CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

収穫 de カレー!

2007年07月29日 | 行った!お店カレー
「栽培」は「洗濯」に似ている、ということを最近発見した。

 種をまき(洗濯機に入れ)
 水を与え(水を入れ)
 肥料を与え(洗剤・柔軟剤を入れ)
 日光を与える(太陽に干す)

数カ月後(数時間後)…    

さあ収穫!
一番ドキドキする瞬間である。

晴れた日に洗濯を干すときの心境は、まるで種まきのようだ。
取り込む時を楽しみに、日焼けをちょっと気にしつつも
ふわふわに乾くのを想像し、ワクワクしながら干すのである。

出来具合は、天気によるところも大きいが、
育て方(洗い方・干し方)によってもかなり差が出る。

 洗濯のポイントは、
シャツはシワを伸ばし、タオルは乾きやすいように隙間をあける。
素材によって乾きにくいものは、できるだけ日光に当てる必要があるが
薄いハンカチなどは広げてさえおけば、すぐ乾いてくれる。
まんべんなく風と日光が入るよう、レイアウトが重ならないのがポイント。

さて、本物の野菜の話。
今月のはじめ、収穫した旬の素材を使った料理がブッフェスタイルで楽しめる
銀座の「餉餉(けけ)」に友人が連れていってくれた。
彼女はいつでも旬な情報をもたらしてくれるので、会う度に「へえ~」がいっぱい。
今までもカレー情報もたくさんもらってきた。

日曜日のランチ、「餉餉」はほぼ満席だったけれど運良くすぐ入れた。
ホテルの朝食バイキングみたいに、自分で木のお皿に好きなものをのせていく。
煮物、おでん、焼き魚、おひたし…
ひととおり和食でまとめた後に、振り返ると野菜カレー!
食べないわけにはいかない私。

「しょうがないなあ」
と、言いつつもブッフェなので、食べられそうな分だけカレーを追加。

ここの素材は有機・特別栽培のものばかり。
化学調味料・合成保存料、添加物をもできるだけ使用していないとのこと。
カレーも、やさしい家庭風のものだった。

おかわりも自由だったけど、一回にたくさん盛ってしまったため(カレーも。)
2人そろって、お腹がいっぱいに。
何だかわからないけどビタミンとかが入っているお茶だけ追加した。
私もだけど「何だかわからない」ものほど好奇心が刺激されるらしい。
結局、元がとれたかどうかは分らないけれど、やっぱりブッフェは楽しい。

野菜をたっぷり食べて、身体に栄養をつけて、そして
いい気持ちで洗濯をして、ウキウキ収穫。
うんうん、なかなかいい循環だ。

(写真/銀座「餉餉」/野菜カレー+チーズ/※食べ放題2200円)

夏の思い出 de カレー!

2007年07月25日 | 行った!お店カレー
「7月25日 晴れ。」

「さっきまで荒れていた海も少しおさまって、船の中もだいぶ静かになった。
竹芝桟橋を出発してから4時間。朝には底土港に着く。
今年はどんな夏休みになるんだろう。」

と、こんな日記を書いたのは、12年前の7月のこと。
以来、毎年7月25日頃になると、ふとあの夏のことを思い出す。

私の育った県で、毎年100人くらいの中学生を対象に
「八丈島キャンプ7泊8日:でっかい冒険フロンティアアドベンチャー」という
今思えば将来のリーダーを育てようという主旨で企画された、教育委員会主催の
キャンプがあった。
それまでアウトドアと無縁だったのだが、親友に誘われてノリで応募してみたところ
くじで当選!

