フランチャイズ開業&読書日記・・・どこまで行くの?

2010年7月からフランチャイズ店の営業開始。サラリーマンを辞めての再スタートになります。

休みに読んだ。

2012年07月10日 22時04分35秒 | 書評 小説系
久々の休日に、読んだ本2冊。


プラチナデータ (幻冬舎文庫)
クリエーター情報なし
幻冬舎


現実社会では犯罪捜査にDNA鑑定が使われ始めて久しいですが、
本書では、さらに進んだDNA分析で犯人の割り出しができるという
画期的な捜査手法がテーマになります。


その誤謬の余地ない科学的捜査において、
そのDNA分析システムを開発した主人公、神楽龍平自身が
犯人とされてしまいます。

神楽にはコントロールできないもう1つの人格リュウがいて、
DNA鑑定の結果を一概に否定しきれず、追い詰められる主人公。

東野圭吾らしい読みやすいタッチで物語がすすみ
意外な人物が犯人として登場します。
上質なミステリーとしてお読みいただければ。






三浦しおん著「風が強く吹いている」


風が強く吹いている (新潮文庫)
クリエーター情報なし
新潮社


こちらは、箱根駅伝を舞台に青春群像を描いた作品。
天才ランナー走(カケル)と駅伝チームの主将灰二(ハイジ)を軸に
10人の若者たちが予選会から箱根駅伝出場までたどる軌跡を描きます。

それぞれの人物造型が見事。
主人公だけでなく、わきをかためる人物達の細かい葛藤まで描いて
目に浮かぶようです。

映像化されているので
今度時間があったらDVDで見てみたいと思いました。


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