コロンブドール

Les Films de la Colombe d'Or 白鳩が黄金の鳩になるよう人生ドラマを語る!私家版萬日誌

渋沢栄一氏が越後小京都加茂に来町した当時の時刻表有りました!

2021-03-28 | La Colombe d`Or
今大河ドラマの主人公 渋沢栄一氏が1910年夏に来県した時の時刻表がありました。明治40年3月号「汽車汽船旅行案内」 復刻版明治大正時刻表 で明治39年9月1日改正 で 1910年明治43年当時の長岡駅 加茂駅 新潟駅の時刻を把握できます。
長岡駅発 5:50   9:09   12:20   3:25am
加茂駅発 7:06   10:30    1:34    5:04am
新潟駅着 8:15   11:43    2:50    6:22am
故に長岡駅を9:09発車し、加茂駅には10:30に着き、加茂農林学校で11時過ぎから一時間ぐらい経済講義をして、昼12時過ぎから歓迎昼食会を加茂市民と共にし、午後1:34発の汽車で新潟に向かい午後2:50に新潟駅に着いたようです。 推測ですがー。
なお長岡駅発5:50発の汽車も可能ですが連日の講演ですのでやはり推測通りのほうが自然ですねー。
参考までに。
またこの当時、加茂駅は時刻表に三条駅、新津駅より大きな字で載ってます!
なお北越鉄道は、渋沢栄一氏が発起人です。故に上野から軽井沢回り直江津経由北越鉄道全線開通も視察を兼ねた新潟長野旅行のようです。
 
 
 

新潟市新津美術館「生誕100年記念 日本画家 横山操展」を観てきました。

2021-03-11 | La Colombe d`Or
先日新潟市新津美術館で開催されている「生誕100年記念 日本画家 横山操展」を観てきました。この展示会は、佐野和宏監督が観たくて新潟に来る予定でしたが、新型及び異種株コロナウィルス緊急事態宣言延長と新潟県独自の緊急事態宣言で他県者との接触を出来るだけ控えるとのことで、病院関係での出入りは二週間の間を観察しないと県外者との接触者は出入り禁止なので佐野監督には申し訳なかったのですが来県中止とさせて頂きました。その代わり、こん横山操展図録を買ってきてくれとの申し出が有りました。故に私がこの横山操展を観て、図録購入しに参った次第です。
さて横山操画伯といえば、赤富士 です。よく銀行の一枚物カレンダーになっていて不思議に親しみのある名画です。しかしこの展示会で実物を観てその素晴らしさの秘密をみつけました。それは富士山の9合目なのか10合目なのでしょうか火口から下の山肌の筋になって流れている場所場所の色使いが淡く違っていてその色の濃淡がこの赤富士の肌良い感触を感じさせ山の険しさと優しさが混ざり合いなとも言えない富士山を奏でていました。やはりカレンダーなどの印刷物では得られない、本物の絵画の魅力を感じました。
また横山操画伯は、シベリア抑留から日本に復員してからものすごい量の絵を描いていたことに驚きます。その絵が今回ズラーと観れました。それもいろいろなシチュエーションの絵をですー。第2章 青龍社時代の横山操― 画風の確立と飽くなき挑戦は見ごたえあります。あの《塔》1957年も巨大な焼け果てた大きさで観られます。また私個人では 月下 月明など月がモチーフになっている絵に魅了されました。ずーと観続けていたい作品ですねー。
横山操画伯は、新潟 吉田の出身で枚数は少ないですが、越後平野からの弥彦山と角田山を描いてます。やはり私の加茂からでもその夕陽が綺麗ですが、横山操画伯も越後平野の夕陽を気にいいているようです。その夕陽を 茜 といってます。私も越後平野の夕陽を 茜 と言いたいとおもます・・・。🙂
また横山操画伯の本物の絵を観て、館内に処々置いてある図録作品と見て比べると嶄然に図録作品の色が違うことを知ります。やはり本物に近づくことはまだまだ不可能のようです。是非、今横山操画伯の素晴らしさを感じて下さい! 今月21日迄です!!
佐野監督には、申し訳なかったですが代わりに私が観てきてこの感想をお伝えします。 すみません。
ただひとつ、この美術展の絵がすべてガラスケースに入っていて、そのガラスにライト等が映り込み見づらかったです。赤富士は、入ぐり近くでドアが開いたままですのでその外光が赤富士のガラスに映り見づらく、目線を上からしたり、下に持っていったりしないといけなかったです。この名画もそれで半減してしまいます。しかし日曜の午後にも関わらず観客が少なかったので時間をかけ一人で観られたので 赤富士 の魅力を感じられることが出来たのですが・・・。今度はガラス無しで名画を観たいものです。

生誕100年記念 日本画家 横山操展 公式HP
https://www.city.niigata.lg.jp/nam/exhibitions/fy2020exh/misao2020.html?fbclid=IwAR0YjGOGuFKHXQftpyGKLFIB-5PjUjyXecgPsMVG4YJb0Z3Qck5sudyZ6WI



渋沢栄一記念館に昨年2月22日に来館しました! こんなすごい人が越後小京都加茂に来てたと!

2021-03-07 | La Colombe d`Or
昨年2月22日に深谷市近くまできたので、さらに足を伸ばして渋沢栄一記念館に寄ってました! 住所が 血洗島 でびっくりし怪しい場所と想像してましたがまったく違ってました。😁
深谷駅からはバスで行きましたが、郊外で結構乗りましたー。駅前には渋沢栄一氏の銅像があります。
記念館はなかなか渋沢栄一氏が、日本資本経済社会とグローバル経済が氏と共に歩んでいた歴史が展示されていました。渋沢栄一氏が欧米で気づき学んだ事柄が、欧米の歴史文化を取り入れ日本が近代社会になっていく様子が大変興味深かく面白かったです。
記念館の一階、二階隅々まで見て下さい。TVドラマより渋沢栄一氏の偉大さを認識できます!!
なお、この日は午後に遅い時間に来館したので、血洗島 の生家を次回と思い見なくて帰りましった。コロナウイルスの影響がなければ、バイクチョイノリでこの春先にまた渋沢栄一記念館に行こうと考えていたのですが・・・。まだまだのようです。
また先には明仁上皇もみえられていました。

また後日知ったのですが、こんなすごい人が越後小京都加茂に1910年 明治43年 に加茂農林学校において経済講義しに来てたとは驚きです!

渋沢栄一記念館関 デジタルミュージアムHP
http://www.city.fukaya.saitama.jp/shibusawa_eiichi/index.html