて頂きます。

ではまた。



返信する
私も仰け反りました (笑) (momo)
2006-03-23 10:03:01
トラックバックありがとうございました^^

こちらからもお願いします♪



すごかったですねー南極物語!

日本版のようなリアルさは無かった気もしますが、

犬たちの演技は素晴らしかったですよね!

管理人さんのおっしゃるとおり、世代交代の表現は最高でした!(あの場面だけでもまた見たい!)



そして、海獣のシーン・・・もちろんビクッ!!!としました(苦笑) 椅子の背もたれに背中をぶつけて、ついでに隣りの人の腕に当ったくらい(滝汗)



また改めて日本版の「南極物語」をじっくり見てみようと思います^^*
返信する
こんにちわ (ななな)
2006-03-23 11:10:25
オリジナルよりもこちらを先に見たのですがずいぶん軽い感じになっていたので感動半減でした。

その後見たオリジナルは暗くって見ているのが辛かったです。これ+オリジナル÷2が私にはちょうどいいかもです(笑)

でもわんちゃんたちの演技はこっちの方が上ですね!

顔もとってもよかったです。



アザラシびっくりしました。多分会場全体がビクってなっててその後はみんな笑ってました。

あまりにびっくりしてみんな笑ってたのかな?とか言う私もなぜか笑ってました~。
返信する
ビックリでした~ (cyaz)
2006-03-23 12:40:01
たろさん、TB&コメントありがとうございましたm( )m



>南極の美しいながらも厳しい自然や言葉を発しないながらも気持ちが溢れている犬達 等が良かったと思います

そうですね! 一部僕の中では昨年観た『皇帝ペンギン』の映像も流れていました(笑)



>それから、海獣の場面では、僕もそうですが会場全体が一瞬ビクッとしたようでした

そうですよね(笑) 僕は声を出しちゃいましたよ(自爆)?!





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