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趣味いろいろ。2014/9に別ブログを合体したので、渾然一体となってしまいました(笑)

南極物語(Eight Below)

2006-03-24 00:23:14 | 映画
ネタバレです。
私は英語学習者ですので,是非ナマの俳優さんの声を聞きたくて,いろいろ映画館を調べてみたのですが,結局行ける範囲では字幕版が見つからず,仕方なくいつもお世話になっているシネコンで吹替版を観ました。実は,お客さんはほぼ全員大人で,吹替版がよさげに思えたのは,お年寄りが数人程度(お年寄りだからと言って字幕ダメとは限りませんが,私の母親は「年取ると字幕読むの面倒なんだよ」と言ってました)で,9割は字幕でOKだったと思いますよ。(怒) ふん。

ゲド戦記の予告編がとても素敵でした。

いざ観てみると,そもそも半分「犬語」(笑)で,吹替は思ったほどは気になりませんでした。般若顔(笑)のマックスというハスキー犬が主人公のようでしたが,どうも「動物のお医者さん」を思い出してニヤニヤしながら観てしまいました。(まさか「般若顔」に原作が日本だという意味を込めたのではあるまいな;) 日本版には結構忠実な所もあり,首輪をはずせない犬がいたり,オーロラを見て狂喜乱舞したり,似たような事故に遭ったり,という話もありました。ただ,日本版では,犬達がアザラシを襲ったり,シャチに襲われるシーンがありましたが,米版ではそこはちょっと捻って,シャチの肉の中に隠れていたアザラシが犬を襲うという演出がされていましたね。米版は1990年代という想定です。日本版は,南極観測船が「宗谷」だった時代の話ですので1950年代でしょう。犬やシャチに対する考え方は,日米の違いというより,時代の違いを感じました。(アザラシが悪者になってかわいそうかな(汗))怪我をしながら尚も皆をリードするメスのリーダー犬(かわいい犬なんですよ,これがまた)に思わず「リキ頑張れ!(名前が違う(笑))」

クライストチャーチの空港から飛び立つシーンで,懐かしさに思わず狂喜乱舞‥,ちなみに,空港の傍(徒歩で行けます)には「南極センター」なるものがあり,確かに南極に近いんだなあとは感じますが,いくらなんでも,ヘリじゃ南極には行けないでしょう?と余計な心配をしてしまいました。(笑)

生き残った犬の数が違いますね。(笑)

監督さんが,「日本版より明るく軽く作っているよ」と言っていましたが,確かにその通りですね。いずれにしても犬好きにはラブリーな映画でした。ロケはホントに南極?と思えるようなアヤシイシーンが多かったかな(笑)でも私は雪と氷は好きですので,楽しめました。


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