受験を控えてみんなも部活を引退し、ようやく重い腰をあげて勉強しだす夏休みに、
シュノーケルやテントをかついで、「でっかい冒険」に出ることに。

やや置いて「しまった。」と思ったものの、終わってみたら受験と同じくらい
いやそれ以上に、今後の人生に影響を与える夏の出来事だった。

7泊8日で、初めての体験がこれでもかというくらいやってきた。
初めての船旅、初めてのトビウオ、初めてのシュノーケル。
初めてのスコール。初めてのテントの夜。
初めてのパッションフルーツ。
初めての寝袋。
初めての班長。
(3年生だったため、必然的に。思えば以来、気付くとこのポジションだ)

今思えば、かわいいものだけど、テント撤収作業が他の班よりもおそかったことで
大学生のリーダー(すごくお兄さんに見えたけど、今ではもう年上かあ)に叱られ、
みんなで泣きながら「どうすれば早くできるのか」話し合ったり。

はんごうで炊いた御飯でカレーを作ったり。
島の学校の校庭の一角を借りて、寝袋で野宿して朝ごはんにレトルトカレー食べたり。
(いつだってカレーは私のそばにあったんだ)

そうかと思えば、思春期なので、誰のことが好きなのかとか
毎晩のようにテントの中でおしゃべりしたり。
(結局、大学生のリーダーたちがちゃっかり付き合ったりする)
流れ星をみつけては、今がずっと続けばいいのにと願った。

12年後。
私は結婚して東京に住み、いまではその仲間とも連絡がほとんど途切れてしまった。
仕事帰り、地下鉄の階段でふと船旅の話になり、トビウオの飛ぶ夏の朝の海とともに
八丈島キャンプの思い出がよみがえってきた。

みんな今頃どんな人生を送っているのだろう。

「そっちはどうだいうまくいってるかい?
 こっちはこうさ どうにもならんよ 今んとこは まあそんな感じなんだ」

サニーデイ・サービスの「青春狂走曲」に出会ったのも、ちょうどこの頃だった。


(写真/下北沢「茄子おやじ」/野菜カレー+セット/997円)

ときめき de カレー!

2007年07月23日 | 行った!お店カレー
大人になっても、結婚しても、忘れたくないものがある。
ちょっとくさいけど、「ときめき」もその一つ。

前回、「お祭りde カレー!」でこんなことを書いた。

「卵とカレーの組み合わせといえば、ゆで卵のスライスのせか、
インドカレーでもまれにゆで卵入りカレーがあるけど、
完全にルーの一部になっているのは恐らくプーパッポンカリーだけだろう。」

そんなとき、下北沢のオオゼキでバッタリ見つけたのは…
たまごカレーパン!(写真、たこ焼きではありません。)

愛らしいまあるい形のパン(揚げてないシンプルなもの)の中に、
ゆで卵のきざんだもの(サンドイッチの中にあるような)と、カレールーが
渾然一体になってかくれんぼしている。

これだけで、かなりのときめき。
しかし一口食べて、そのマッチング、そのやさしさに、いとしさは倍増。
なんともかわいいパンである。

話は変わって、下北沢CLUB Que。
先月から欠かさずといっていいほど見に行っている曽我部恵一BANDのライブに
すごく行きたがっていた後輩の男の子と、またまた行ってきた。

でも今回はソロではなく、THE PRIVATESという兄貴っぽいロックバンドの
イベントの対バンである。
「さよなら!街の恋人たち」で始まり、「恋人の部屋」「シルバースター」
「music!」「シモーヌ」「瞬間と永遠」などなど、
名曲ぞろい&素敵な曲順で駆け抜けた1時間半だった。

曽我部さんが毎回、ある曲の前にMCでこんな話をする。

          


…初夏の夜。午前3時。熱帯夜。
なかなか寝付けない。

明日は王将(←下北の餃子屋)のバイトがあるし、
早く寝なきゃいけないのに眠れない。あーあ。

そういえば、あの子、どうしてるかな。
この前CLUB Queのライブで出会って、電話番号交換したあの子。
あれから一回も電話してないなあ。

ちょっと、電話してみようかな。
でももう3時だし、起きてるわけないか。

…やっぱり、かけてみよう!
(トゥルル… ブチッ!)
あ~無理無理、起きてるわけないさ。

…でもやっぱり
(トゥルル…トゥルル… ブチッ!)

