オサスナ－セビージャ

観戦日　4/3(火)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
エンパテ・ア・セロが妥当な試合。
全くと言っていいほど見せ場がなかった。
セビージャはこんなことしてる場合じゃないと思うが。
確かに、ミッドウイークのＵＥＦＡ杯が気になるところだが、リーガも捨てたわけだはないだろう。
まだバルサとは勝ち点差で並んでるわけで。
それにバルサは土曜に試合を終えてる。
結果がわかっていながらこのパフォーマンスはいただけん。
球際は両チーム激しいものがあったが、フィニッシュに至るまでが。
セビージャはあの自慢のサイド攻撃は鳴りを潜めた。
よかったのはＪ・ナバスだけ。
この男はいつも通りのプレーに終始してた。
左のプエルタはどうにもこうにも。
アドリアーノとの差がまざまざと出た。
突破まではできるが、そこからのキックの精度が。
シュートは枠に飛ばんし、クロスもいいのがひとつも上がらない。
リズムが悪くなるだけ。
これからの大事な時期、アドリアーノに頼るしかない。
あとはＤ・アウベス。
この男がいないと右サイドもどうにもならん。
いくらＪ・ナバスが切れててもひとりでは。
今のセビージャの問題はここ。
サイドのレギュラーとサブとの差がでかすぎる。
今後はレギュラー陣がフル稼働していくしかない。
オサスナもカーサなのにパッとしないパフォーマンス。
バレンシア戦であれだけよかったＲ・ガルシアはいまいちだし。
もっとウエボと絡んでほしかった。
それとバルドの投入が遅い。
あのセビージャの攻撃を見てれば、もっと早く仕掛けてよかった。
点を取ろうという努力が感じられない。
こちらもプエルタ同様、両サイドの選手たちのクロスの精度が悪い。
あれじゃ、トップはどうもできない。
フアンフランもあんなもんじゃないはず。
いい動きはしてるんだが・・・。
もっと激しい試合を期待してたのにな～。

スコア　０－０
＜得点者＞　
　なし
～愛丸's ＭＶＰ～
フアンフラン（クロスの精度はさておき、一番チャンスを作ってた。ドリブルの切れはなかなかのもん）

ユナイテッド－ブラックバーン

観戦日　4/3(火)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
天晴れ、お見事ユナイテッド。
この強さ、半端じゃない。
昨シーズンダブルを献上したチーム相手にだいぶ手こずってはいたが、終わってみたら圧勝。
途中まではさすがローバーズって感じだったのに。
フリーデルは神がかってるし、クロスバーまでローバーズの味方。
味方っていうか、どフリーのシュートをあそこに当てたギグスを誉めるべきか。
このときまでは１点のビハインドで完全に嫌なパターン。
ヴィディッチも鎖骨か肩の負傷で退場し、流れはローバーズだった。
魂溢れる激しい守備にユナイテッドは手を焼いてた。
こんな悪い中、スコールズが一発で流れを変えた。
得意のミドルではなく、エリア内でドリブルで仕掛け、自らシュートコースを作ってゴール。
最近不調気味だったこの男が復活したのはでかい。
開幕当初とこの大事な終盤でコンディションを上げてくるあたりさすが。
ＤＦ陣にけが人が増えてきてるのは気になるが、ブラウン、エインセ、オシェイとバックアッパーに頑張ってもらおう。
あとはリオが無事でいてくれれば。
ラーションが去った攻撃陣はルーニー１トップでその下にギグス、Ｃ・ロナウド、パクでなんとかなる。
ポジションチェンジを繰り返し、見事なコンビネーション。
トレブルが現実のものになるかも。
ベビーフェイスの殺し屋がまたいいとこでやってくれるか。
この試合でも途中出場でしっかりゴール。
出てきてしっかり仕事するあたりさすが。
あとはスミスか。
だいぶ復調気味か。
ローバーズは大量失点はしたが、誉められる戦いぶり。
あの激しさにはいつもいつも頭が下がる。
これがこのチームのカラー。
おぼっちゃまサッカーは似合わない。
サベージがいてくれれば・・・。
トゥガイは相変らず中盤の底で気の効いたプレーを。
もう長くはないだろうから、今のうちにこのプレーを堪能してよう。
ローバーズはやっぱりフリーデル。
ユナイテッド戦では必ず神が舞い降りる。
ルーニーは一番いやなＧＫなはず。
もうすごいというかなんというか。
天晴れ！！
このＧＫから４つもゴールを奪ったユナイテッドはもう敵はない。

スコア　４－１
＜得点者＞　
ユナイテッド　　　スコールズ、キャリック、パク・チソン、スールシャール
ブラックバーン　　ダービシャー
～愛丸's ＭＶＰ～
スコールズ（あのゴールが全ての流れを変えた。ここに来てまた状態がよくなってきており、トレブルに向けて欠かせない存在に）

セルタ－Ｒ・マドリー

観戦日　4/2(月)　　　　　　　
　
愛丸’ｓ　チェック　　　　　　　　
降格が危ぶまれるセルタの底力に期待したが・・・。
試合の主導権はセルタが握ってた。
チャンスも多かった。
マドリー相手でも気持ちは十分伝わってきた。
が、結果が。
決めれるとこで決めないと。
カシージャスが大きく立ちはだかった。
あの壁を崩すのは難しい。
カノッビオがサスペンシオンじゃなかったら、バモゴなんか使わなくてすんだのに。
バイアーノとの２トップは機能しなかった。
バイアーノも作シーズンの出来にはほど遠い。
こいつがしっかり決めてれば。
セルタの不可解な点が。
ネネが右にいて、Ｇ・ロペスが左といつもとは逆のフォーメーション。
これの意図がわからない。
中に切れ込んでのプレーが目立ったわけではない。
縦突破からのクロスは目立ったが。
これだといつも通りでいいのでは？
ネネが全く活きてなかった。
よかったのは、アンヘルとオウビーニャ。
アンヘルの攻撃力はかなり魅力的。
代表でも右ＳＢに定着し、自信がついた。
オウビーニャの２列目からの飛び出しもよかった。
攻撃の基点に。
このふたりをもってしても勝つことはできなかった。
マドリー相手のダブルは来シーズンまでおあずけ。
プリメーラに残れたらの話だが。
マドリーは最近のマドリーのまま。
流れるような攻撃が見られるわけでもなく、鉄壁の守備ってわけでもない。
それでも勝ててる。
だいたいカシージャスとホビーニョが今のマドリーを救ってる。
お決まりのパターン。
まだまだリーガ制覇が狙える位置につけており、もっと美しく勝てることができるなら乗っていけそうだが。
早くラウル、グティにマドリディスモが戻ってきてほしい。
グティはアルビトロに悪態ついてドブレをもらってる場合じゃない。
しっかりチームを引っ張っていかないと。
運も実力のうちなんだし、あの素敵なマドリーが帰ってきさえすれば、バルサに追いつける。
強いマドリーが見たい。

スコア　１－２
＜得点者＞　
セルタ　　　　アンヘル
Ｒ・マドリー　Ｖ・ニステルローイ、ホビーニョ
～愛丸's ＭＶＰ～
カシージャス（やっぱり神がかるとすごい。ほんとこの男がいなかったらと思うとぞっとする。）