わくわくするという気分

　  30日土曜3時過ぎ、電話がありました。

　「あした朝一番で体験レッスン受けられますでしょうか？」

　『二番でしたら……11時45分からになりますが……』

　「午後に用事がありますので、それでしたら、これから、5時から受けられますか？」

　Ｍさんは、土曜の5時、20分ほど前にみえました。

　体験レッスンアンケートに記入した勤務先は、出版社名でした。

　ここを知ったのは『らくらく速読ナビ』で。

　受講目的は、「・仕事の効率を上げたいから。・趣味の読書量を増やしたいから」。

　好きなジャンルは、純文学、歴史小説、時代小説。ビジネス書の編集のはずなのに、ビジネス系にはマルがついていませんでした。
　
　        　「Ｍさんの体験レッスンの主なスコア10/10/30」たてサッケイド13　数字ランダム16、14　漢数字一行〇→147、三→138、一→108　たて一行ユニット61 スピードチェック34（1分）、34（1分）ロジカルテストＡタイプ17/17（3分）14/14（3分）イメージ記憶25/40（2分）、38/40(2分）初速1,200字/分

　バランスよくできています。

　編集者らしく、初速の1,200字/分も、「きちんと理解しながら読みました。ちょっとゆっくりめでした」ということでした。仕事柄ばかりでなく、本好き・読書慣れのレベルが違いました。
　　
 「本売れているんですね。出版界は狭いですから、どんな本がよく売れているかはわかります。すぐに消える本ばかりなのに、こちらの本はみんなよく売れていますよね」

　こちらよりずっと知っている雰囲気

　「著者」と「編集者」の親しさが生まれたわけでもありませんが、速読本について、ホンネで話してしまいました。

　Ｍさんが格好いいのは、仕事の出版依頼とかいうものではなく、ただ純粋に「体験」を楽しんでいたことです。こちらも「ひやかし」でないことがわかっていますから、一所懸命説明しました。


　たまたま、この時間、「序盤トレーニングをもっと伸ばしたい」の法科大学院受験生Ｍ氏（「Ｍさん」が重複しますので、男性のＭさんという意味です）がいました。講師に質問して遅れて帰る彼が、エレベータ前にきたとき、『Ｍさん、通ってみてどうですかー？』と水を向けました。

　「今すぐ入った方がいいですよ。そのぐらいいいです。僕の場合、試験もあり、最初の20回をモタモタ受けてました。今から考えると、できたら、20回までは短期間に通うのがいいと思います。それと、ここのブログ読まれることをおすすめします。僕は、最近毎回読むだけではなく、過去のものも印刷し、分析しようと考え始めています。読めばわかりますが、端々にヒントが書かれているんですよ。また……」

　ヒトの良さをもろに出して話すＭ氏でした。

　翌日曜、朝イチの時間にＭさんは入会。
　　　
　          「Ｍさんの体験レッスンアンケート10/10/31」・トレーニング内容はとても面白く、また、これまで本当に頭を使っていなかったのだなぁと痛感させられました。・トレーニング後にも、丁寧に説明していただき、それがまたとても面白く、久しぶりにわくわくするという気分を味わいました。これから、どうぞよろしくお願いいたします。

　「とても面白く、久しぶりにわくわく」のほとんどは、Ｍ氏の話にかかっています。

　本好き、出版関係者、実情をよく知るひとに評価されているのがありがたいです。 　


　Ｍさんは、日曜5限、用事を終えた後、またレッスンを受けていました。　　 真　



　
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