MAI が、大学の奇術部として購入した「3カードモンテ」を家に持って来ました。
来月の出演に使うためです。
大学に来た出演依頼で、30分の出演を1人でするのですが、演目の構成から使うことにしました。
MAI が選んで買ったのですが、ずっと先輩が自宅に持って行っていたため練習する機会がありませんでした。
今回借りてきて、手順の練習の前に、まず3枚のジャンボカードを置く台を作りました。
電動ノコギリで板を切り、ボンドと釘、木ネジなどで角材を付け、アクリル絵の具で色を塗り、滑り止めも施して完成。
その台をイーゼルに挟むようにセットすると、高さも調節出来ます。
日曜日に完成して、昨日は私と手順を1時間くらい考えました。
今回は相手が小学生という事で、解説書にある手順とハンドリング以外にセリフをどうするか、など色々と考えていると、どんどん手順が広がっていきました。
それを、より自然なハンドリングに変えるためにセリフを変えたり、立ち位置の移動など8割ほど完成しました。
道具のギミック部分をどうすれば違和感なく自然に作動させるかで悩みましたが、その解決方法もちょっとした事で見つけたので、良い手順になりそうです。
しかし、練習の最後にMAI が、
「これは道具があるから楽だなぁ。1から原理を考えて、道具を作ったり手順を考えるのと違うので、こんな事ばかりしていたら駄目だ。私のやりたいマジックは違う」
って言いだして、今作っている新しい演技用の衣装に着替えだしました。
忙しそうで、パンクしないか心配です。
私も協力出来るように、アイデアはないかなぁって思いながら「日本奇術文化史」を読んでいます。