GWの直前に足首を捻りました。3段ほどの階段を降りただけだったのですが。
病院に行くと、剥離骨折(2箇所)即ギプスとなり、GW中の遠征はすべてキャンセル。
長いGWをほとんど自宅で過ごすことになりました。本を読んだり、DVD観たりしていましたが、飽きてきた頃、ふと、
以前、知り合いから鹿の角をもらっていたのを思い出しました。
いっちょナイフの柄でも作ってみるかな。
最初、金切り鋸で切りました。
なんとも言えない臭いがします。切断面など角そのものの臭いを嗅いでも特にクサイわけではないのですが、切るとなぜこんなにも臭いのだ!?
金切り鋸で切れますが、えらく時間がかかります。
角はそれほど硬くないので、パイプカットソーという塩ビパイプなどを切断するためのノコに替えてみました。
金切り鋸より刃は薄く、少し目が荒いのですが、簡単に速く切れました。
鹿の角は、ほぼ骨と同じと聞いていましたが、なるほど中心部は小さな穴があり空洞になっていました。
適当な長さに切ったら、今度は適当な厚さで縦に切ります。
鹿の角は表面が凸凹しているためか、万力でかなりしっかりとチャックできます。
25年くらい前に買ったビクトリノックスのキャンパー。20年くらい前にプラスチックの柄を木製に替えていました。
今回はこれを鹿の角に換装します。
木の柄を外します。
形を合わせて、鹿の角のカドを切り落とします。
カドをヤスリがけ。硬くないので簡単に削れます。それにしても臭い。
裏面の削る部分をマーキングします。
裏側ルーターで削りました。
コルク抜きの部分はノコで大雑把に切った後、ヤスリで形を整えます。
形になってきました。
はりつけたところ。
外形がややズレている部分がありますが、味のある柄が完成しました。
(良い暇つぶしになりました。)