そんなとき、窓を開けると、初夏のきもちいい風がサッと吹いてくる。
風に乗って、こんなメロディが聴こえてくる。(~~ギターのイントロ入る)

          

これは「テレフォン・ラブ」という、歌のMC。
曽我部さんの数ある曲の中でも、かなりときめき度&人気の高い歌である。
毎回、そのライブにちょっと絡めて内容が変わるのがおもしろい。

で、私なりに「あの子」側のストーリーを考えてみる。

          

…初夏の夜。午前3時40分。
先輩に借りたマンガに夢中になってしまって、いつの間にかこんな時間になってしまった。
このまま朝まで起きていようかとも思うけど、
明日は取引先との大事な会議があるし、休むわけにもいかないし。
あーあ。

(トゥルル… ブチッ!)
メール?
こんな時間に誰だろう。

(トゥルル…トゥルル… ブチッ!)
と思ったら電話??でもすぐ切れちゃった。

あ、この前ライブで会った人だ…どうしたんだろうこんな時間に。
かけ直そうかな。
でも切れちゃったし、間違えて私の番号押しちゃっただけかも。

また会おうって言ってたわりに、全然連絡してなかったなあ。
音楽の話をするときの目がキラキラしてて、
ちょっといいなって思ってたんだけど。

そうだ、明日は曽我部さんのアルバムの発売日!
「もう聴いた?」って、電話してみようかな。

どの曲が一番好きかとか、メールより電話のほうが伝わるよね。
次もライブで会えるといいな。

          

こんな夜、誰でもあったでしょ?(笑)

いくつになっても、ときめきを大切に 

お祭り de カレー!

2007年07月19日 | 行った!お店カレー
ジョナサンで開催中の「カレーフェア2007」へ行ってきた。

「フェア」という言葉、小さなお祭りみたいなものに使われるけど、
字面のせいか、気楽なイメージがあって入りやすい。
ところが、「キャンペーン」になると、開催側の裏事情がありそうで、
私はちょっと構えてしまう。
「フェスタ」はなかなかいい線いってるけど、それならいっそのこと
「フェスティバル!」と潔くキメてほしい。
なんて個人的な祭りの表現よもや話は置いといて…。

ジョナサンカレーフェアのカレーは4種類。
特製キーマカレー(粗びき豚肉と野菜)
…930円
地鶏と野菜のスパイシーカレー(阿波尾鶏と野菜)
…930円
タイ風レッドカレー(ココナツミルクとシーフード)
…930円
プーパッポンカリー(タイ風、渡り蟹のカレー卵炒め)
…980円(ジャスミンライス)

3年前の夏にタイへ行ったとき、川沿いのレストランで食べておいしかった
プーパッポンカリーを注文。
タイ料理の中でも、特に中華寄りの料理である。
甘辛いカレーソースで炒めた渡り蟹やタマネギ、パプリカなど。
卵とカレーの組み合わせといえば、ゆで卵のスライスのせか、
インドカレーでもまれにゆで卵入りカレーがあるけど、
完全にルーの一部になっているのは恐らくプーパッポンカリーだけだろう。
タイ料理レストランでたいがい食べられるが久しぶりに食べた。

辛さはちょうど良い感じ。少ししょっぱいかなと思った。
油の量も気になってしまい、結局ぜんぶ食べきれなかった。
だけど、ジャスミンライスはおいしい!香りで一瞬、どこか南国の浜辺で
波の音をききながら、茅葺きのレストランのテラスでこれからいろんな料理が…

いけないいけない、今は仕事のお昼休みのジョナサンだった…。

今回はケイタイから、今日のランチカレーをライブでお届けでした☆

ボーイズ北インド deカレー!

2007年07月18日 | 行った!お店カレー
「イメージ」、というのは不思議なもの。

何の根拠もないけれど、私の中で「南」には女性、
「北」には男性のイメージがある。
そして偶然だけど、前回紹介した南インド料理「ミラーン」がガールズだったのに対し、
東大の近くにわりと最近できた北インド料理「ムンバイ」には、
ちょっとカッコいいボーイズが多い。

どの本にも書かれていない秘密ランキングだったけど、
私の中では吉祥寺の「伊万里」に次ぐ、マダムキラーなカレー屋である

さて、ラテン語から派生した言語(ドイツ、フランス、イタリア語など)の名詞は、
すべて男性か女性かどちらかの属性をもっている(男性名詞、女性名詞)。
ということを、スペイン語を始めてから知った。

