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絶対に押さえるべき本質と捨てても差し支えない枝葉の部分を見極める力が冴えてきている

 おとといの続き、Mさんの「受講70・80・90回目アンケート」と、最新スコアです

    「Mさんの受講70回目アンケート11/7/31」
   マイナス・困っていることは、特にありません。
 ・受講61回目にロジカルのレベルが上がって、解答スピードがガクンと下がりました。上位レベルならではの問題のため毎回つまづいているのですが、そうと知りつつ、改善することができず、自分の思考回路の意固地さに、いつも以上に悔しい思いをした10回でした。遅くとも、次の10回が終わるまでには、乗り越えたいと思っています。
    
プラス・どれだけ受講者数が多い回でも、松田さんや講師のみなさんが、受講生ひとりひとりの状況について正確に把握してくださっていて、ありがたいことと感じています。早くも受講70回。トレーニングそのものの面白さや効果の確かさとともに、教室の居心地のよさが、通い続けるうえでの強い動機づけになっています。
 ・小説を読むとき、以前よりも内容に深くのめり込めるようになった。面白い小説に対しては、思わず声をあげて笑ってしまうことが増え、逆に、小説を読みながら号泣することも増えた(こう書いてみて、ふと、独りで笑ったり泣いたりしているさまを想像してみると、我ながらちょっと気味が悪いですが……)。以前は、本を読んでもすぐに忘れてしまい、自分でも嫌になるほど、記憶にも心にも残らなかったのですが、トレーニングを通して、内容を鮮明にイメージ化しながら読めるようになってきたからでしょうか?
 ・文章を一望して(一望する、という発想も視野も入会前には持っていなかったものですが)、何がその文章の勘どころなのかを素早く判断できるようになった。その判断に従い、それぞれの文章に合わせて理解度を自分で調節しながら読むことで、情報収集の質や効率が格段に上がった。特に、仕事関係の資料や新聞など、情報に対する的確な取捨選択が必要な文章を読む際に役立っている。

   
「Mさんの受講80回目アンケート11/9/4」
   マイナス
・困っていることは特にありません。
  
  プラス・読書スピードはぐんぐん上がり、今の段階で既に、当初の目標をはるかに超えています。ただ、読書スピードが向上するとともに、読書欲や知識欲といったものも、それを上回る勢いで増加し続けているため、「もうここでトレーニングは終わり」という気持ちにはまだまだなれそうにありません。
 ・実用書を読むのが速くなりました。先日、子どもの教育や心理に関する実用書を10冊ほど読んで、そのテーマで企画書を書く、という仕事をした。一週間後には提出しなければならなかったが、600字×200ページ超の本を1冊あたり30分足らずで軽々と読めたので、余裕を持って企画書を仕上げることができた。一般向けに平易な言葉で書かれた本だったということもあり、内容も十分に理解できた。
 ・一方で、難解な内容の本や専門性の高いもの、自分が普段あまり読まないジャンルになると、まだまだ理解に時間がかかってしまう。この点は、トレーニングを続けるとともに、自分自身でももっと本を読み、自分の知識の下地を広げることで解消していきたい。
 ・小説の場合は、まだイメージ化することに時間がかかってしまい、細かい描写まできちんと理解しようとすると、スピードが落ちてしまう。また、びっしりと文字が詰まった本(たとえば文庫版で800字/pなど)の場合もやはりスピードが落ちる。今後の課題としたい。

    「Mさんの受講90回目アンケート11/10/23」
   マイナス
困っていることは特にありません。
 ・
10月は、通った回数も少なかったうえに集中力にも欠けており、反省すべきことの多い月でした。「何が何でもやる」という意気込みで集中して初めてよいスコアが出せるクリエイトでのトレーニングを通じて、それまで気づかなかった自分のメンタル面の弱さを痛感させられてばかりです。次の100回に向けては、気を引き締めて臨みます。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。
    プラスロジカルテストで、「正答率よりもスピードを優先する」という取り組み方を徹底できるようになり、しかも、正答率も上がってきた。じっくりと1問1問を考えてやっと正解を出すのではなく、省くべき思考は極力省き、効率よく正解に至ろうとする姿勢や思考形式が身についてきた。そのためか、仕事や読書を通じて文章に触れる際にも、絶対に押さえるべき本質と捨てても差し支えない枝葉の部分を見極める力が冴えてきていることを感じる。
 ・
一方、イメージ記憶ではこのような取り組み方がまだできておらず、長く30秒―30秒で停滞している。未だに、見た問題数と正答数がほぼ同じ。正答数が落ちても、とにかく全部見られるようにならなければと思いつつ、なかなか実行できずにいる。上でも書いた「まずは完答(すべてに目を通す)、正答率はやがてついてくる」という取り組み方を、100回までには徹底させたい。
 
・読書スピードが上がったおかげで読書量が増え、今まで読みたいと思いながら手をつけられずにいたものや、これまでほとんど読んだことのなかった分野にも手を伸ばすようになった。ただし、自分のあまり読んでこなかった分野の本の場合、まだ正直なところ、読書スピードは速いとはいえない。平易な言葉で書かれているものや自分にとって読みなれているジャンルの本については、著しく速くなっているが、ブログに登場する、「専門書を読むのが速くなった」という方たちの感覚は、今の自分ではまだ得られていないと感じる。それらの方たちと自分とを比べて、視野の広さやいちどきに目に飛び込んでくる文字の量の面では、おそらく大きな差はないと思うが、目に飛び込んでくる文字を瞬時に情報として処理・理解できるかどうか、という点で、私にはまだまだ課題が多い。
 ・この点については、特にイメージ記憶の停滞と関連があるのではないかと分析している。イメージ記憶では、平易な言葉であっても、すんなりとイメージ化できないことが少なからずある。語彙は少ないほうではないつもりでいたが、自分がいかに棒暗記ばかりして、きちんと理解できる生きた言葉として身につけていなかったのかと痛感させられる。


 
2日前、土曜日のスコアです。

  「Mさんの受講94回目の主なスコア11/11/12たてサッケイド70 数字ランダム9691 かなBP1612分) 漢数字一行〇→13,000、三8,600、一2,400  たて一行ユニット153166 スピードチェック(英)4048秒4046秒 ロジカルテストEタイプ29/302分35秒30/302分10秒) イメージ記憶17/4030秒)、36/4030秒) 『銀座のカラス』24,500字/分 理解度A-今日は、最初から最後まで、高い集中力を保ったままで取り組むことができました。イメージ記憶はあともう一歩。完答できるよう、頑張ります


 以下は、Mさんの受講92回目記録カードコメントです。

 「後ろのAさんにいいところを見せようと力みすぎて、かえって緊張してしまいました。まだまだ「自分との戦い」ができていないなぁと、猛省です

 「Aさん」とは、「たくさんの専門書に目を通している。改めて、読むことに抵抗感がなくなった」のAさんです。

 2人は、第55期文演メンバー。

 Mさんの受講92回目は、たまたまAさんと一緒のコマでした。

 「今日のマイ・ライバル」を見つけると、トレーニングには拍車がかかります。Mさんのような「自分との戦い」はその先になります。  
 




           
※クリエイト速読スクールHP
   

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コメント
 
 
 
反省。 (古い生徒3。)
2011-11-15 21:55:31
 あ、どうも。こんばんは。これだけ高いレベルに
到達してもなお、上を目指す。その取り組む姿勢、
見習わなくてはなりません。

 70回目アンケートのプラスの7行目。
「のめり込めむように」は「込む」か
「込める」でしょうか?

 こういうところが気になるようではダメですね。
反省です。

 おやすみなさい。
 
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