CURRY_SAMBA

カレーにまつわるエトセトラ。

中野にもカレーの華!

2009年02月22日 | 行った!お店カレー
さて、2008ベスト1の「犬棒トプカ」に続いてベスト2

中野にあるアジアンカリー「ヤミヤミ」。
これは早稲田にあるアジアンカリー「ヤミツキ」(記事はコチラ)の姉妹店。

…どうでもいいけど、名前がビミョウに違うのが気になるう~。
姉妹店なら同じ名前でもいいと思うんだけど、きっと

「同じじゃあ、つまらないよね」
「上の二文字だけとってヤミカレーとか?」
「それじゃあ怪しくね?」
「じゃあヤミヤミで(笑)」

なんてノリで決まったに違いない。

ともあれ、「ヤミツキ」がすごく良かったので行ってみた。
中野にアジアンなカレーというのは、とても似つかわしい。

「いらっしゃいませ~」

カウンターを切り盛りしている女の店員さん(日本人)が笑顔で迎えてくれた。
ヤミツキでは、タイ人?らしき男の店員さんがいてコックをしていたけど
中野には外国人のコックさんはいないようだ。

メニューは、どうやら「ヤミツキ」と同じ。

大地の恵みの野菜カリーー 750円
完熟トマトとほうれん草のチーズカリー 780円
ホクホクかぼちゃとチーズのカリー 680円
合挽き肉と完熟トマトの焼!チーズカリー 880円
チキンとその卵のふわふわカリー 700円
完熟トマトとナスのチキンカリー 750円
ゴロゴロ具だくさんチキンカリー 750円
とろ~りとろけるトロすじと豆腐のカリー 830円
とろけるトロ豚とキャベツのカリー 880円
五種類の木の子と合挽き肉の森盛カリー 750円

など、ネーミングがイメージしやすくて良い。
今回は「とろけるトロ豚とキャベツのカリー」をオーダー。

「期待どおり!」

ここのカレーは、ココナツミルクをベースに、野菜や肉の素材をうま~く生かして
酸味と辛みと甘みが両立する、アジア風のカレーに仕上げている。
キャベツはシャキシャキで歯ごたえも十分。
トロ豚はやわらかくて、ルーのうまみとマッチ。
申し分ない。

以前「ヤミツキ」で食べた「大地の恵みの野菜カリー」も感動的で
ナスやニンニクの芽、ピーマン、トマトなどの野菜がたっぷり。

「野菜不足だなあ」と感じる人にオススメのカレーです

(写真/中野「ヤミヤミ」/トロ豚とキャベツのカレー/880円)


灯台もとカレー!

2009年02月15日 | 作った!お家カレー
先日、出勤前に実家の母からメールがきて、何かと思ったら
「今夜、雨あがりの「アメトーーク」で「カレー芸人」らしい」。
普段、テレビを頻繁にチェックしない私には、とてもありがたい情報。
夕方に妹からも同じメールがきて、家族の絆を感じた。

トーークの中で、「彼女・奥さんに求めるカレー」という話題があって、
「ルウは2種類使ってくれないと駄目!」という意見に全員が賛同していたのには
びっくりした。
男の人が求める手づくりカレーって、単純だったのね(笑)。
お安い御用だ。

さて、今回つくったのはその原点ともいえる「お母さん風のカレー」。

これを作ろうと思ったのは、華麗舞についていたレシピに
西麻布の和食店「分とく山」の総料理長、野崎洋光さんの監修した
家庭風の「ニッポンカレー」が載っていておいしそうだったから。
作り方は基本的には家で作るのと同じなんだけど、豚肉にひと手間加えていたり
隠し味にしょう油、みりんを入れるところがミソ。

「家庭風=和風=土鍋!」

ということで、レシピには関係ないけど、今回は土鍋で作ってみることにした。

材料(6人分)
・玉ねぎ(1口大)   1個
・玉ねぎ(みじん切り)1/2個
・じゃがいも(1口大) 3個
・にんじん(1口大)  1本
・しめじ 1パック(※アレンジして追加)
・にんにく(すりおろし)2片
・しょうが(みじん切り)30グラム

・サラダ油 大さじ2
・水 750グラム

・カレールウ 125グラム
・豚バラ肉 300グラム

・しょうゆ 大さじ2
・みりん 小さじ2


作り方

(下準備)
豚肉は、食べやすい大きさに切り、熱湯でさっとゆでて
冷水にとり、水気をきっておく。


土鍋にサラダ油をしき、みじんぎりにした玉ねぎ、
すりおろしたニンニク、しょうがをきつね色になるまで炒める。
(いい香りがただよってくる~


一口大に切った玉ねぎ、にんじん、じゃがいもを入れる。


表面が透きとおったら、水としめじを入れる。
(※レシピにはカップ1/2のトマトジュースとあったがなかったので省略。
代わりに、和風にシメジを追加。)


沸騰したらアクをとり、野菜がやわらかくなるまで弱火~中火で煮込む。
やわらかくなったら一度火を止めてルウを入れてよく溶かす。
(※今回はハウスの「こくまろカレー(中辛)」を使用)。


しょうゆ、みりんと、下ゆでした豚のバラ肉を入れて
弱火で10分煮込む。



どれどれ、うまくできたかな~。



わ~い!土鍋いっぱいにカレー!