で、ちょうどそのころ、中央線で一人暮らしをしていたのだが、
中央線のそれぞれの駅にも勝手にイメージができていた。   

三鷹、吉祥寺、西荻窪、荻窪、阿佐ヶ谷…     女の子
武蔵境、高円寺、中野、大久保…         男の子

このイメージの根拠は何だろう?
たまたま、女友達が住んでいたとか、男友達が住んでいたとか、そんな気もする。

ちなみに今住んでいる京王線でいうと、

初台、笹塚、芦花公園、桜上水…       女の子
幡ヶ谷、代田橋、明大前、高井戸…      男の子

う~ん、何か法則があるような、ないような…


(写真/本郷3丁目「ムンバイ」/Two Curry+Tandooriセット/1480円)

ガールズ南インド de カレー!

2007年07月14日 | 行った!お店カレー
「家に帰るまでが遠足」
と、昔よく先生に言われたものだ。

大人になると「カレーを食べるまでが旅行」ということも、まれにあるのだ。

最近はじめて行った、お花茶屋にある南インドカレーのお店「MILLAN」。
こっちは会社のカレー部員(年下の女の子)がイチオシというので、
社員旅行のあと、その延長みたいなノリで2人で食べに行った。

まだ元気が残っていたら夕食にカレーを食べようね~と約束していたものの、
本当に元気だった上、帰りの新幹線の中でも少々チューハイなど飲んだため
テンションも上々。

 「カレーを食べるまでが社員旅行~」

…なんてはしゃぎながら上野で降り、京成線に乗り換える。

(こんな経緯で、あみ棚にカレーを置いてきちゃってほんと、申し訳ない。

さて、上の写真がそのお店の入り口。
他のインド料理屋には無いくらいキュートな雰囲気。
ここで本格的な南インド料理が出てくるのだろうか…と若干の不安。

店内は白で統一されていて、ボサノバなんか流れてて、カレーはともあれ、
私の好みの店構えだなあと思ったら、オーナーさんもお店の店長さんも女性らしい。
調べてみたらこのお店、オフィス街などのランチに出張するテイクアウト移動販売車と、
お花茶屋にあるこのカフェ風のお店との2本立てで成り立っているらしい。
女性二人でやってるなんて、すごいな~。

さて、お待ちかねのカレーが運ばれてくる。


土日限定のチキンビリヤニセット。
ビリヤニにサンバル、ヨーグルト、小さなカレーがついて980円と、かなりお徳!

そして味も、本格的!!
スパイスの風味がちゃんと生かされていて、新鮮なものだとわかる。
ビリヤニは今まで食べた中で一番さっぱりしていて、毎日でも食べられそうだ。

例えるならば、たまにお父さんが気合いを入れて作る料理は確かにおいしいけれど、
毎日食べるにはこってりしているし、メニューもかたよっている。
お母さんの作るごはんは、シンプルだけど毎日食べられる。

ビリヤニも、ミラーンのなら毎日食べられる。そんな感じだ。

容器やメニューもセンスが良い。
食べ終わってからも2人でまったりしていたら、サービスでチャイを出してくれた。

 「おいしい!!」
って思わず言ったら、
 「でしょ?お店の自慢のチャイなの。」

と、オーナーさんらしき人が笑顔で答えてくれた。

食べ終わったあとにちょっと立ち話したけど、オーナーさんはとっても素敵な女性で、
ガールがそのまま大人になったみたいな感じでキラキラしている。
店長さんは私と同じ歳くらいで、カレー大好きで、すごく親しみがわいた。
閉店時間を過ぎたといのに、インドやカレーの話で盛り上がって楽しかった。

帰り道、女性でつくる南インド料理はこんな風になるのかあ。
と、なんだか希望がわいてきた。

自分のお店を持つ…そんな人生もありだなあ。

(写真/お花茶屋「MILLAN」/ビリヤニセット/980円)

練馬 de 南インドカレー!

