森のなかまと楽しい10Holes

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みちのく伊達政宗歴史館。そして帰還

2012-08-18 15:15:55 | デフォ
松島に来てからどうやら伊達政宗が好きになってしまったようです。

福浦島から戻り燃料補給を超ハイテンションのワイフが有無を言わさず向かって行ったのは「みちのく伊達政宗歴史館」でありました。

「200体を超える蝋人形の歴史絵巻なんだよ~ワクワクするよね」とワイフ
「なんで蝋人形館なんだよぉ。。しかも歴史もんだし」
「観光地ならではなの!多分テイストが違うのでガラス美術館は明日!」
「・・・・」

というわけで、あまり歴史に興味の無い森のなかまはワイフに引きずられるように入って行ったのであります。


入り口にある「本日の伊達政宗公」というチョークボード。毎日変わるであろうこのボードには是非とも注目したいですね。。


入り口には有名な黒漆五枚胴具足が展示され、馬に乗る政宗公の勇姿がありました。
この黒い具足を見る度にワイフは「ダースベイダー」と言っていましたが、ベイダーの兜やマスクはこの具足が元になっていたようです
また、政宗の遺言で「絵や象には両目を入れる事」とされているため歴史館の全ての象には両目が入っているようです。


併設「みちのくで出会う、偉人たち」であります。宮沢賢治野口英世斎藤茂吉などなどなじみ深い方々がお待ちしています。


そしてここからが真骨頂であります。


輝宗(伊達政宗のお父さん)に梵天丸(伊達政宗)が生まれた事を知らせるシーンの脇に当時の津波の高さが示されていました。


15歳の初陣のシーンです。ワイフがニヤニヤしています。もう誰にも止められないテンションです。。。

と、おいてきぼりを喰らっているだけでも何なので、解説を聞いたり見ながら色々と想いを馳せてみる事にしました。


誰か人が座っていても分かりそうにないです。。


疑惑で豊臣秀吉に呼び出されたとき、白の死装束に金の十字架を背負い出頭するシーン。。。証拠文書の花押(かおう)の家紋に針の穴がある・無いで人生を切り抜けてきてしまうという生き方。。

色々と人間くさい逸話が多く、その内容に好き嫌いはあるのかもしれませんが、あるものを最大限に活用して生き抜いて行こうとする姿には惹かれるものがありました。

「うーん。伊達政宗いいかも。。」と私。。
「でしょー?」


展示を見終えてお土産屋さんへと向かいます。この暖簾(のれん)が夫婦の価値観をコナゴナに打ち砕きました。

「かっけーっ!」

この暖簾を購入するかしないかでワイフは最終日まで悩んでおりました(笑)

「玄関かなぁ。。お風呂場かなぁ。。絶対かっくいーと思うんだけど」

おかげで、随分な数の政宗グッズを買ってしまいました(笑)


歴史館を出て直にある「伊達かふぇ」のソフトクリーム。。政宗してます(笑)

お土産屋さんにある伊達政宗グッズを見つけては、あれがいい、これがいい、こんなのもあるよと至福の時間を過ごしたのでありました。

さて、結構良い時間になりましたので駅へと戻りホテルの送迎バスに乗り込みます。


これが「ホテル大観荘」の外観です。忙しいときは送迎バスが2台も出てしまうこの大きさ。


ラウンジです。大きいですよね。


朝食を頂いたラウンジレストラン。


外にはプールがついています。プールがついたホテルに自腹で泊まるのは初めてかも。。


そろそろお食事の時間ですね。


子供達向けのイベントも行われていました。


ちょっとお庭に出てみます。


夕暮れ近い太陽が雲の隙間から出て来たようです。


今日歩いて来た福渡島が見えます。こうやって遠くからみても「あの当りに砂浜があって」と少し分かるようになりました。

お風呂に入ったら二日目の大事に突入です。
連泊だったので二日目は洋食を選んでみました。和食はこちらの後半をご覧下さい

なお「お履きものはスリッパでも構いませんが浴衣はご遠慮下さい」との事。

7階にあるメインダイニング「潮騒」に行く頃にはすっかり日が暮れていました。
こんどは「おじいちゃん格」にあたる方がお世話をしてくれました。
柔らかい物腰とおしゃべりでスタートです。


飲んでみたかった「松島ビールのデュンケル」とワンコイン(500円)で飲める「一の蔵」を頼んでみました。

昔から黒ビールが好きでよく飲んでいましたが地ビールというジャンルにはあまり手を出した事はありませんでした。このデュンケルは謳い文句の通り香ばしい香りと甘みが美味しくて、ちょっと驚きでした。

一の蔵もランクは色々なのでしょうが、あっさりとしていて料理と良くあいました。



向日葵(ひまわり)に見立てたマリネ。冷やし過ぎでもなく一品ごとに持ち味があってウマイ!
これまた結構なボリュームがあります。一の蔵が進む、進む(笑)


選べるスープです。私はブイヤベースを、ワイフはカボチャのクリームスープを選んでみました。
真ん中はウニのフラン(カスタードプディング)。右がホタテのカダイフ包みというものでした。パリパリしていて楽しい触感です。
濃厚なスープでまた一の蔵が進む、進む(笑)


オマール海老のズッキーニ巻きに大根のコンフィ
「年輪仕立て」とありましたが、なんだか伊達政宗の兜のようにも見えてきました(笑)。細いパブリカが三日月で。。。でしょ?
一の蔵がここで無くなってしまいました(笑)。。


ここで、口直しにシャーベットが出ます。デザートで頂きたくなるような美味しさです。


メインの牛ステーキのトリュフ風味ソースです。しあわせー。
特筆なのが付け合わせの野菜!アスパラ、茄子が肉に負けじといい味でありました。


クライマックスのデザートは汽車ポッポのように連なる楽しい盛り合わせです。ポッポー!おなかもポンポーン!

昨日の和食といい、本日の洋食といい連泊にして両方を食べられてよかったとしみじみ思う森のなかま夫婦なのでありました。
また食べてみたいよぉ。。


部屋に戻り「V20Aを中心にした例のシステム」を起動し一服していると花火が見えました。後で調べてみましたが白石市の花火大会だったのでしょうか?かなり距離がある筈ですが。。。方角的には合ってるような。。。気にしない。。


町の灯りがが雲にうっすらと映っています。

適度にアルコールも回り沢山歩いた事もあり、本日もあっという間に眠ってしまった森のなかまであります。
夜中にもの凄い雷と雨があったそうですが朝迄気付く事はありませんでした。

それでは!

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