華麗舞にかけて、いただきま~す!


「たまには、こういうカレーもいいでしょ」

「うん、いいねえ」

6人分作ったため、ほぼ3食つづけてこの「ニッポンカレー」だったけど、
不思議とあきないのは、和風な味付けのおかげかな?
ちなみに豚バラ肉は、「カレー用」の一口大に切ったものよりも
ブロックで買ったほうがより味わい深いと思う。
たまにのことなのでブロックで買って、あまったら角煮を作ろうと思ったけど、
微妙だったので使いきってしまった。
もちろん、時間があれば角煮を作ってからカレーに入れても絶対においしいはず

ぜひ、おためしあれ

なんだかんだ華麗米を買ってから、家でカレーを作るのが楽しくなっていて
犬も歩けばカレーに当たる!」で宣言していた2008カレーランキングが
中途半端になっている。

もし楽しみにしていた方がいたら(いるのか…?)ごめんなさい。
「トプカ」以外の「ベスト3」も近々発表するので、しばしお待ちを。


(写真/野崎さんのレシピの「ニッポンカレー」、ちょぴりアレンジ編)

得手にカレーを炒める!

2009年02月09日 | 作った!お家カレー
おお、なるほど~ぴったりだ。

前回「目には目を、カレーにはカレー米を!」で炊いたお米を
翌日アレンジしてドライカレー(=一般にいうカレーピラフ)を作った。

作り方は超カンタン!
湯島の「デリー」のドライカレーペーストを使って
フライパンで炒めるだけ(野菜や具も入ってるスグレモノ。愛用品。)

それに、ビールと、昨日のチキンカレーと、ヨーグルト(ケフィア)で
ちょっとしたインド料理コース気分。



付け合わせに、デリーのピクルスも添えて。


華麗舞をフライパンで炒めてみたら、ビックリ!

「フライパンに全然くっつかない!」

いつもなら(粘り気のある日本米)、どうしてもくっついてしまって
途中からフライ返しで「えいっえいっ」と格闘するのだけど、
今回はまったくその必要がなかった(ちなみに柳宗理の鉄フライパンを愛用)。
いい具合にパラパラの「ドライカレー」ができあがった。

買って良かった、カレー米!
ついでに、ハウスのHPにあった「スパイス料理教室」に応募したら
当選ハガキが届いた!

「スペイン風お米スープ」「カルダモンコーヒー」などを作るらしい。
スパイスを自由自在につかって料理できる女、
なりたいなあ~。

(写真/家庭でつくった簡単なインド料理)

目には目を、カレーにはカレー米を!

2009年02月04日 | 作った!お家カレー
今年初めて、家でカレーを作った。
すごくひさしぶりに。

ここ何か月か、休日も仕事が入ったりしてて、気持ちに余裕がなくて。
なかなかスパイスからカレーを作るモードにならなかったんだけど、
きっかけをくれたのは「カレー専用のお米が発売された!」というニュース。

ハウス食品が、30年かけて開発したという、その名も

「華麗舞(カレーマイ)」
(マイが米じゃなくて舞なところがミソ。)

「華麗舞の歴史(c/wトダチーニョの歴史)」
1979年 北陸農業試験場にて育成開始(=トダチーニョ誕生)
1990年 「北陸149号」の系統名(=11歳、小学5年生)
2006年 品種登録出願、農水省にて出願公開(=26歳、結婚)
2009年 インターネットにて限定発売(=現在に至る)

とまあ、年齢をバラしてしまいましたが、偶然にも同じ年。

これは買うしかない!と発売日にネットで購入。
(450グラム×3袋のセット。SHOPハウス」にて。)

それに合わせて、今回は
「スパイスから作るシンプルなチキンカレー」を作った


材料
・玉ねぎ(みじん切り)500グラム
・トマト(ザク切り→ホールトマトを使用)250グラム
・にんにく(みじん切り)1片
・しょうが(みじん切り→パウダーを使用)1片
・サラダ油 1/2カップ
・バター(→ギーを使用)大さじ1
・塩 小さじ1
・鶏もも肉(一口サイズ)約1枚分
・ヨーグルト(→ケフィアを使用)カップ1/2
・水 600CC

スパイス
・クミン(シード)小さじ1
・ターメリック(パウダー)小さじ1/2
・コリアンダー(パウダー)小さじ4
・ローレル(ホール)2枚
・カイエンペパー(パウダー)小さじ1/2