2007年07月12日 | 行った!お店カレー
私には妹が2人いる。
双子で、どっちもかわいくて大事な妹。
けれど、弟は1人もいない。

一緒にゲームをしたり、ケンカしたり、そんな弟がずっと欲しかったものだ。
(何故か、姉と兄はそんなに欲しいと思わなかった。)

そのせいか、最近、気付くと年下の男の子に超甘い。
ついつい、「いい姉貴」を演じてしまう。

この日はずっと行きたかった練馬の南インド料理「ケララバワン」へ
うちの旦那さんの友達(年下の男の子)と3人で行くことになった。

彼は写真を中心に、写真以外でも作品を作ったりして生活しているアーティスト。
考え方が独特で、冗談を言ってるわけじゃないのにとても話がユニークなのだ。


ケララバワン入り口。
まるでインドのレストランと
日本人バックパッカー(というかアーティスト。)

で、どんだけ私が甘かったかというと、

 「初めての南インド料理屋。それもミールス(いろいろ入ったセットのこと)
  が1500円で食べられるなんて、絶対絶対ぜったいミールスにする!」

と決めて行ったのに、

 「この緑のカレー食べてみたい」

という一言に、

 「じゃあサグパニールにしよっか!」

と、あっさりミールスをやめて、単品チョイス方式に変えてしまった。
後から考えたら、自分は自分で一人でもミールスを注文できたのに…。
その時はサグパニールに始まり、ビリヤニやら豆のカレーやら
3人トータルでバランスのいいコースを考えて、それはそれで満足したのだけれど。



手前:ベジタブルビリヤニ(インド風炊き込みごはん)←大好物
左奥:サグパニール(ほうれん草とチーズのカレー)←これがいけなかった。
右奥;クーテ(ココナッツミルクと野菜のカレー)←珍しかったので。

うちの旦那さんはというと、「サンバルサンバル」と呪文のように
サンバル(豆と野菜の家庭風カレー)を満足げに食べつつ、
ちゃっかりHPからチャイのサービス券をプリントしてきて渡している。


チャイ300円
銀の独特のカップ。
店員さんが、高い所からダーっと何回か注いで、
冷ましつつ泡立てる。でも熱い。

どれもおいしかっただけに、やっぱりミールスは押さえておくべきだったと、後悔。
練馬にはあまり縁がなく、わざわざになるけど、もう一度行く必要がありそうだ。
今度は、年下の女の子と行こう。うんそうしよう!

というわけで、一緒にミールスを食べに行ってくれる年下の女の子大募集
と言いつつ、年下の女の子にはもっと弱かったりして…(笑)。

(写真/練馬「ケララバワン」/テーブルにはさんであったアートな絵/)

おもたせ de カレー!

2007年07月11日 | カレーエトセトラ
…って前回予告したものの、
熱い熱い南インド特集の合間に、ひとやすみ。

先日、会社でとなりの席のIさんから(本人、遅刻して出社したため?)
こ~んな差し入れをいただいた。

「部屋のみなさんでどうぞ~」

って言って渡された袋の中身は、
山のような、カ、カリーどらやき!?

これ、明らかに私の好みじゃないですか!
ごめんなさい、もう私、結婚してます(笑)。

 「全部、もらってもいいですか?」
 「いやダメですってば」

ですよね~。
でも「カレー好き」を毎日アピールしていると、いいことがあるものだ
「差し入れでーす」って配るとき、「カレーですが、私からじゃないんです。」
と断るのはちょっとややこしかったけど。

さて、この「カリーどら焼き」は、入谷にある老舗和菓子店、
竹隆庵岡埜さんの新商品らしい。
老舗とメイド、老舗とカレー、どら焼きとメイド…
まあ細かいことはあまり考えずに、早速いただきます!

袋を開けたときの香りは、甘い、どらやきの匂い。
でも口を開けて近付けると、しょうゆ系のしょっぱいカレーの匂い。

で、一口食べてみると、なかなか納得。
カレーパンのまわりがどら焼きの皮なのだ。
油っぽくなくてとても食べやすい。
福神漬まで入っていて、カレーがどうしても食べたい時のおやつにピッタリ

しかしあれから4、5日がたち、同じく同僚のTさんいわく
「家で食べようと持って帰って冷蔵庫に入れたら、開けるタイミングを失った…。」
とのこと。
そうそう、こういう変わりダネって、勢いでいかないとタイミングのがすのよね。
冷蔵庫を開ける回数が増える程、食べるのに抵抗が出てくるのだ。
いえ、御安心を。いざとなったら私がもらいます!
(Iさんからの愛は、受け取れませんが…笑)

(写真/「岡杢」/カリーどらやき/189円)

レモン de ライス!

