フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

行政書士 「苦悩」と「限界」 その2

2009年02月03日 01時00分12秒 | 行政書士開業に向けて
前回の記事の表題が刺激的だったせいか
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前回書いたようにさっそく
「ZAITEN」3月号を購入して、
特集記事を読みました。
表題通りなかなかヘビーな記事でした。

行政書士という職業を続けていくのも
なかなか大変だなあという印象を持ちました。

物事には二面性があり、
光と影、正と負が必ず存在します。

士業においても、
光の側面もあれば
影の側面もあるでしょう。

行政書士試験は最近とみに難化傾向にあり、
受かるのが難しくなっており、
それでも受験に挑むのは士業の持つ光の側面に
惹かれる人が多いからでしょう。
だから、今更光の側面を説く必要はないでしょう。

ZAITEN(3月号)の『行政書士「苦悩」と「限界」』
行政書士業の負の側面を扱った特集でした。

行政書士の「限界」として扱われている問題は
二つに大きく分けられそうです。

一つは年収の問題ですね。
生活を維持できるほどの収入を確保できていないという指摘。


もう一つは、過当競争という問題。
行政書士は現在全国に4万人いて、
毎年2千人の登録があるものの
同じ数だけの廃業もあるといいます。

それに加えて、隣接士業との職域問題。
06年12月に日弁連から「あなたの街の法律家」という
キャッチフレーズを使ったポスターに
使用中止のクレームがついたことや
商業・法人登記業務に対する日行連からの開放要望なども
出されているがいまだ実現していないことなどが
書かれています。


縦割り行政のもとに生まれた10数個に及ぶ業務独占資格は、
今後統廃合されるだろうというのが本誌のまとめでした。


インタビューに答える宮本達夫・日本行政書士会連合会会長の
最後の言葉が印象的でした。

「根本的には行政書士の在り方は変わらないと思いますが、
より個人個人が勉強していただいて、
より良い行政書士となっていかなければならない。」


確かに、行政書士は資格を取れば
安泰といった職業ではなく
競争の激しい職業ですが、
だからといって不要な職業
というわけでもないでしょう。
幅広い業務範囲の中で専門性と
きめの細かいサービスを提供することができれば、
充分独立開業しうる職業だとみています。


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