作り方


(下準備)3時間前から(できれば一晩前)からヨーグルトに鶏肉をつけておく。




1 火にかけた鍋にサラダ油をいれ、温まったらクミンを入れる。
パチパチと泡が出始めたらクミンの香りが油に溶けた合図。





2 十分に香りが出たら、玉ねぎを入れて弱火で炒める。
焦げないようにまぜながら、キツネ色になるまで30~50分炒める。



3 ギー(バター)、にんにくを入れる。


4 玉ねぎがアメ色になったらトマトを入れて炒める。




5 スパイスと塩を投入。





上から時計回りに、ローリエ、コリアンダー、カイエンペパー、
ターメリック、(しょうががなかったのでここで)ジンジャー。
ターメリックはじっくり熱を通す必要があるので最初に。
その後はコリアンダー、ローレル、カイエンペパーの順。

6 水とヨーグルトにつけておいた鶏肉を入れてよく混ぜ合わせ、
1時間ほど弱火で煮詰める。

7 完成!




華麗舞もいい感じに炊きあがっている。



「いただきま~す!」

「確かに外はかたくて、中はモッチリ!」

「インディカ米と日本米のかけあわせなんだね」

「カレーに合うね~」

「俺はもっと辛くても良かったな。」

「えーっとそれはおそらくヨーグルトを全部入れたせいかと…」

全体的にカレーもうまくいったんだけど、鶏肉をつけておいたヨーグルトを一緒に
入れると、ややクリーミーになる。
その場合、カイエンペパーを増やすなり、しょうがを増やすと良かったのかも。
あと、このレシピは最小限のスパイスでカルダモンやクローブが入っていないので
もの足りない場合は最初の油の時にホールで入れるか、スパイスの投入時に
パウダーで入れると良いかもしれない(お好みで)。

ともあれ、久々に家でカレーを作って良い休日だった
ありがとう!華麗舞!

(写真/シンプルなチキンカレー)

花よりカレー!

2009年02月01日 | 行った!お店カレー
ところで、昨年のクリスマスはどうしていましたか?

私は一人で表参道にいて、
一人でカレーを食べていた。

…なんでだろう?用事があったんだっけかなあ。

クリスマスの表参道っていうと、カップルでにぎわってるイメージだったんだけど
そうでもなく、「平日の夜」って感じの夜だった。

ともあれ一人でその夜を歩いてた私は、
表参道ヒルズをのぞいて、上のレストランに寄ろうかとも迷ったけど
結局、駅ナカにあるカレー屋さんがずっと気になっていたので
そこで食べて帰ることにした。


その名も「SURI★SURI CURRY CAFE(スリスリカレーカフェ)」
2008年の夏にオープンしたばかりのニューカマー。

入口はチェーンっぽいけど、中は意外と静かで、落ち着いている。
ジャズが流れて、なんだか外国のレストランにいるような気分。

まず、ファーストフードみたいに、レジで先に注文。

カレーは4、5種類。ちょっと変わったカレーの名前が並ぶ。
「茄子と根菜の薬膳風ピリ辛カリー」
「香味焼きチキンとほうれん草を添えた挽肉カリー」
「新鮮シャキシャキ野菜のブイヨンカリー」
「昔ながらの柔らか牛肉カリー」

その中で期間限定(いまは多分終了)の「オニオンビーフカレー」を選択。
番号札をもらって席に着く。
私のほかは同じく女性の一人客がちらほらと、初老の男性客が一人のみ。
クリスマスに一人でマックはちょっとさみしい…けど、
ここならって雰囲気なのかも。

わりとすぐに番号を呼ばれてとりに行く。

「おまたせしました!」

店員さんがイケメンだったので、思わず

「おやっ、クリスマスの夜なのに、おひとりですか?」
「はい、まあ…」
「それなら僕と一緒に…」

なんて妄想がふくらんだりしたけど、もちろんそんな展開はなかった。
(コラコラ!)

ビーフカレーは、デミグラスソース風で、かなり煮込んだトロトロ。
オニオンもほとんど形に残ってない。
つけあわせのピテトサラダはシンプルな味。
あまり空腹じゃなかったのでスモールにしたけど、ちょうどいいサイズだった。

カレー+デリ+ドリンクの「スリスリセット」にしたので
注文時に4つくらいのデリから1つを選ぶ。

今回は「15種類の野菜サラダ」を選択。
いんげん、れんこん、ひじき、大根、くわい、大豆、わらび、
にんじん、しいたけなど野菜は野菜でも渋~いメンツ。
ドレッシングはゴマだけど、どこかエスニックで
ぷちぷちとレッドペッパーがはじけた。
ドリンクのアイスチャイもなかなか美味しかった。

わざわざ行くってほどじゃないけど、表参道に一人で行った買い物帰りに
寄るのにはちょうどいい。
ちなみに向かいに「スープストック」があって、知名度的にはまだまだ先輩。
名前のセンスがビミョウだけど、今後を見守ってみたい。

(写真/表参道「スリスリカレーカフェ」/スリスリセット/1000円)