2007年07月09日 | 作った!お家カレー
「果物と野菜の境目はあいまい」だそうだ。

イチゴは果物か?野菜か?

 日本の統計上では「野菜」とのこと。
なぜなら、日本ではイチゴが人気で、一年中需要があるため、
一年中収穫できるように野菜と同じ栽培方法をとっているからだそう。

逆に、野菜と思われてきたものが「果物」化することもある。
トマトがその代表例。
渋谷区には、トマトのスイーツを扱うお店があって、
甘いトマトや酸味のあるトマトなどが、ショーケースに並べて売られているらしい。

「酢豚にパイナップルが許せない」
「冷麺にスイカが許せない」

と言うひとも多いけれど、「レモン味のごはん」はいかが??

南インド料理、第3回目のきょうは「レモンライス」のご紹介



まずは材料(だいたい2人分)。

お米…      お茶碗2杯分(かために炊いておく。)
ししとう…    10本(切れ目を入れておく。)
しょうが…    1片(おこのみでいっぱい)をみじんぎり
レモン汁…    少々(おこのみでいっぱい)
塩…       少々(これはひかえめに…)
カシューナッツ… 10個くらい  
ターメリックパウダー… 少々

★トウガラシ…   2本
★マスタードシード…少々
★カレーリーフ…  10枚



カシューナッツを空煎りする。
軽く焦げ目をつける。香ばしい*



サラダ油小1を弱火で熱し、★のスパイスを入れて
中火にする。
マスタードシードがぱちぱちしてきたら、
ししとうとしょうがを加える。


香りが出てきたら火を止めて、
ターメリックパウダー、塩を加える。



ごはんとレモン汁を加える。
全体に色がつくまで混ぜる。
炒めると香りが失われるので、さっと切るように混ぜる。


カシューナッツをのせて、完成!
南インドカレーによく合います

次回は、新しく開拓した南インド料理店の紹介

ヨーグルト de ライタ!

2007年07月06日 | 作った!お家カレー
2007年5月23日の記事「コン・ヨーグルト de カレー!
でも書いたように、ヨーグルトは乳製品の中でもダントツでカレーと相性がいい。

ヨーグルトというと、日本ではデザートで楽しむことが多い。
フルーツを入れたり、シリアルと合わせたり。アイスもおいしい。
しかし、日本料理に使われることはめったにない。

 おひたし+ヨーグルト

 焼き鮭+ヨーグルト

 筑前煮+ヨーグルト

……。

ところが、日本の常識は世界の常識ではないよ! 
トルコなどの中東では、料理にヨーグルトがよく使われる。
「ヨーグルトと鶏肉の煮込み」「なすのヨーグルトサラダ」など、さりげない。
2年前の夏休みにトルコに行ったときも、ラピオリみたいなものの上に
ヨーグルトをかけた料理に出会って、かなりおいしかった。

なので、インド料理にあるヨーグルトサラダ「ライタ」も
一口で好きになった(でも、ダメな人はダメかも…。)

今日はこの「ライタ」を実況中継



材料は、いたってシンプル。
しかも、分量はお好みでOK!(↓ちなみに2人分の目安です。)

トマト1個…   1センチほどの角切り(おこのみでいっぱい)
きゅうり1本…  5ミリほどの角切り(おこのみでいっぱい)
しょうが1片…  みじんぎり(おこのみでいっぱい)
レモン汁…    少々(おこのみでいっぱい)
塩…       少々(これはひかえめに…)


以上を、ボールで混ぜる。


マスタードシード大さじ1を、少しのサラダ油で炒める。
(これをテンパリングといいます。面倒ならマスタードシードは省略しても。)



ヨーグルトカップ1をボールに加えて混ぜる。

最後に、器に盛って、テンパリングしたマスタードシードと、
レッドペッパー、ターメリックをふりかけて仕上げる。

食欲のない朝にも、昼にも、夜にも、カレーと一緒にでも
単品でもオススメ