僕は一生忘れない。
あの春、
かけがえのない友達と出会ったことを・・・
■監督 河野圭太
■脚本 今井雅子
■アニマルトレーナー 宮 忠臣
■原作 竹田津 実 (「子ぎつねヘレンののこしたもの」偕成社刊)
■キャスト 深澤 嵐、大沢たかお、小林涼子、松雪泰子、藤村俊二、阿部サダヲ
□オフィシャルサイト 『子ぎつねヘレン』
ある日少年は、ひとりぼっちの子ぎつねに出会った。 待ち望んだ春の陽射しを浴びて緑に輝く北海道の大地で…。 母ぎつねの姿はどこにもなく、子ぎつねは道端にうずくまったまま動こうとしない。 少年は、そんな子ぎつねを思わず抱き上げる。 東京から引っ越してきたばかりの少年の名は太一(深澤 嵐)。 カメラマンとして世界中を飛び回る母・律子(松雪泰子)に置いていかれ、たった一人で北海道の森の動物診療所に預けられた自分に、ひとりぼっちの子ぎつねの姿を重ねた太一は、思わず話しかける。 「お前のおかあさんも自由人か?」と。
おススメ度 ⇒★★★☆ (5★満点、☆は0.5)
cyazの満足度⇒★★★☆
子役と動物にしてやられる映画は多い。 この映画も例外ではなかった。
実際あった子ぎつねの短い間の命と、それに関わる周りの人との触れ合いを描いた作品は、予定通りの感動を得られた
この映画の主役格に少年太一に深澤 嵐クンがいた。 彼の素朴な表情と、やや都会っ子ぽくないところが、北海道の自然に上手くとけ込み、ヘレンとの関係を上手く引き出せた要因だろう
大沢たかおはこういう映画には適任かな(笑) でも彼の出ている映画って必ず自分が死んでいく役だとか、彼の周りの人が死んでいくとかって役柄が多いかな(笑) 今回は子ぎつねだったけど(笑) 劇中の“赤いきつね”は笑いどころでした
大沢たかおの娘役の小林涼子ちゃんは、太一クンのよき理解者であり、母親の代わりまで上手く演じていたと思います。 彼女、可愛いですね~
北海道の緑の大地は見ているだけでその心地よさを運んできてくれました。 ヘレンの死は悲しいことですが、それに接した人たちの得たものはかけがえのないものだったと思います
毎回、動物物の映画を観て感心するのは、その動物の調教ですね。 コミュニケーションができる人間でもなかなか難しいのに、よく上手くその表情を引き出すものだと思います。
この映画のアニマルトレーナーの宮さんはベテランのトレーナーさんで、経歴を見てみると今までに、『南極物語』、『ハチ公物語』、『マリリンに逢いたい』、『クイール』等々、おなじみの動物映画には欠かせない存在となっています。 今回は子ぎつねでなかなか今までにない動物なので難しいと思っていましたが見事に撮っていました。 現在は北海道にある「稚内市ふれあい動物ランド」の所長もされているそうです。 なるほど、きつねの扱いも・・・納得です
主題歌になっているレミオロメンの「太陽の下」も、この映画にピッタシで良かったですし、シンプルでかつ温かい音楽を担当された西村由紀江さんのピアノも良かったですね~
帰りに書店でこの映画に関する原作を走り読みしたり、写真集を見たりして、改めて熱いものを感じてしまいました
今は天国で、ヘレンも色んなものを見たり聴いたりしているのかなぁ~
ただ、
動物物なので、小さな子供連れは多いと想像していました。 笑ったりしゃべったりは仕方がないと諦めていましたが、僕の隣りはおじいさんと子供二人(姉・弟)連れで、弟(多分4・5歳)が途中から映画を観ていないで座席を下ろしたり上げたりでバタンバタンとうるさく、最初はおじいさんも注意してたものの、そのあとは放ったらかし、流石に大人しい僕も「じっとしてろ!」と怒鳴りました。 ま、最近の爺婆、父母、注意もしないんだからどうしようもないですよねぇ><
大沢たかお、適役でしたね。
子ども達に見てもらいたい映画ですが、映画館でのマナーは大人がしっかり教えたいものですね。
>大沢たかお、適役でしたね
そうでしたね~^^
>子ども達に見てもらいたい映画ですが、映画館でのマナーは大人がしっかり教えたいものですね
全くそのとおりだと思います。 この映画は子供向けではありますが、大人が感動できる作品でもあるのですから!
映画館では、きちんとマナーは守ってほしいですよね
>映画館では、きちんとマナーは守ってほしいですよね
そうですね! 最低限のマナーは守って欲しいですよね! 特に未就学児童を持つ親には(笑)
子供と動物。これだけでもう『癒し』の準備が整っているようなものですよね(笑)
ヘレンも素直に可愛かったし、犬のロッシとかも個人的には良い演技をしてたと思いますね。
でもこの映画って親子連れも多い映画だと思うので、子供が騒いだりすると気分が台無しになりそうですね。108分我慢できるお子さんもいたら、それそれで偉いですけどね(汗
>子供と動物。これだけでもう『癒し』の準備が整っているようなものですよね(笑)
本当にその通りですよね^^
>ヘレンも素直に可愛かったし、犬のロッシとかも個人的には良い演技をしてたと思いますね
こういう動物にトレーニングをさせる人って特殊な才能なのでしょうかねぇ^^
>でもこの映画って親子連れも多い映画だと思うので、子供が騒いだりすると気分が台無しになりそうですね
だから字幕版を上映して欲しいのですが(笑) 例えば夜の回だけでも!
最初は「子ども向けの夢見がちな映画だなー」と
思いながら観ていたのですが、ヘレンが鳴いてからは
私も泣きっぱなしでした
最近の子役の演技力には脱帽です。
ヘレンの調教にも驚かされました。ワンちゃんにも笑わせてもらいました
また遊びにきまーす
>思いながら観ていたのですが、ヘレンが鳴いてからは
私も泣きっぱなしでした 最近の子役の演技力には脱帽です
ほんとですね^^ 子役は色んな学校が出来て演技も上手くなって来ましたね! いいことです。
>ヘレンの調教にも驚かされました。ワンちゃんにも笑わせてもらいました
犬でも大変なのに、ましてきつねの調教なんて・・・ 大変なことだと思います!
私も子連れでしたが、周りに迷惑をかけてることに気付かない親っていますよね、耳が痛いです(汗)
言ってもわからないなら、席を離れる(もしくは退場)ぐらいの配慮をしてほしいものですね。
きつねの調教には、ほんとうに感心しました。
ぐったりしたヘレンに脱帽でした(笑)
>言ってもわからないなら、席を離れる(もしくは退場)ぐらいの配慮をしてほしいものですね
ホントそうですね(笑) じっとしていないのはわかりきっているのですが、注意すらしないのはどうしたものでしょうか・・・。
>きつねの調教には、ほんとうに感心しました。ぐったりしたヘレンに脱帽でした(笑)
本当に死んだかと思いましたよ。 どれぐらいフィルムをまわして撮ったのか聞いてみたいですね